うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-4-24 今週の米国株状況

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2021-4-24 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+102.05、+0.73%で小幅上昇。S&P500小幅上昇、NYダウは横ばい

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+198.40、前日比+1.44%の上昇、

S&P500は+45.19、前日比+1.09%の上昇、

NYダウは+227.59、前日比+0.67%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが14,016.81、

S&P500が4,180.17、

NYダウが34,043.49でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+102.05、+0.73%の小幅上昇、

S&P500が+16.91、+0.40%の小幅上昇、

NYダウが-33.81、-0.10%で横ばいとなりました。

今週は終わってみれば、3指数ともほぼフラットですが、途中、バイデン大統領によるキャピタルゲイン増税検討の発表があり、大きく下げました。その後、株価は戻っています。

AT&Tが好決算!株価は4%上昇。携帯電話契約者数増と動画配信サービスが好調でポジティブサプライズ

うさのポートフォリオにあるディフェンシブ銘柄、AT&Tの決算発表がありました。結果は良く、決算発表後に株価は4%上昇しました。

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AT&T(T)

日頃は株価が暴騰も暴落もせず、淡々と指数に合わせて上下する、超つまらないディフェンシブ株ですが、決算がポジティブサプライズとなり珍しく大きく上げました。

AT&Tは日本で言うところのNTTのような企業です。よく言えば安定、悪く言えば古い体質。通信網が絶えない限りは存在し続ける、全国民のためにある企業と言えます。

決算では、携帯電話契約者数が1Qで60万人弱増え、アナリスト予想の倍という結果でした。これがサプライズでしたね。

また、傘下のワーナーメディアの動画配信サービスが好調で利益を押し上げました。うさがAT&Tをホールドしている理由は、この強いコンテンツを保有しているところですね。

コンテンツといえば、ネットフリックスやディズニーが評価されていますが、AT&Tが持つワーナーメディアのHBOも負けてません。

AT&Tは高配当銘柄としても有名です。株価が上昇した現在でも、配当利回りが6.6%と高い水準です。

来週も重要なイベント満載。FOMC開催。テスラ、アップル、グーグル、アマゾン、フェイスブック決算発表

来週も重要イベントが待っています。

4/27と28はFOMC。バイデン大統領による、キャピタルゲイン増税検討の発表で動揺が残る中、FRBパウエル議長による金融政策の舵取り注目が集まります。

好調な決算発表が続く中で、景気回復やインフレ予測による金利政策の方向感は株価に大きく影響を与えます。

また、来週はハイテク大型株が揃って決算発表をします。EPSなど間違いなく良い数字が並ぶと思いますが、問題は投資家の期待を越えられるかどうかです。

特に、フォーキャスト。将来の業績予測が注目となります。これが弱気だと間違いなく売られます。

ネットフリックスの契約者数が弱気だったことで株価が急落しましたが、フェイスブックでも同じことが起きないか心配です。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-4-20 週明け米国株の状況

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2021-4-21 NASDAQ市場

NASDAQは-137.5、-0.98%で下落、S&P500、NYダウは小幅下落

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-137.58、-0.98%の小幅下落。

S&P500は-22.21、-0.53%の横ばい。

NYダウは-123.04、-0.36%の小幅下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は13,914.77、

S&P500の終値は4,163.26、

NYダウの終値は34,077.63でした。

米10年債金利が1.6%まで上昇し、ドル安に向かったことで、3指数とも株価は下落しました。週末の仮想通過暴落や、テスラの事故など、特に個人投資家のセンチメントが悪化したことも下落の要因と考えられます。

ネットフリックスの決算に注目

先週から1Qの決算発表が始まっています。ゴールドマンサックスなど、金融関係の好調っぷりが発表されました。

今週は、火曜のアフターで発表されるネットフリックスの決算に注目です。ハイテク銘柄では一番早く発表されます。

今年初めに発表された2020年の4Q決算では、すさまじい結果が発表され神決算をたたき出しました。

前回が良かっただけに、成長シナリオをどうこなしていくかが注目されます。ハイテク銘柄全体のセンチメントにも影響する注目の決算になります。

アナリストの予想では、EPSがYoY+90%の$2.98、売上がYoY+24%の$70億ドルとなっています。アクティブユーザー数の伸びや、1人当たりの課金額も重要な指標となります。

