うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-4-2 今週の米国株状況

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2021-4-2 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+420.46、+3.12%で大幅上昇。S&P500初の4000越えで最高値更新、NYダウは横ばい

今週はイースター前の金曜日で祝日のため、木曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+233.23、前日比+1.76%の上昇、

S&P500は+46.98、前日比+1.18%の上昇、

NYダウは+171.66、前日比+0.52%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが13,480.11、

S&P500が4,019.87で最高値更新、

NYダウが33,153.21でした。

月曜から木曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+420.46、+3.12%の大幅上昇、

S&P500が+48.78、+1.21%の上昇、

NYダウが-18.16、-0.05%で横ばいとなりました。

今週はNASDAQが急回復で大幅高となりました。リバランスが一服し、NASDAQに再び資金が流入しています。S&P500は初めて4000ポイントの大台に乗せました。4/1、新年度として幸先のいいスタートですね。

リカバリー銘柄、バリュー株はバリュエーションの天井まで達したか。ハイテクグロース株への巻き戻し?

ここ最近、景気回復期待や原油高、金利高などの材料で株価を切り上げてきた、いわゆるリカバリー銘柄やバリュー銘柄の株価の上値が重くなってきています。

まずリカバリー銘柄ですが、うさが一時購入していたマリオット・インターナショナル(MAR)ですが、ワクチン接種が始まりホテル需要の回帰が期待されていましたが、ここ3ヶ月は冴えない株価となっています。

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マリオット・インターナショナル(MAR)3ヶ月チャート

次に、リカバリーテックとして、うさが期待しているリフト(LYFT)。こちらもマリオットと同じようにレンジの中で上下している、ヨコヨコした株価となっています。期待していたほどではありません。

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リフト(LYFT)3ヶ月チャート

最後に、うさが長期ホールドしているビザ(V)です。配当利回りはそれほど良くはないのですが、安定したバリュー株として人気があります。VISAの無い世界は、なかなか想像できません。株価は先日の反トラスト法違反の疑いによる調査で大きく下げてしまい、株価上昇の波に乗れてない様相です。

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ビザ(V)3ヶ月チャート

一方、ハイテクグロース株ですがQQQを例に取ると、テクニカル的には三角持ち合いを上に抜け、力強い上昇が見込まれる展開となってます。本当に、金利ヘッジファンドのショートに苦しめられた3ヶ月でしたからね。

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QQQ 3ヶ月チャート

バイデン大統領が2兆ドル投資計画を発表。10年債金利が1.7%を下回る。今月半ばからは決算発表シーズン

3/31にバイデン大統領がインフラ投資に関する計画を発表しました。追加経済対策とは別にさらに2兆ドルを投入する案です。

これまでは個人や企業に直接、補助金や給付金を供給し雇用と消費を刺激する財政政策でしたが、今度はインフラ投資ということで、公共事業への投資による雇用創出と資金需要の創出が狙いとなります。

大統領選で公約していた通り、気候変動対策に関する環境投資が軸となり、この発表でこれまで大きく下落していたクリエネ銘柄が息を吹き返しました。テスラなどのEV銘柄も大きく反発しています。

また、資金需要の見通しが出たため米国債も買われ金利が1.7%を下回り落ち着きました。これによりハイテクグロース株が上昇しました。

3月末までは、いまいち方向感が定まらなく荒れた相場が続き、米国株投資家にとっては忍耐が必要な状況でしたが、これで方向感はいったん定まったと言えそうです。

あとは、金融政策の出口戦略、つまりいつごろ引き締めに向かうのか。いわゆるテーパリングの見極め。それに密接に関わるインフレの動向。マクロ的には、この辺りに注意しておけば相場の動きはある程度、予測できそうです。

今月半ばからは、再び決算発表シーズンが始まります。2021年の1-3月期なので、ワクチン接種の効果がどの程度出たのか。各セクターの答え合わせが注目されます。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-3-30 週明け米国株の状況

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2021-3-30 NASDAQ市場

NASDAQは-79.08、-0.60%で小幅下落、S&P500横ばい、NYダウは小幅上昇

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-79.08、-0.60%の小幅下落。

S&P500は-3.45、-0.09%の横ばい。

NYダウは+98.49、+0.30%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は13,059.65、

