うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-4-17 今週の米国株状況

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2021-4-17 今週のNASDAQ市場

今週のNASDAQは+202.34、+1.44%で上昇。S&P500、NYダウは先週に引き続き最高値更新

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+13.58、前日比+0.10%の横ばい、

S&P500は+15.05、前日比+0.36%の小幅上昇、

NYダウは+164.68、前日比+0.48%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが14,052.34、

S&P500が4,185.47で最高値更新、

NYダウが34,200.67で最高値更新でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+202.34、+1.44%の上昇、

S&P500が+57.48、+1.37%の上昇、

NYダウが+290.59、+0.85%で上昇となりました。

4月に入ってから米国株式市場が好調です。今週も3指数揃って上昇し、S &P500とNYダウは最高値をまた更新しました。NASDAQの最高値更新は目前まで迫ってきました。

コインベース(COIN)がダイレクトリスティングで大型上場。初値380ドルから一時429ドルへ急騰、直後310ドルへ急落。

仮想通貨取引所大手、コインベース(COIN)がNASDAQへダイレクトリスティングで直接上場しました。

ダイレクトリスティングによる上場とは、新規株式公開(IPO)による新株を発行せず、既存の株式を上場させる方法です。

新株を発行しないということは、資金調達手段として新規の資金調達に頼らず、公開前の株価と公開後の株価の差額が調達額となります。そのため、株式公開の第一目的は資金調達ではなく、別のところにあると言えそうです。

最近ではロブロックス(RBLX)も同じダイレクトリスティングで上場を果たしました。

さて、コインベース上場の直前までビットコインは66000ドルあたりまで急騰していました。上場後、反落して現在は61000ドルあたりで落ち着いています。

これにより、個人投資家に人気のビットコイン関連銘柄が乱高下し、それに伴って他の銘柄の下落にも影響を与えたと思われます。うさのポートフォリオでもスクエア(SQ)が影響を受けました。

しかしながら、相場全体的に地合いはよく、影響は限定的だったと思います。それ以上に、特に大型ハイテク株が市場を牽引していました。

米国債の入札は順調。国債の買いも入り、10年債金利は1.6%を切る水準に。

3年、10年、30年の米国債の入札が実施されましたが、順調に落札されたようです。また、国債の買いも集まり、米10年債の金利は一時1.5%前半まで下がりました。現在は1.6%を切る水準です。

金利が下がった影響で、ハイテク株、時価総額の小さい中小型株が復活の狼煙をあげています。

コロナウイルス変異株など、世界的にはその脅威が再び高まっている状況で、景気回復への過剰な期待が適度に抑えられていることが、国債の買いに繋がっています。

また、注目された金融銘柄の決算は、非常に良い結果でした。神決算と言っても良いと思います。特にゴールドマン・サックスなど投資銀行系は予想を大きく上回る決算でした。昨年から続く、SPAC上場ラッシュによる収益大幅増が要因のようです。

ただし、決算のインパクトほどは株価は反応していません。金利低下や、アルケゴス問題による損失、変異株によるコロナ感染の不透明感など、今後の見通しがそれほど明るくない側面もありそうです。

いずれにせよ、今週はネガティブな動きもなく、かといって過熱感もなく、個人投資家にとっては心地の良い相場だったのではないでしょうか?

ゴルディロックス(適温)相場再び。という声も聞かれます。急騰もせず急落もしない状況がしばらく続くでしょうか。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。