また、今後の見込みの内容、新作スケジュールなど、戦略的な内容が株価に大きく影響します。これが弱いと、結果としての決算を確認してからの事実売りも警戒です。

金利はまだ高くない。ワクチン供給不安、変異株でWFH銘柄に光がさすか

月曜日はセンチメントの悪化で、リスクオフによるドル売り、債券安(金利上昇)株安に見舞われました。しかし、金利水準は心理的な目安1.6%にいるのでそれほど高くはありません。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン供給一時停止や、欧州、南米で猛威をふるう変異株への不安が、景気回復への期待を減速させています。南半球はこれから冬となるので、新型コロナの感染拡大が予想されます。

これは逆に、これまで売られていたWFH銘柄に再び光がさすことを予感させます。そういった意味でも、ネットフリックスの決算への株価の反応は注目に値しそうです。

ワクチンブーストで上げてきたバリュー銘柄、オールドエコノミーも天井に差し掛かっているのかもしれません。特にリカバリー関係は決算で事実売りが加速する可能性があります。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-4-17 今週の米国株状況

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2021-4-17 今週のNASDAQ市場

今週のNASDAQは+202.34、+1.44%で上昇。S&P500、NYダウは先週に引き続き最高値更新

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+13.58、前日比+0.10%の横ばい、

S&P500は+15.05、前日比+0.36%の小幅上昇、

NYダウは+164.68、前日比+0.48%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが14,052.34、

S&P500が4,185.47で最高値更新、

NYダウが34,200.67で最高値更新でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+202.34、+1.44%の上昇、

S&P500が+57.48、+1.37%の上昇、

NYダウが+290.59、+0.85%で上昇となりました。

4月に入ってから米国株式市場が好調です。今週も3指数揃って上昇し、S &P500とNYダウは最高値をまた更新しました。NASDAQの最高値更新は目前まで迫ってきました。

コインベース(COIN)がダイレクトリスティングで大型上場。初値380ドルから一時429ドルへ急騰、直後310ドルへ急落。

仮想通貨取引所大手、コインベース(COIN)がNASDAQへダイレクトリスティングで直接上場しました。

ダイレクトリスティングによる上場とは、新規株式公開(IPO)による新株を発行せず、既存の株式を上場させる方法です。

新株を発行しないということは、資金調達手段として新規の資金調達に頼らず、公開前の株価と公開後の株価の差額が調達額となります。そのため、株式公開の第一目的は資金調達ではなく、別のところにあると言えそうです。

最近ではロブロックス(RBLX)も同じダイレクトリスティングで上場を果たしました。

さて、コインベース上場の直前までビットコインは66000ドルあたりまで急騰していました。上場後、反落して現在は61000ドルあたりで落ち着いています。

これにより、個人投資家に人気のビットコイン関連銘柄が乱高下し、それに伴って他の銘柄の下落にも影響を与えたと思われます。うさのポートフォリオでもスクエア(SQ)が影響を受けました。

しかしながら、相場全体的に地合いはよく、影響は限定的だったと思います。それ以上に、特に大型ハイテク株が市場を牽引していました。

米国債の入札は順調。国債の買いも入り、10年債金利は1.6%を切る水準に。

3年、10年、30年の米国債の入札が実施されましたが、順調に落札されたようです。また、国債の買いも集まり、米10年債の金利は一時1.5%前半まで下がりました。現在は1.6%を切る水準です。

金利が下がった影響で、ハイテク株、時価総額の小さい中小型株が復活の狼煙をあげています。

コロナウイルス変異株など、世界的にはその脅威が再び高まっている状況で、景気回復への過剰な期待が適度に抑えられていることが、国債の買いに繋がっています。

また、注目された金融銘柄の決算は、非常に良い結果でした。神決算と言っても良いと思います。特にゴールドマン・サックスなど投資銀行系は予想を大きく上回る決算でした。昨年から続く、SPAC上場ラッシュによる収益大幅増が要因のようです。

ただし、決算のインパクトほどは株価は反応していません。金利低下や、アルケゴス問題による損失、変異株によるコロナ感染の不透明感など、今後の見通しがそれほど明るくない側面もありそうです。

いずれにせよ、今週はネガティブな動きもなく、かといって過熱感もなく、個人投資家にとっては心地の良い相場だったのではないでしょうか?