S&P500の終値は3,971.09、

NYダウの終値は33,171.37で最高値更新しました。

米国債10年金利が再び1.7%を超え急上昇しました。景気回復への期待感からですが、ハイテクグロース株が集まるNASDAQには不利です。

ヘッジファンドのデフォルト問題。影響範囲は未だ不明。暴落回避できるか。

ヘッジファンドのアーケゴスがマージンコールにデフォルトを起こし、それが起点となって担保としていた株式の強制売りが発動。市場に不安が広がりました。

野村ホールディングスがいち早く損失の可能性を公表。クレディ・スイス・グループなども大幅な損失を被ったようです。

ただし、月曜日の時点では主要3指数には大きな影響なし。金融株はリスクオフで売られましたが、消費財・公益・ヘルスケアに買いが入ったことにより、NYダウは小幅上昇でした。

jp.reuters.com

ロイターの記事にあるように、ゲームストップ騒動で注目されたヘッジファンドレバレッジを効かせた取引や、相対取引のような株式市場で把握できない取引に規制が入る可能性も出てきました。

四半期末のリバランスを乗り越え、これからさあ上昇局面かというタイミングで水を差す格好となってしまいました。

しばらく荒れた相場となりそうです。

今週の注目は金曜日の雇用統計発表。米国は祝日で市場はお休み

今週は月末月初ということで、雇用関係の統計発表が重なります。

水曜日にADP非農業部門雇用者数。ワクチン接種が本格的となり、特に飲食・サービス業の雇用回復がどの程度か気になるところです。

毎週、木曜日は新規失業保険申請者数。未だ68万人と高止まりしていますが、ポジティブサプライズとなるでしょうか。

そして金曜は3月の失業率が発表。これが良い数字だと、金融政策・財政政策は有効となりますが、金融緩和縮小の前倒しも意識され、またインフレ懸念も高まることで金利が不安定になる要因となります。

逆にネガティブであれば、新型コロナ再拡大が意識されてくるでしょう。ワクチン接種で、人々の行動は元に戻りつつありますが、欧州では感染再拡大もあり、米国も無縁ではないのは、これまで繰り返されてきたことです。

金曜日は米国の祝日で、株式市場もお休みです。月末の運用実績をまとめつつ、次は金曜日に米国株市場の状況を更新する予定です。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-3-27 今週の米国株状況

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2021-3-27 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-238.82、-1.82%で下落。S&P500個幅上昇、NYダウ上昇で最高値更新

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+161.04、前日比+1.24%の上昇、

S&P500は+65.02、前日比+1.66%の上昇、

NYダウは+453.40、前日比+1.39%の上昇でした。

終値NASDAQが13,138.73、

S&P500が3,974.54、

NYダウが33,072.88で最高値を更新しました。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-238.82、-1.82%の下落、

S&P500が+33.95、+0.85%の小幅上昇、

NYダウが+341.25、+1.03%の上昇となりました。

今週はNASDAQのみが下落しました。逆にNYダウは好調で、最高値を更新しました。これまでのNASDAQ一人勝ちからリバランスが進んでいます。

オクタ(OKTA)を新規購入。クラウドアイデンティティ時代の到来を先取り

金利上昇の中、優良ハイテクグロース株が明らかに割安で推移しています。ハイグロ株は受難の時ですね。

先週もクラウドストライクを新規購入しましたが、今週はオクタ(OKTA)を新規購入しました。

www.okta.com

オクタはクラウドサービスのIDを一括管理できるプラットフォームの企業です。クラウドサービスのログインで、Googleアカウントでログインできるものを見かけた方は多いでしょう。あれがオクタの代表的なサービスです。

オクタは自社をインターネット上のアイデンティティプロバイダーと位置付けており、あらゆるクラウドサービスの認証を一括で管理できるように事業を強化しています。

先日の決算発表では、予想を上回る内容でしたが、驚いたのはAuth0の買収でした。オクタに並ぶ業界大手の買収だったからです。投資家にとってはネガティブサプライズだったようで株価は急落してしまいました。

jp.techcrunch.com

auth0.com

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オクタ(OKTA)

