うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-7-31 今週の米国株状況

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2021-7-31 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-168.03、-1.15%で下落。S&P500、NYダウも下落でリスクオフ継続

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは-105.58、前日比-0.71%の下落、

S&P500は-23.89、前日比-0.54%の下落、

NYダウは-149.06、前日比-0.42%の下落でした。

終値NASDAQが14,672.67、

S&P500が4,395.26、

NYダウが34,935.47でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-168.03、-1.15%の下落、

S&P500が-27.04、-0.62%の下落、

NYダウが-208.84、-0.60%の下落となりました。

先々週は下落、先週は大幅上昇、そして今週はまた下落です。GAFAM始め、重要決算が集中し、FOMCも開催された今週でしたが、先週のリスクオンの流れは続かずリスクオフとなりました。10年債がリスクヘッジで買われ高騰、金利は1.22%とかなり低い水準まで下がっています。

アマゾン決算は予想外のミス。ピンタレストはユーザー増鈍化で暴落。

アマゾンの2Q決算が木曜のアフターマーケットで発表されました。EPSが、予想を2.8ドル上回りました。売上が、予想を20億ドル下回りネガティブサプライズとなりました。

また、3Qの売上ガイダンスは、予想を60億ドルから最大120億ドルも下回り、明らかな成長減速を示唆しました。

以上から投資家から悲観され、金曜の終値は-7.57%と暴落。悲観的なセンチメントは他の銘柄も巻き込み、指数全体に影響を及ぼしています。しかし、アマゾンの暴落ほどは他の銘柄が投げ売られてはいないので、アマゾンショックと呼ぶにはまだ早いでしょう。

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アマゾン(AMZN)日足チャート

続いて、ピンタレストの2Q決算です。EPSが、予想を0.12ドル上回りました。売上は、予想を51百万ドル上回りました。売上は対前年比125%の成長です。

しかし、グロース銘柄にとって売上収益よりも重要なMAU(月間アクティブユーザー)は、予想を30百万人下回り成長鈍化。その内訳は、北米が5%のユーザーを失い、その他の地域は13%の増加ということでした。

これを受け、ピンタレスト株は投げ売られ、金曜の終値は-18.24%と大暴落。先週のスナップチャットの決算好調を受け、広告収益モデルの銘柄が期待で株価上昇していたのでダメージも大きかったです。

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ピンタレスト(PINS)日足チャート

アマゾンとピンタレストの減速は、新興勢力の登場と競争激化を考えさせられます。

アマゾンのEコマース事業にとってのライバル、ショッピファイ(SHOP)は水曜のプレマーケットで決算発表をしており、サブスク事業が対前年比+70%の成長。マーケット事業が+52%と成長率でアマゾンを上回ります。ただし、株価は奮っていません。

ひたひたとアマゾンのEコマース事業の売上を削っていってるのではないでしょうか。一方、アマゾンの利益はAWS、すなわちクラウドサービスが生み出しています。こちらは、マイクロソフトのAzure、グーグルのWorkspaceがひたひたと迫っています。

ピンタレストにとっては、ショート動画メディアが新たなライバルと見ています。TikTokやスナップチャットがそうですね。ピンタレストは、画像を並べて閲覧しやすいというのと、最近では動画にも力を入れてきていますが、ユーザーの行動様式の変化にフィットしなくなってきている気がします。

スマホの小さい画面では不利なんですね。また、どうしてもコンテンツの対象がモノに偏りやすく、広告出稿の範囲も狭くなりがちです。今後の株価上昇は厳しいと思います。まだまだ下落しそうな気配ではあります。

重要な週を大きな混乱なく乗り越えたが、来週は7月雇用統計発表。ISM指数にも注意。

GAFAM決算は、アマゾンのみ売上ミスで、その他は好決算でした。しかし、株価が上昇したのはグーグルのみ。全体としては軟調で、指数にも影響していますが、混乱までは至っていません。

また今週行われたFOMCでは、パウエル議長の声明に注目されましたが、テーパリングの議論を開始した。と、サプライズなしでした。今のところ、上手くコントロールされている印象です。

市場のコンセンサスとしては、8月のジャクソンホールでテーパリング日程の発表、年末から年始にかけてテーパリング開始というところが大方の見方です。

ですが、最近の10年債金利の動向や、パウエル議長の相次ぐハト派姿勢の発言から、テーパリングは遠のくという見方が強くなってきました。

デルタ株の感染拡大、再度のロックダウン懸念もそれを手伝っているでしょう。昨日、米国疾病対策センター(CDC)は、デルタ株の感染力の高さと、ワクチン接種者への感染が大半に見られること、重症化の可能性について調査結果を発表しました。