ゴルディロックス(適温)相場再び。という声も聞かれます。急騰もせず急落もしない状況がしばらく続くでしょうか。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-4-13 週明け米国株の状況

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2021-4-13 NASDAQ市場

NASDAQは-50.19、-0.36%で小幅下落、S&P500横ばい、NYダウ小幅下落

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-50.19、-0.36%の小幅下落。

S&P500は-0.81、-0.02%の横ばい。

NYダウは-55.20、-0.16%の小幅下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は13,850.00、

S&P500の終値は4,127.99、

NYダウの終値は33,745.40でした。

今週から決算が始まるので、それまで様子見なのか出来高も低く、利益確定による3指数ともに下落でした。なお、米国3年債、10年債の入札は無事に終わり金利の大幅上昇は避けられました。

地合いはそれほど悪くない。個人投資家の参加率悪く、機関投資家主導の株式相場

2月末から起こった、大きな株価調整により特に米国個人投資家の参加率が悪くなっているようです。それが出来高の低さに現れています。

パンデミックを機に、急速に増えた個人投資家ですが、ゲームストップ騒動でも注目されたように一時は機関投資家と対抗するバイイングパワーを持っていました。

相場を左右するような旺盛な買いの力があったのです。それがこのところの調整で資金力を失ったか、モチベーションが低下したのかわかりませんが、個人投資家熱が盛り上がりに欠けているようです。

機関投資家による、いわゆる往復ビンタ。つまり、ショートスクイーズで上昇した高値で掴まされ、ショートで引き摺り下ろされる。そこを機関投資家に拾われ、株価は元に戻る。これで派手に損失を被った個人投資家の退場が、ひょっとするとあるのかもしれません。

金利も落ち着き地合いは決して悪くありません。機関投資家の動きをよく見て、慎重なトレードを心がけていれば大損はしないと思います。うさはロクとズームとイーハンでやられてますが、その他は順調に利を伸ばしてます。大丈夫です。

好決算続出か?注目の1Q決算シーズン

米国債の入札は順調に進み、ひとまず第一のリスクは消えました。決算シーズンの始まりとしては良い雰囲気です。

水曜が、JPモルガンウェルズ・ファーゴ、ゴールドマンサックス。

木曜が、バンク・オブ・アメリカ、シティ、ブラックロック、チャールズ・シュワブ、USバンコープ

金曜が、モルガン・スタンレーバンク・オブ・ニューヨーク・メロン

と、今週は金融関係の決算が集中しています。

来週は、コカコーラ、IBMジョンソン・エンド・ジョンソン、プロクター&ギャンブル。そしてテック系ではネットフリックスが予定されてます。

ネットフリックスは前回、神決算だったので成長率がどう出るか注目されます。また、テック系では一番乗りの決算発表なので、その後に続くテック企業の決算の印象を左右しそうです。

今週は金融全体の状況。来週はテック系の方向感を見る点が重要なポイントとなりそうです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-4-10 今週の米国株状況

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2021-4-10 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+194.60、+1.40%で上昇。S&P500、NYダウはまたも最高値更新

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+70.88、前日比+0.51%の小幅上昇、

S&P500は+31.63、前日比+0.77%の小幅上昇、

NYダウは+297.03、前日比+0.89%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが13,900.19、

S&P500が4,128.80で最高値更新、

NYダウが33,800.60で最高値更新でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+194.60、+1.40%の上昇、

S&P500が+50.89、+1.23%の上昇、

NYダウが+273.41、+0.81%で小幅上昇となりました。

10年債金利が落ち着き、相次ぐ好調な経済指標の発表で、3指数とも上昇基調です。特に、GAFAMに資金が入りNASDAQが回復しています。出来高も過熱感はなく、債券と株式と資金が行ったり来たりしながら株式市場は心地良い上昇という雰囲気です。