うさは、インターネットの仮想空間での個人や所有の概念の重要性は、これから高まっていくと予想しています。

最近、ツイッターへの投資に力を入れているのも、NFTのような新しい経済が広まることを予感してのことです。これには個人や所有の証明が重要な技術となります。

クラウドアイデンティティの技術は、NFTや仮想通貨など次世代の経済概念を補完するものだと思います。

第1四半期末のリバランスによる株式売り債権買い。バイデン大統領が初演説、

中国ウイグル自治区を巡る、先進国と中国の対立により、特に中国株にダメージが大きく、中国が重要な市場であるテスラをはじめEV関係が奮わないです。

週の半ばではリスクオフによる債権買いも見られ、株価が大きく下げる日もあるなど、第1四半期末が近いということで、リバランスによる株式市場の不安定さが出た1週間でした。

先週は1.7%以上をつけた10年債の金利は一時1.6%まで急低下しました。金曜は少し上昇し戻しましたが、NASDAQも上昇して引けています。金利上昇と同時にNASDAQが上げるのは最近では珍しい日だったのではないでしょうか。

ショートカバーで上がった面もあるでしょうが、さすがに最近の株安で割安感があるのか押し目買いがしっかり入っているのでしょう。

来週前半は月末ということでリバランスの余地が残されていますが、4月は株価が上昇しやすいというアノマリーもあるので、上昇基調に乗って欲しいところです。

例年、所得税の支払い期限が4月のため、3月は現金捻出のための売りが集中し下落しやすいようですが、新型コロナの影響で期限が5月に伸びています。個人投資家のポジションが市場全体で無視できない状況ですので、投げ売りによる暴落が出ないか一応注意は必要です。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-3-23 週明け米国株の状況

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2021-3-23 NASDAQ市場

NASDAQは+162.31、+1.23%で上昇、S&P500、NYダウは小幅上昇

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+162.31、+1.23%の上昇。

S&P500は+27.49、+0.70%の小幅上昇。

NYダウは+103.23、+0.32%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は13,377.54、

S&P500の終値は3,940.59、

NYダウの終値は32,731.20、でした。

米国債10年金利が1.6%後半と落ち着きを見せ、これまで弱含みだったテスラがアークファンドの長期株価予想を好感し一時6%上昇。それに引っ張られる形でNASDAQも上昇しました。しかし、依然としてショート筋は強く、上昇しては利確で売られる繰り返しで、力強い上昇へは繋がっていません。

マリオット(MAR)売却、ツイッター(TWTR)買い増し

新型コロナワクチン接種が各地で進んでいますが、変異株が広がり感染者数は減少速度が鈍化しているようです。ドイツではロックダウンが延長されました。

そのせいか、これまで好調だったバリュー株、リカバリー株が下がってきています。銘柄によっては旬が過ぎたかもしれません。

というわけでホテルチェーンのマリオット・インターナショナル(MAR)を全売却しました。結局それほど利益が乗らず残念な結果です。

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マリオット・インターナショナル(MAR)

そして、いま力を入れ始めているツイッター(TWTR)を買い増しました。新サービスを次々に仕込み始めており、広告に依存しないビジネスモデルに方針転換を図っています。成功するかどうかはわかりませんが、期待しています。

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ツイッター(TWTR)

パウエル議長の言動に注目。インフレ懸念、テーパリングに言及するか

先週はFOMCを無事に終えましたが、今週はパウエル議長が発言するイベントが連日あるようです。

月曜日はビットコインの現状について言及。投機的だと警戒感を表しました。イエレン財務長官とほぼ同じことを言っています。このへん、逆にうさは安心感を覚えました。FRBと政府の方向性が合っていると感じたからです。

これを受けビットコインは下落しましたが、また復調してくるでしょう。時価総額が無視できない規模に近づきつつあるので、FRBや政府はこうした牽制をする必要があるのでしょう。