来週は、月火とISM景気指数、金曜に7月雇用統計が発表されます。不透明感が強まる中、これらの内容は株価にはもちろん、テーパリングの行方にも影響しそうです。

うさはアマゾンの決算で再び悲観的な予想に変えました。持っていたアマゾン、グーグル、QQQを処分し、再びテックの3倍ショートETFであるTECSを購入しています。一旦は、ジャクソンホール、9月のレイバーデイあたりまで見極めて、ポートフォリオを構築しようと考えてます。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-7-28 週明け米国株の状況

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2021-7-28 NASDAQ市場(日足)

NASDAQは-180.14、-1.21%で下落、S&P500、NYダウも小幅下落でリスクオフ

月曜の更新ができませんでしたので、火曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-180.14、-1.21%の下落。月曜は、+0.03%の横ばいでした。

S&P500は-20.84、-0.47%の小幅下落。月曜は、+0.24%の小幅上昇でした。

NYダウは-85.79、-0.24%の小幅下落で取引を終了しました。月曜は、+0.24%の小幅上昇でした。

NASDAQ終値は14,660.58、月曜は、14,840.71でした。

S&P500の終値は4,401.46、月曜は、4,422.30でした。

NYダウの終値は35,058.52でした。月曜は、35,144.31でした。

月曜は、重要決算の前、FOMC前ということで様子見ムード漂い指数はほぼ動かずでした。火曜は一転、調整となりました。アップル、マイクロソフト、グーグルの決算発表をアフターマーケットに控え、警戒感からの調整と思われます。デルタ株感染拡大や半導体不足、中国規制強化などネガティブなムードも影響してそうです。

テスラ(TSLA)、アップル(APPL)、アルファベット(GOOGL)好決算も株価下落か

ハイテク大型銘柄の2Q決算が重なる忙しい週が始まりました。

先陣を切ったのはテスラです。月曜のアフターマーケットで決算発表がされました。EPSが、予想に対し+0.47ドル上回りました。売上が、予想に対し+5.6億ドル上回りました。好決算です。

うさが注目したのは2点。ビジネスモデルの転換点を迎えたことと、新工場の進捗です。

これまでテスラは電気自動車および太陽光発電専業メーカーとして、カーボンクレジットを他社に販売するビジネスモデルが利益の源泉でした。しかし、今回の決算で驚いたのが、初めて本業だけで黒字化したことです。販売が伸びたこととコストダウンが進んだことで、営業利益がプラスとなりました。

また、米国のテキサスとドイツのベルリンに建設中の新工場の進捗も報告されました。順調に進んでいるようです。決算報告がテキサスから配信されたことも、良いアピールになりました。新工場が完成すると、販売台数はさらに伸び、コストダウンもいっそう進むことが予想されます。

このように順調な売上利益成長が描けていることに加え、カーボンクレジットという濡れ手に粟の利益の積み上げがまだ期待できることで見通しは明るいです。一方、深刻な半導体不足はリスク要因であることも強調されていました。

地合いの悪さと半導体不足のリスクが嫌気されて、テスラの株価は下落しています。

次にアップルの決算です。EPSが、予想に対し+0.42ドル上回りました。売上が、予想に対し+123億ドル上回りました。製品セグメントで見ても、全てのセグメントで予想を上回っています。ピカピカの決算だと思います。

しかし、こちらも決算警戒の下落に加え、アフターでも2%ほど下落しています。典型的な事実売りですね。半導体不足の懸念も関係しているのかもしれません。

最後にグーグル、アルファベットです。EPSが、予想に対し+10.62ドル上回りました。売上が、予想に対し+36億ドル上回りました。好決算です。製品別で見ると、Youtubeの成長がすごいです。広告収益モデルから、プレミアム課金モデルへシフトしているのが伺えます。