直近の上値抵抗線をブレイクしたロク(ROKU)、三角持ち合いを形成しているズーム(ZM)

うさのポートフォリオで圧倒的マイナスとなっているロク(ROKU)とズーム・ビデオコミュニケーションズ(ZM)のテクニカル分析を紹介します。

まず、ロクですが広告系銘柄の好調に引っ張られ、株価が回復基調です。

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ロク(ROKU)3ヶ月チャート

直近の上値抵抗線365ドル付近をブレイクし、380ドルを試す展開になりそうです。金利動向で株価は上下しますが、ブレイクした365ドルを今度は下値支持線として維持できるかが見極めのポイントとなります。

ここでしっかりとした支持線を確認できれば、セオリー的には買いとなります。うさは450ドルで購入してしまっているので、プラ転まではまだ遠いです。。。

次に、ズームです。コロナ変異株の拡大などありますが、すでにリモートワークに必須のインフラと認められ、いわゆるWFH銘柄とは一線を画しているとうさは思うのですが、市場的にはWFH銘柄の代表とされ売り圧力が強いです。

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ズーム・ビデオコミュニケーションズ(ZM)3ヶ月チャート

直近の300ドル付近を底に、下値を切り上げ、かつ上値は抵抗線に抑えられているチャートとなっており、その上下のレンジがだんだん狭まっています。

これは三角持ち合いというテクニカル分析の形を表していて、下値を切り上げている形は上にブレイクアウトする可能性が高いと言われています。

うさは420ドルで購入しているので、こちらもプラ転まで遠い道のりです。

来週は1200億ドル規模の米国債入札。金利動向に注意。1Qの決算シーズンも開始、事実売りにも要注意

来週は、米国3年債、10年債、30年債の入札が行われます。1200億ドル規模だそうです。好調な経済指標と裏腹に、インフレ懸念がつきまといます。

インフレは将来の通貨の減価を意味しますので、国債金利には敏感に現れます。インフレ懸念が加熱すると、その減価分を加味した金利を要求することになるので、金利は上昇してしまいます。

金利が上昇すると、企業の将来成長に対する評価(バリュエーション)は低下してしまうので、グロース株は不利となります。これが2月末から起こっている、NASDAQの不調につながっています。

10年債金利で1.7%付近が市場が受け入れている水準と思われます。最近のNASDAQは、この金利に耐性がついてきているので、多少の金利上昇は大丈夫でしょう。しかし、これが1.8%に近づくと再びNASDAQの急落を招きそうです。

一方、ゴールドマンサックス、JPモルガンなどの金融セクターを皮切りに1Qの決算発表が始まります。業績は良いと思われますが、市場の予想とのギャップ、将来見通しが弱気だと株価は下落します。

金融セクターは金利が高くなると収益も向上するので、米国債入札の結果も影響してきそうです。

株は噂で買って事実で売ると言われますが、決算を見て売る。つまり下落する動きにも注意が必要です。特にグロース株はその傾向が強いです。決算前に利益確定するというオプションも銘柄によっては有効でしょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-4-6 週明け米国株の状況

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2021-4-6 NASDAQ市場

NASDAQは+225.49、+1.67%で上昇、S&P500、NYダウは上昇で共に最高値更新

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+225.49、+1.67%の上昇。

S&P500は+58.04、+1.44%の上昇。

NYダウは+373.98、+1.13%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は13,705.59、

S&P500の終値は4,077.91で最高値更新、

NYダウの終値は33,527.19で、こちらも最高値を更新しました。

先週の3月雇用統計が予想以上に良かったことと、ISM指数が良かったことで景気回復への期待感から3指数とも上昇しました。S&P500 とNYダウは再び最高値更新です。