仮想通貨が上昇する理由の一つにインフレ懸念があります。よくインフレは物価高を示すと言われますが、通貨価値の下落と理解した方がわかりやすいです。新型コロナに対する金融政策、財政政策で国債を売りキャッシュが市中に溢れることで、通過の価値が下がっているのです。

インフレが今後続くと見られると、国債金利は今の水準では買われなくなり、金利上昇の圧力がかかります。一時的に株価にはマイナスですが、徐々に金利水準への免疫がつき、実体経済が追いついてくるというのが経済回復のシナリオです。

そして、どこかのタイミングで金融政策はインフレ抑制のために引き締めに向かいます。それがテーパリングと呼ばれるものです。

これまでパウエル議長はかたくなにテーパリングに関する発言を避けてきました。直接的には言及しなくとも、間接的に関連する話題を出したとしたら、市場は過剰反応により急落する恐れもあります。

今はこのようなマクロトレンドに注目が集まっている状況だと言えます。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-3-20 今週の米国株状況

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2021-3-20 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-244.47、-1.85%で下落。S&P500、NYダウは水曜に最高値更新も下落

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+99.07、前日比+0.76%の小幅上昇、

S&P500は-2.36、前日比-0.06%の横ばい、

NYダウは-234.33、前日比-0.71%の小幅下落でした。

終値NASDAQが13,215.24、

S&P500が3,913.10、

NYダウが32,627.97でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-244.47、-1.85%の下落、

S&P500が-55.84、-1.43%の下落、

NYダウが-325.49、-1.00%の下落となりました。

FOMCを無事通過し、水曜にはS&P500とNYダウが最高値を更新したものの、長期金利が乱高下し、今週は3指数とも下落となりました。

クラウドストライク(CRWD)を新規購入。ビザが反トラスト法違反で調査、株価-6%

値動きが激しくボラティリティの大きい今週でしたが、大きく下げたところを見計らって、クラウドストライクを新規購入しました。

www.crowdstrike.jp

クラウドストライクはウイルスなどのサイバーテロを防ぐインターネットセキュリティの企業です。セキュリティに関する幅広い事業を手がけていますが、わかりやすい例で言うと、ウイルス対策サービスがあります。

これまでのウイルス除去ソフトは定期的にウイルス定義ファイルを更新する必要がありましたが、クラウドストライクはクラウドネイティブのサービスなので常に最新の定義ファイルとなり、安全性が高い上にメンテナンスも不要となります。

直近の決算も良く、業績は順調です。地合いの悪さで割安レベルまで株価が下落している今が買い時だと思いました。

金曜の未明にネガティブなニュースがありました。うさもホルダーであるクレジットカード大手ビザに、反トラスト法違反の疑いで調査が入ったと報道がありました。

このニュースで株価は-6%下落しています。

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ビザ(V)6%下落

米国では銀行口座から直接引き落とされるデビットカードの利用率が高いのですが、これは手数料がクレジットカードより割安なためです。

クレジットカード会社にとっては利益率が悪いのですが、このデビッドカード決済を意図的に使いづらくしていたとの疑いです。真偽はまだわかりませんが、この株価急落は大袈裟な反応だと思います。ひさびさに買い場が来たのではないでしょうか。

米国金融、補完的レバレッジ比率(SLR)は3月末で終了、延長なし。米国株市場は既に織り込み済み

FOMCは無事ことなきを得て、水曜日に大幅に株価が上昇しましたが、以前から懸念されていた3月末に期限を迎えるSLRについて進展がありました。株価は織り込み済みだったようで、それほど影響はありませんでした。

SLRとは、銀行の融資を促し市中にキャッシュを行き渡らせるために、資産規模に対して一定比率で義務づけている準備金の規制を緩和するという措置です。

もちろん新型コロナによる景気悪化に対する特別措置だったのですが、お役御免ということで、もともと期限だった3月末で予定通り終了という決定がされました。

まだまだ特別措置は必要だ、延長して欲しいという銀行の声もあったようですが、このところのインフレ懸念、金利上昇の状況からすると、これは正しい判断だったように思います。投資家もそれほど悲観的にはならず、織り込み済みでした。