また、500億ドル規模の自社株買いを発表しました。これが好感されたのか、テスラやアップルと違い、アフターで3%ほど株価が上昇しています。

今週の一山を超えました。重要決算はまだまだ続きます。

明日、水曜がフェイスブック、ショッピファイ、ペイパル。その他、マクドナルド、クアルコム、フォード、ボーイングファイザーあたりが規模の大きいところ。

明後日、木曜はアマゾン、ピンタレスト。その他、マスターカード、アルトリア、アストラゼネカ、メルク、ギリアドなど医療系が集中しますね。

FOMCはサプライズ無しが大方の見方。決算合わせ、確認後の上昇となるか

本日までFOMCが開催されています。今のところ大きな動きはなさそうで、市場予想も想定の範囲内、これまでと変わらない内容と思われます。

ただし、何が起きるのかわからない不透明感が投資家の間であるので、FOMCを無事通過してみないと相場の状況はわかりません。

事実確認がされれば、好調な決算結果と合わせ、反発に向かうことも可能性があります。

今の状況では、大半の投資家の動きに合わせることがポイントです。先んじて動く、例えば決算をまたいだポジションを取ることなど、少額なら良いかもしれませんが、大きなポジションを取ることは禁物です。

中国の規制強化をきっかけに中国株が底無し沼のような状態ですし、そこからの資金移動という意味では米国株に妙味があるかもしれませんが、相場全体のセンチメントとしては悲観的だと思います。

幸いにも、テスラ・アップル・グーグルは決算が良く、大崩れはしませんでした。大暴落の可能性は消えましたが、まだまだギクシャクした相場が続くでしょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-7-24 今週の米国株状況

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2021-7-24 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+562.01、+3.79%で大幅上昇。S&P500、NYダウも大幅上昇で一転リスクオン

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+152.39、前日比+1.04%の上昇、

S&P500は+44.31、前日比+1.01%の上昇、

NYダウは+238.20、前日比+0.68%の上昇でした。

終値NASDAQが14,836.99で最高値更新、

S&P500が4,411.79で最高値更新、

NYダウが35,061.55で最高値更新しました。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+562.01、+3.79%の大幅上昇、

S&P500が+153.30、+3.47%の大幅上昇、

NYダウが+1,099.51、+3.14%の大幅上昇となりました。

今週は先週の調整相場から一転、リスクオンで3指数とも大幅上昇となり、金曜日を最高値更新で締めました。主に企業決算を材料とした上昇と言えますが、中国株の規制強化など特殊な要因もはらんでおり、底堅い株価上昇とは感覚的には言えないです。

ネットフリックスは決算微妙。スナップチャットがサプライズ。ツイッターはもやもや感が残る決算

ハイテクグロース株の先陣を切るネットフリックスの決算が発表されました。結果は悪かったです。EPSが、予想に対し-0.18ドルミス。売上が、予想に対し+17百万ドル上回りました。

ネットフリックスは、ここ4回の決算で3回EPSをミスしています。ユーザー数の伸びも鈍化しており、投資先としてはもう魅力がなくなってきているかもしれません。ゲーム事業への参入を明らかにしましたが、焼け石に水というか、転落する企業の悪い兆候にしか見えません。

対して、影響力を見せつけた企業がスナップチャットの決算でした。うさはもちろん、ほとんどの投資家がノーマークだったため、市場にサプライズとなりました。

結果は、EPSが、予想に対し+0.11ドル上回り赤字予想が黒字となりました。売上が、予想に対し+1.3億ドル上回りました。DAU(デイリーアクティブユーザー)が予想2.9億人に対しわずかに上回り、ARPU(ユーザーあたり平均売上高)が予想2.9ドルに対し、3.3ドルと収益性に期待が持てる結果でした。これを好感し、株価は+23.8%と暴騰しました。

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スナップチャット(SNAP)

スナップチャットは友達に送った写真が24時間で消えるというSNSツールで、日本では馴染みが薄いですが、特に米国では標準的なコミュニケーションアプリとなってます。日本で言うとLINEみたいな位置付けといえばわかりやすいでしょうか。

インスタのストーリーズや、ツイッターのフリートなど時間限定の配信は実はスナップチャットが元となっています。この時間限定で消えてしまうというのが肝で、ユーザーの接触密度を高めており、DAUの成長に貢献しています。

収益モデルは、このユーザーの接触密度をてこにした広告事業で、これが好調だったことをスナップチャットの決算は物語っています。このサプライズが広告市場の好調を示唆し、他の銘柄の思惑買いを誘いました。

グーグル+3.6%、フェイスブック+5.3%、ピンタレスト+5.8%と上昇、ストリーミングビデオのロクはオリンピック配信のニュースと相まって+12.6%と暴騰しました。そして、ツイッターです。

ツイッターの決算発表は、EPSが、予想に対し+0.13ドル。売上が、予想に対し+1.3億ドル上回りました。EPSと売上に関しては予想を上回ったので良い決算でした。mDAU(収益化デイリーアクティブユーザー)は予想とほぼ同じ結果で、ユーザーの伸びが弱いです。