全面高だが、相対的に中小型株から大型株へ資金がシフト

イースターの3連休明けの月曜日は、3指数とも全面高となりました。

ひさびさにGAFAMといったハイテク大型株が上昇を牽引し、テスラも販売台数の好調を発表して大きく上昇しました。

10年債金利が1.7%付近で投資家心理的にも、金利水準に慣れてきたこともあり、金利上昇には耐性がついてきています。

反面、グロース株を中心とする中小型株は相対的には冴えない相場でした。大型株や債券に資金がシフトした可能性もあります。

また、指数は上昇したのですが、出来高がいまいち伴っていない上昇でした。ロンドンや中国市場が月曜まで休みということも関係するのでしょうか。投資家が買いに向かったという感じではありません。裏を返すと過熱感はなかったということです。

最高値を更新しましたが、力強く買い支えられたという結果ではなく、するすると上昇してしまったという印象かもしれません。

クリスマスや正月など祝日付近はどうしても相場参加者が少なくなり、値動きが軽くなりがちです。

雇用統計はポジティブサプライズ。予想を27万人上回る

先週金曜の祝日に発表された3月の雇用統計は、予想をはるかに上回る好結果でした。

レジャーや接客業を中心に、前月比91万人増と大幅に増えました。ワクチン接種による景気回復に備えた雇用増とも考えられますが、観光のシーズンインに向けた一時的な雇用の可能性もあります。

米国疾病対策センター(CDC)が旅行に関して楽観的な指針を示すなど、観光業に追い風が吹いてきていそうです。

木曜に発表される、新規失業保険申請件数が注目されます。好調な雇用統計の結果を裏付けることになるかどうか。

一方、欧州の新型コロナ状況や、感染拡大が目立つブラジルなど、各国の動きが気になります。半導体不足や製造業のサプライチェーンの麻痺もまだ解消していません。

米国内はリスクファクターがだいぶ減り落ち着きを見せ始めていますが、外部環境の変化には引き続き注意が必要です。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021年3月 資産運用実績

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2021-3月 NASDAQ(青)/S&P500(緑)/NYダウ(オレンジ)

第一四半期が終わりました。3/31時点の、うさの米国株ポートフォリオはこのようになりました。年初からのポートフォリオ見直しは続いています。

課題であった金鉱株をやっと売却することができました。ハーモニー・ゴールド・マイニング(HMY)は売却後、上昇してしまいましたが、バリックゴールドに関してはギリギリのタイミングで売り抜けられたと思います。

金利や需給に振り回され荒れた相場の中、リカバリー銘柄を物色したり試行錯誤しました。セクターローテーションを乗り切り、ハイテクグロース株割合を増やしたポートフォリオへ戻しました。

全体では16.53%の利益、前月比+1.9%のプラスでした。キャッシュは使い切りフルインベストメントです。

米国株現物

銘柄 ティッカー 保有数量 取得単価($) 評価損益($) 対前月($)
アファーム・ホールディングス(NEW) AFRM 10 77.39 -66.70 -
クラウドストライク(NEW) CRWD 20 195.47 -259.20 -
ドラフトキングス DKNG 20 60.7 +12.60 -4.00
イーハンホールディングス EH 60 61.65 -738.30 +180.90
ハイアカー HYRE 100 10.28 -48.00 +38.00
iShares 米国不動産 ETF IYR 20 82.39 +191.00 +91.80
ジョンソン&ジョンソン JNJ 10 140.15 +242.00 +58.90
リフト LYFT 50 57.23 +297.50 +374.00
マグナ・インターナショナル MGA 20 74.37 +136.70 +38.40
スリーエム MMM 20 173.58 +382.00 +352.40
オクタ(NEW) OKTA 10 221.09 -6.60 -
オン・セミダクタ ON 100 35.18 +643.00 +134.00
ペリオンネットワーク PERI 100 16.52 +138.00 -208.00
パーソナライズ PSNL 20 40.70 -321.80 -124.40
ペロトンインタラクティブ(NEW) PTON 10 113.56 -11.20 -
ロク ROKU 10 452.20 -1,264.30 -697.10
スクエア SQ 30 209.08 +539.10 -142.10
AT&T T 50 29.15 +56.00 +119.00
Direxionデイリーテック株ベア3倍ETF(NEW) TECS 25 8.04 -15.25 -
台湾セミコンダクタ TSM 50 127.23 -447.50 -205.70
ツイッター(NEW) TWTR 50 67.20 -178.50 -
ビザ V 10 172.04 +396.90 -6.60
バンガード 米国情報技術セクター ETF VGT 10 312.17 +463.20 +19.90
バンガード・FTSE・エマージングマーケッツETF VWO 50 52.02 +1.50 -22.00
ズームビデオコミュニケーションズ ZM 30 418.32 -2,910.90 -1,569.60