米国債10年の金利もいつの間にか1.7%を超える水準で、米国株市場も免疫がついてきたように思います。ついこの間まで1.4%台で金利上昇を意識していたことを思うと株式市場の順応度に関心します。

これまで急速な金利上昇で何度か調整を繰り返してはそれを乗り越えてきました。FRBやパウエル議長、イエレン財務長官は市場をクラッシュさせずに、今のところ上手くコントロールできているのではないでしょうか。

今年は去年のように一本調子で上昇するイージーな相場にはなりませんが、長期的に見るとやはり右肩上がりに上昇し続ける米国株市場なのでしょう。将来に備えた資産運用は米国株一択という時代が続きそうです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-3-16 週明け米国株の状況

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2021-3-16 NASDAQ市場

NASDAQは+139.84、+1.05%で上昇、S&P500、NYダウは小幅上昇。NASDAQに復調の兆し?

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+139.84、+1.05%の上昇。

S&P500は+25.60、+0.65%の小幅上昇。

NYダウは+174.82、+0.53%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は13,459.71、

S&P500の終値は3,968.94、

NYダウの終値は32,953.46、でした。

金利が落ち着きを見せ、NASDAQが底堅く上昇。のように見えますが、出来高がそれほど伴っていなく、ショートカバーによる上げの可能性もあります。全体的に商いは低調で、FOMCまで様子見といったムードでしょう。

この時期の新規資金調達は何を意味するか。ドラフトキングスが10億ドルの転換社債発行

うさもホルダーのドラフトキングスが10億ドルの転換社債を発行すると発表しました。これを受けて5.5%の株価下落です。

転換社債は株式に変えられる社債のことで、実質的には新株を発行するのとそう変わりません。利益が一定なら、株数が増えることで、1株あたりの利益は目減りすることとなり、相対的に1株の価値は下がります。それで株価が下落するわけです。

一方、企業にとっては新しい資金が入ることにより、戦略の実行やM&A、新規投資をやりやすくなります。それで収益を拡大するので1株あたりの利益はいずれ回復、成長するという理屈です。

また、かつてホルダーだったクリーンスパークは2億ドルの新株を発行すると発表。プレマーケットで20%以上の下落となっています。

なぜ株価が下落することが分かっているのに、この時期に新しく資金調達をするかというと、金利が上昇しているからです。

この先、金利が上昇することは明白なことと、金利が上昇し続けると、金融政策は引き締めに向かい、資金調達がしづらい状況になることが決まっているからです。

今のうちに必要な資金は手元に確保しておこうというのが、特にグロース企業にとって重要となります。

今週は、20年米国債の入札、そしてFOMC

3年、5年、10年とほぼ順調に入札をこなした米国債ですが、今週は20年ものの入札があります。

そして、政策金利など金融政策の行方が決まるFOMCが今日明日と行われ、明後日未明にパウエル議長の声明発表があります。

おそらく全体的な相場感からいくと、今週が米国株市場にとって大きな節目となるかもしれません。

重要な金融政策の方向性が明らかとなり、それが投資家にポジティブな内容であれば、これから市場に出回る給付金の消費効果と重なって、一気にリスクオンに傾くと予想されるからです。

もちろん行き過ぎた過熱感は逆に警戒が必要ですが、基本的には楽観ムードが続くことでしょう。

それくらい重要な一週間となります。株式のポジションが浅めの投資家は機会損失につながりかねません。銘柄をよく選定して、ある程度は株式に資金を投入しておくべきタイミングだと、うさは思います。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021年2月 資産運用実績

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2021-2月 NASDAQ(青)/S&P500(緑)/NYダウ(オレンジ)

更新が大変遅くなりました。1月に引き続き、月末の株価下落がきついですね。2/28時点の、うさの米国株ポートフォリオはこのようになりました。年初からのポートフォリオを見直しは2月も続いています。

1月に購入したクリエネ関係は、ほぼ引き払いました。バイデン政権はコロナ対策が喫緊の課題で、期待されたクリエネ投資の動きが全く見られず失望売りから株価が軒並み下落していたからです。