スナップチャットとはユーザー層が違うというか、使う目的が異なります。スナップチャットは特にZ世代のユーザーが多く、日頃のコミュニケーションに使うことが中心。ツイッターははっきりとしたユーザー層が見えにくく、使い方もぼんやりしてる印象です。そこに危機感を抱いたCEOのジャックドーシーは、クリエイター向けという方針を打ち出しましたがまだ道半ばという状況です。決算にはそれがまだ現れていません。

しかしながら、収益モデルの改善は進み、売上と利益が予想より上回ったので、同じく広告収益モデルが中心のツイッターからも、広告市場の活性化が計り知れます。ツイッターの株価は+3%上昇しました。

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ツイッター(TWTR)

来週はFOMCとハイテク大型株の決算に注目。

来週は重要です。

7月のFOMCが開催される他、ハイテク大型株の決算が集中します。

月曜が、テスラ・モータース(TSLA)。

火曜がアップル(APPL)、マイクロソフト(MSFT)、グーグル/アルファベット(GOOGL)

水曜がフェイスブック(FB)

木曜がアマゾン(AMZN)

来週は比較的多くの企業が決算発表を控えていて、ダウ採用銘柄なども多いです。おそらく皆、好決算を出してくると思うので、7月末にかけて指数はピークを迎え、8月に調整が入り、ジャクソンホールからレイバーデイにかけて荒れる相場となるのではないでしょうか。

また、ハイテクグロース銘柄は8月に入ってからの決算が多いので、地合いによっては事実売りの可能性も否定できません。今は、グロース株に資金が入り始めているところなので、株価が上がりすぎている銘柄には要注意です。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-7-20 週明け米国株の状況

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2021-7-20 NASDAQ株価(日足)

NASDAQは-152.25、-1.06%で下落、S&P500、NYダウも大幅下落で、明確なリスクオフ

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-152.25、-1.06%の下落。

S&P500は-68.67、-1.59%の大幅下落。

NYダウは-725.81、-2.09%の大幅下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は14,274.98、

S&P500の終値は4,258.49、

NYダウの終値は33,962.04でした。

先週末の下落に引き続き、週明けの市場は明確なリスクオフが見られました。米10年債金利は1.18%まで下落。ドル円為替も109.4円まで円高となりました。OPEC+で原油の増産が決まり、原油安となったため、NYダウが特に軟調でした。デルタ株の感染拡大懸念も調整に影響しています。

ズーム(ZM)がファイヴ9(FIVN)を147億ドルで買収発表

ズーム・ビデオコミュニケーションズ(ZM)が18日、コールセンター向けクラウドサービスを事業とするファイヴ9を147億ドルで買収すると発表しました。買収成立は来年初頭の予定です。

この発表で、ズームは-2.15%下落、NASDAQに上場しているファイヴ9は+5.92%上昇しました。

ファイヴ9の時価総額は119億ドルで、ズームにとってはこれまでで最も大きな企業買収。高すぎるバリュエーションとして、嫌気されて株価が下落したと思われます。

ズームの時価総額は1,000億ドル以上。時価総額の15%弱での買収となります。確かに大きいですが、更なる成長を目指すための必要な投資としては適切に思えます。

また、ビデオ通話に続く第二の柱の必要性を迫られていた同社にとって、市場からはファイヴ9の事業が地味に見えたのも影響があるかもしれません。

ファイヴ9の事業は、コールセンターが必要とするバックエンドの機能をクラウドで提供するSaaSモデルです。そして、上場以来まだ一度も決算をミスしていません。売上高成長率は直近で37%と、グロースにはやや物足りないですが、ARRが121%と良好で事業性格上、一度契約すれば継続的に利用する確率が高く、キャッシュマシーンとして優秀です。

ズームのビデオ通話技術とのシナジーも期待されます。事業の組み合わせとしての相性は完全補完関係にあり、非常に良いのではないでしょうか。

ズームはキャッシュリッチな企業として、事業拡大の方向性と買収先が注目されていたわけですが、今回の発表で一つの可能性を示しました。うさ個人的には好感を持ちました。タイミングを見て再びズーム(ZM)の株を購入しようと思います。