売却

ハーモニー・ゴールド・マイニング(HMY)

2ドル台の頃からずっとホールド。昨年8月の大相場での売却タイミングを逸し、なかなか売却できませんでした。値下がりしたハイテク株への投資資金としてやっと売却。

バリックゴールド(GOLD)

HMYとセットでホールドしていた金鉱株。バークシャー・ハサウェイが投資したことでも有名。金鉱株は合わせ70%ぐらいの利益確定。

マリオット・インターナショナル(MAR)

リカバリー銘柄として、財務体質の良い高級ホテルチェーンを購入しましたが、新型コロナ再燃で株価は冴えず、薄い利益のまま利確。

スキルズ(SKLZ)

オンラインゲームやeスポーツにおける賞金プラットフォームということで、期待していましたが、金利乱高下による不安定な株価を嫌気して売却。

新規購入

金利上昇によるハイテクグロース株の売られ過ぎ状況を捉えて、これまで手が出せなかった優良株に値頃感が出てきました。いくつか新規購入しています。

アファーム・ホールディングス(AFRM)

www.affirm.com

ペイパル出身のレブチン氏が立ち上げたフィンテック企業です。いわゆるクレジットカードのリボ払いのようなサービスを、クレジットカード不要で実現するサービスです。リボ払いの金利は固定ですが、アファームのサービスはユーザーの与信に応じてダイナミックな金利がリアルタイムに設定されるところが革新的です。

クラウドストライク(CRWD)

www.crowdstrike.jp

クラウドストライクはウイルスなどのサイバーテロを防ぐインターネットセキュリティの企業です。セキュリティに関する幅広い事業を手がけていますが、わかりやすい例で言うと、ウイルス対策サービスがあります。

これまでのウイルス除去ソフトは定期的にウイルス定義ファイルを更新する必要がありましたが、クラウドストライクはクラウドネイティブのサービスなので常に最新の定義ファイルとなり、安全性が高い上にメンテナンスも不要となります。

オクタ(OKTA)

www.okta.com

オクタはクラウドサービスのIDを一括管理できるプラットフォームの企業です。クラウドサービスのログインで、Googleアカウントでログインできるものを見かけた方は多いでしょう。あれがオクタの代表的なサービスです。

オクタは自社をインターネット上のアイデンティティプロバイダーと位置付けており、あらゆるクラウドサービスの認証を一括で管理できるように事業を強化しています。

ペロトン・インタラクティブ(PTON)

www.onepeloton.com

NASDAQの下落によって、かなり魅力的な株価になってきたので再び購入しました。ホームフィットネス市場での圧倒的プレミアムブランド力。決算も良かったので下落したタイミングを狙ってました。

ツイッター(TWTR)

これはもう説明不要ですね。サブスタックのようなメルマガ配信のスタートアップ企業レビューの買収、Clubhouse対抗のスペースのベータテスト開始や、投げ銭機能を持ったスーパーフォローの発表など、ターゲットを明確にクリエイターに絞った収益化サービスを次々に打ち出しています。

これまで広告モデルに頼ってきたビジネスモデルが大きく変わり急成長することを期待しています。NFTとの相性もよく、仮想通貨との連携や、スクエアとの合併もありえるかも?など今もっとも夢が膨らむ企業です。

ハイテクグロース銘柄に投資したことで、今月は苦しい相場でした。マイナスに転じた銘柄が多く、米国個別株では、今月は-4%の損失、先月からは6%以上の下落でした。来月に期待です。

つみたてNISA|全米株式インデックス

銘柄 保有数量 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
楽天・全米株式インデックス・ファンド 1,192,318.22 11,041 +382,301.88 +76,446
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 554,883.30 12,039 +74,566.93 +34,920