全体では15.63%の利益でした。ポートフォリオの見直しに伴い、利確をかなりの割合でしたので、パフォーマンスとしては先月から大きくダウンです。月末の株価下落にも大幅に利益を削られました。

米国株現物

銘柄 ティッカー 保有数量 取得単価($) 評価損益($) 対前月($)
ドラフトキングス(NEW) DKNG 20 60.7 +16.60 -
イーハンホールディングス EH 60 61.65 -919.20 -796.90
バリックゴールド GOLD 200 15.19 +696.00 -740.00
ハーモニーゴールドマイニング HMY 1550 2.27 +2,356.00 -1,018.40
ハイアカー(NEW) HYRE 50 12.01 -86.00 -
iShares 米国不動産 ETF IYR 20 82.39 +99.20 +41.40
ジョンソン&ジョンソン JNJ 10 140.15 +183.10 -46.70
リフト(NEW) LYFT 50 57.23 -76.50 -
マリオット・インターナショナル(NEW) MAR 20 150.75 -53.60 -
マグナ・インターナショナル MGA 20 74.37 +98.30 -
スリーエム MMM 20 173.58 +29.60 -12.00
オン・セミダクタ ON 100 35.18 +509.00 +578.00
ペリオンネットワーク PERI 50 12.93 +346.00 +266.50
パーソナライズ(NEW) PSNL 20 40.70 -197.40 -
ロク(NEW) ROKU 10 452.20 -567.20 -
スキルズ(NEW) SKLZ 50 30.15 +73.00 -
スクエア SQ 20 195.97 +681.20 +79.30
AT&T(NEW) T 50 29.15 -63.00 -
台湾セミコンダクタ(NEW) TSM 30 382.95 -241.80 -
ビザ V 10 172.04 +403.50 +191.40
バンガード 米国情報技術セクター ETF VGT 10 312.17 +443.30 +52.00
バンガード・FTSE・エマージングマーケッツETF VWO 50 52.02 +23.50 +25.90
ズームビデオコミュニケーションズ ZM 30 418.32 -1,341.30 +774.00

売却

アサナ(ASAN)

IPO銘柄です。下落トレンドで影響が大きいだろうと思い、今のうちに利確。

ビヨンドミート(BYND)

バリュエーションが高いうちに利確。1ヶ月しか保有できませんでした。好きな銘柄なんですけどね。

クリーンスパーク(CLSK)

クリエネというよりは、もはやビットコイン銘柄に。ボラティリティが高すぎてリスクオフのため売却

グッドアールエックス(GDRX)

ポストコロナでも耐えられる、オンライン処方箋のビジネスモデルですが、ポートフォリオ再構築の資金として利確。

iシェアーズ Globalクリーンエナジー ETF(ICLN)

まったくの期待外れでした。損切り

ルミナー・テクノロジーズ(LAZR)

若き天才CEOのLiDAR企業。将来性があり、夢がありますが、株価が振るわず損切り

ニウ・テクノロジーズ(NIU)

数少ないクリエネで株価が伸びた企業。電気スクーターの中国スタートアップ。1ヶ月だけでかなりの含み益を残し利確。また頃合い見て保有したい銘柄です。

ピンタレスト(PINS)

迷った末に、利確。業績好調でホールドも考えましたが、ハイテクグロースの地合い悪くいったん手放しました。

ペロトンインタラクティブ(PTON)

こちらも迷いましたが利が乗っているうちに利確です。儲けさせてもらいました、ありがとう。ブランドが強く好きな企業です。

Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)

リスクヘッジのために持ち続けていた、S&P500のショートレバレッジETF。少しでも損失を軽くして損切りです。ようやく手放せました。

トライテラスフィンテック(TRIT)

SPAC銘柄として爆上げを期待して保有していましたが、ポートフォリオ整理のため精算。

テスラ・モーターズ(TSLA)

決算が悪く、地合いも悪いということで、リスクオフ。2月末の時点では早々に売却しておいて大正解でした。しかし魅力のある企業です。適正株価まで下がればまた買います。

ジロー・グループ(ZG)