つみたてNISAは、昨年から信託報酬が一番安いSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに軸足を移しています。

3月半ばに10万円分追加投資しました。今年の残り枠は15万円弱です。今年は何かと物入りで、追加入金のタイミングが難しいです。米国株で盛大に利確をしたので税金の控除でも円残高が削られてしまいました。

S&P500は長い目で見れば右肩上がりと考えれば、つみたてNISAに関してはなるべく年初に一括投資するのが最適なのですが、今年は上手くやりくりしてタイミングを図るしかありません。

つみたてNISAでは、今月は26%の利益、先月からは6%上昇しました。

2021年も同様に米国株に一点投資していきます。

ジュニアNISA|米国株現物

銘柄 ティッカー 保有数量 取得単価($) 評価損益($) 対前月($)
グローバル・X・ビデオゲーム・アンド・EスポーツETF HERO 10 27.67 +37.5 -12.30
リフト LYFT 5 56.28 +34.5 +37.40
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF QQQ 5 312.09 +35.20 +24.95
スクエア SQ 5 202.36 +123.45 -14.90
バンガード 米国情報技術セクター ETF VGT 3 300.00 +175.47 +5.97
バンガード 米国増配株式ETF VIG 30 138.30 +263.40 +236.10
バンガード トータルストックマーケット ETF VTI 90 145.49 +5508.00 +594.90

契約数が絶望的に少なく、ついにディスコンになることが決まったジュニアNISAですが、うさは3人の子供全てに等しく、このような構成で積み立てています。つみたてNISAと違い、米国株に直接投資できるのが魅力です。

子供たちの将来に来たる、インフレによる貨幣価値の減少、それによるドル高・円安時代に備えて、ドル資産を残してあげたいと考えてます。

年間80万円の入金力がある限り、ジュニアNISAでETFや個別株を購入するときは、配当が出ないグロース株が一番有利となります。グロース企業は、配当を出す代わりに自社の成長に充てるため、株価は上昇しやすいのです。

一方、配当や分配金をいただいても寝かせておくか、80万円の枠を消費して購入することになり、有効に活かすことになりません。

ジュニアNISAでは、今月は22.5%の利益、先月からは3%上昇しました。

確定拠出年金|外国株式インデックス、海外債券

銘柄 時価評価(¥) 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
DIAM外国株式インデックス 4,483,364 3,716,064 +713,300 +174,145

確定拠出年金は外国株式インデックスに一本化しています。3指数の好不調の波はありましたが、最高値更新を繰り返し、全体としては上昇基調です。

今月は15.9%の利益、先月からは3.9%上昇しました。

その他|日本株ビットコイン

銘柄 証券コード 保有数量 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
東洋水産 2875 100 3,995 +65,500 +17,900
アルコニックス 3036 100 1,098 +55,600 +1,100
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) - 36,009.00 12,599.55 +6,046 +2,434
ビットコイン BTC 0.114584 100,000 +646,914 +189,304
イーサリアム ETH 2.4103 100,000 +418,005 +149,824

その他金融資産です。株主優待目当てで日本株を少しと、仮想通貨です。

マルちゃんの東洋水産は、円安や小麦の高騰によるコスト高が懸念され下落基調です。含み益は16%と少し回復しました。3月が優待権利付きです。もちろんがっちりホールドです。

株式優待は、2000円相当の詰め合わせです。日本のラーメン文化と美味しさを海外に広めてくれてる優良企業です。

アルコニックスレアメタルの商社です。電子部品の需要増による、レアメタル市場の高騰によって株価は上向きで、50%近い含み益となってます。

ここは株主優待として、2000円相当のカタログギフトを用意してくれます。

日本個別株では、今月は19.2%の利益、先月から3%上昇しました。

仮想通貨は、ビットコインイーサリアムが再び上昇となりました。一度下落しても底堅く反発し、金融市場での存在感はますます高まっています。

イーサリアムは通貨としてだけでなく、分散型金融(DeFi)のプラットフォームとして期待が高く、またNFTの基幹技術としても採用されており、今後の成長が楽しみです。

うさは10倍になるまでビットコインイーサリアムもホールドです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

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