決算とても良く株価も良い水準だったので利が乗ってるところで利確。長期金利が急上昇ということで、不動産関係からリスクオフです。

こうして並べるとずいぶん銘柄を削りました。1月で購入したが失敗した銘柄もあれば、コロナ禍でずっとホールドしていた銘柄も多いですね。

新規購入

ワクチン接種が始まり、リカバリー銘柄とポストコロナを見据えた銘柄、また金利上昇局面でディフェンシブな銘柄など、かなり入れ替えたポートフォリオに再編しています。というわけで新規購入銘柄も多数ありました。

ドラフトキングス(DKNG)

spaia.jp

ドラフトキングスは、オンラインカジノやファンタジースポーツの企業で、昨年SPACで上場しました。コロナ影響による巣ごもりで、直近の決算が非常に良く、またリアルでの、カジノやプロスポーツの本格的再開と共に相乗効果が期待されます。

スキルズ(SKLZ)

www.skillz.com

スキルズは、モバイルゲーム、eスポーツのプラットフォームを展開する企業です。これもSPAC上場銘柄です。面白いのはオンラインゲームで賞金が得られるというところです。これも巣ごもり消費で体験したユーザーは簡単には離れない、世間の娯楽ムードと相乗効果があるだろうと予測しました。

マリオット・インターナショナル(MAR)

www.marriott.co.jp

言わずと知れた、世界有数の高級ホテルチェーンです。そして、ド直球のリカバリー銘柄です。これまで、直接的なリカバリー銘柄にはあまり触れてきませんでした。タイミング的には遅れた格好となりますが、今からでも遅くはないでしょう。季節が良くなれば、まずは旅行や出張など活況になるはずです。

リフト(LYFT

https://www.lyft.com/

ウーバーと同じ、ライドシェアのサービス企業です。違いはほとんどないですが、リフトはまだ米国内でしかサービスしていません。時価総額もまだ18Bドルで、ウーバーの106Bドルと比べると1/6程度と上昇余地が残されています。

ハイアカー(HYRE)

www.hyrecar.com

これは面白い企業です。ウーバーやリフトの運転手に、個人が車を貸し出せるサービスです。自ら運転手にならなくても、使用していないマイカーを収益源にすることができます。運転手側もクルマを用意せずに、ビジネスを始めることができます。

パーソナライズ(PSNL)

personalis.com

スタンフォード大学からスピンアウトした遺伝子検査のベンチャー企業です。特に癌のゲノム解析と治療に強く、今後の成長が期待されます。

ROKU(ROKU)

www.roku.com

ROKUはネットフリックスのようなストリーミング映像サービスの企業です。先日の決算が抜群に良かったのでインしました。ROKUの強みは、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオなど、他のストリーミングサービスをこれ1つで利用することができるところです。米国ではナンバーワンのシェアを誇っています。

AT&T(T)

www.att.com

AT&Tは言わずと知れた米国の大手通信会社です。株価は新型コロナショック後、低迷を極めています。割安株ということで経済回復期待もあるのですが、ここは数年前に、ワーナーメディアを買収しており、エンターテイメントの期待もあります。新型コロナで娯楽の価値観が変わったように思います。日本のソニー然り、コンテンツホルダーが強い時代になるのではないでしょうか。

台湾セミコンダクター(TSM)

www.tsmc.com

台湾セミコンダクターは以前から欲しかった銘柄です。調整局面でINしました。半導体分野では世界有数の技術と製造能力を持っています。アップルのM1チップもTSMC製です。他にも様々な半導体企業の製造委託を受けています。

米国個別株では、今月は6.55%の利益、先月からは10%以上の下落でした。

つみたてNISA|全米株式インデックス

銘柄 保有数量 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
楽天・全米株式インデックス・ファンド 1,115,872.52 11,041 +305,856.18 +36,976
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 419,777.69 11,678 +39,647.11 +14,751

つみたてNISAは、昨年から信託報酬が一番安いSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに軸足を移しています。

1月末にすでに15万円分突っ込んでいます。今は機会をうかがっています。来月、大きな調整がくればまたガツンと入れたいと思います。

S&P500は長い目で見れば右肩上がりと考えれば、つみたてNISAに関してはなるべく年初に一括投資するのが最適だと考えます。

つみたてNISAでは、今月は22.5%の利益、先月からは3.0%上昇しました。

2021年も同様に米国株に一点投資していきます。

ジュニアNISA|米国株現物

銘柄 ティッカー 保有数量 取得単価($) 評価損益($) 対前月($)
グローバル・X・ビデオゲーム・アンド・EスポーツETF HERO 10 27.67 +49.8 +3.20
リフト(NEW) LYFT 5 56.28 -2.9 -
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF QQQ 5 312.09 +10.25 -2.10
スクエア SQ 5 202.36 +138.35 +70.35
バンガード 米国情報技術セクター ETF VGT 3 300.00 +169.50 +15.60
バンガード 米国増配株式ETF(NEW) VIG 30 138.30 +27.30 -
バンガード トータルストックマーケット ETF VTI 90 145.49 +4913.10 +548.10

契約数が絶望的に少なく、ついにディスコンになることが決まったジュニアNISAですが、うさは3人の子供全てに等しく、このような構成で積み立てています。つみたてNISAと違い、米国株に直接投資できるのが魅力です。

子供たちの将来に来たる、インフレによる貨幣価値の減少、それによるドル高・円安時代に備えて、ドル資産を残してあげたいと考えてます。

年間80万円の入金力がある限り、ジュニアNISAでETFや個別株を購入するときは、配当が出ないグロース株が一番有利となります。グロース企業は、配当を出す代わりに自社の成長に充てるため、株価は上昇しやすいのです。

一方、配当や分配金をいただいても寝かせておくか、80万円の枠を消費して購入することになり、有効に活かすことになりません。

今月は、リフト(LYFT)と念願のバンガード 米国増配株式ETF(VIG)を購入しました。

ジュニアNISAでは、今月は20.0%の利益でした。

確定拠出年金|外国株式インデックス、海外債券

銘柄 時価評価(¥) 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
DIAM外国株式インデックス 4,273,219 3,716,064 +539,155 +256,842

確定拠出年金は外国株式インデックスに一本化しています。NASDAQは不調でしたが、セクターローテーションでNYダウが大きく株価上昇し、含み益が急上昇しました。

今月は12.6%の利益、先月からは6.0%上昇しました。

その他|日本株ビットコイン

銘柄 証券コード 保有数量 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
東洋水産 2875 100 3,995 +47,600 -68,900
アルコニックス 3036 100 1,098 +54,500 +6,500
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) - 21,326.00 12,349.25 +3,612 +897
ビットコイン BTC 0.114584 100,000 +457,610 +50,187
イーサリアム ETH 2.4103 100,000 +268,181 -79,006

その他金融資産です。株主優待目当てで日本株を少しと、仮想通貨です。

マルちゃんの東洋水産は、円安や小麦の高騰によるコスト高が懸念され下落貴重です。一時50%ほどあった含み益も15%まで落ちてきました。優待目当てなのでがっちりホールドです。

株式優待は、2000円相当の詰め合わせです。日本のラーメン文化と美味しさを海外に広めてくれてる優良企業です。

アルコニックスレアメタルの商社です。レアメタル市場の高騰によって株価は上向きで、3Qの決算発表は前年同期比減収減益でパッとしませんでした。

ここは株主優待として、2000円相当のカタログギフトを用意してくれます。

日本個別株では、今月は16.7%の利益、先月から10.2%下落しました。

仮想通貨は、ビットコインイーサリアムの伸びが鈍化しました。イーサリアムは先月が絶好調だっただけに下落していますが、ポートフォリオで存在感を表し始めています。

イーサリアムは通貨としてだけでなく、分散型金融(DeFi)のプラットフォームとして期待が高く、今後の成長が楽しみです。

ダブついた資金の新たな投資先として仮想通貨が定着してきたと感じます。機関投資家も相当数購入しているようなので、簡単には割れないバブルとなっているのかもしれません。

追加経済対策の給付金で個人投資がさらに集まるでしょう。うさは10倍になるまでビットコインイーサリアムもホールドです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

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