ファイヴ9の買収は株式交換で実施するようです。これによりズームの株式が希薄化してしまうので、これも株価下落の要因となりました。

買収戦略として考えるとどうでしょう?余りあるキャッシュは温存し、買収を実現させました。ファイヴ9もキャッシュフローが潤沢で、さらにキャッシュを積み上げられます。ズームの買収戦略はこれで終わりではない気がします。時価総額が小さく成長性のある企業を、今度はキャッシュで購入するプランもあるのではないでしょうか。

どこかで必要としていた調整局面。決算きっかけに反発するかどうか注目

先週の週明けは、3指数が最高値を更新し、全面高となっていました。ダウもNASDAQも、高値圏内で過熱感があったので、今回の調整でニュートラルに戻ったと言えそうです。

原油下落や、デルタ株感染は、株価下落の理由探しをしていた市場にとって格好だったと言えます。なので、今時点では悲観過ぎる必要はありません。

NASDAQはまだ50日移動平均線には遠く、下落の余地が残されています。NYダウやS&P500は、50日移動平均線にタッチしそうです。ここを反発してくるか確認が必要です。

反発する理由としては、今の決算シーズンが絶好の理由となります。金融・銀行株は決算きっかけに売られましたが、他の銘柄は違うかもしれません。

今週は、火曜にネットフリックスとユナイテッド航空。水曜は、コカコーラ、ジョンソンエンドジョンソン、ベライゾン。木曜は、AT&T、スナップチャット、ツイッターサウスウエスト航空。金曜が、アメリカンエクスプレスの決算です。

うさは木曜のツイッターの決算に注目しています。ツイッターという企業は、決算発表が苦手で前回は株価を暴落させました。今回はどうでしょうか。チャート的にはカップウィズハンドルを形成しようとしているので、決算発表後下落し、移動平均線で反発すると高値に抜ける可能性がありそうです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-7-17 今週の米国株状況

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2021-07-17 今週のNASDAQ市場

今週のNASDAQは-306.00、-2.12%で大幅下落。S&P500、NYダウも下落でリスクオフ

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは-115.90、前日比-0.80%の下落、

S&P500は-32.87、前日比-0.75%の下落、

NYダウは-299.17、前日比-0.86%の下落でした。

終値NASDAQが14,427.24、

S&P500が4,327.16、

NYダウが34,687.85でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-306.00、-2.12%の大幅下落、

S&P500が-57.47、-1.33%の下落、

NYダウが-308.33、-0.89%の下落となりました。

今週は3指数が下落し調整相場となりました。特にNASDAQは2%以上の下落です。ハイテクグロースを中心とする中小型株は軒並み売られました。金曜日がオプションの清算日でポジション調整が入った影響もあったと思います。

金融決算は良いものの、長期金利低下で株価は下落基調

今週から2Q決算発表が始まり、金融・銀行系の決算が出揃いました。どの企業も概ね内容は良かったですが、株価は下落しています。長期金利の低迷と決算による事実売りが主な要因だと思います。

火曜のプレマーケットに決算発表と先陣を切ったJPモルガンは、EPSが予想に対し+0.62ドルと予想を上回りました。売上は予想に対し+760百万ドルと上回っています。

発表までは決算期待で株価は上昇していましたが、発表直後は急落しました。

同じく火曜に決算発表したゴールドマンサックスは、EPSが予想に対し+4.84ドルと大幅に予想を上回りました。売上は予想に対し+30億ドルとこちらも大幅に上回っています。

こちらも期待以上とはならず、発表後は下落しています。

水曜はバンク・オブ・アメリカウェルズ・ファーゴシティグループ市中銀行の発表がありました。

バンク・オブ・アメリカは、EPSが予想に対し+0.27ドル、売上は予想に対し-330百万ドルと、結果は悪かったです。株価は下落しました。

ウェルズ・ファーゴは、EPSが予想に対し+0.44ドル、売上は予想に対し+25億ドルと大幅に上回りました。CFRAのアップグレードがあり、株価は上昇しています。

シティグループは、EPSが予想に対し+0.95ドル、売上は予想に対し+270百万ドルと良かったですが、株価は低迷しています。

また、ブラックロックは、EPSが予想に対し+0.56ドル、売上は予想に対し+190百万ドルといまいちの内容でした。株価は急落しています。

木曜はモルガン・スタンレーバンク・オブ・ニューヨーク・メロンの決算発表でした。

モルガン・スタンレーは、EPSが予想に対し+0.23ドル、売上は予想に対し+760百万ドルと上回りました。株価は競合の投資銀行であるJPモルガン、ゴールドマンサックスと同じく下落しています。

今週あった金融・銀行系の決算発表を一気に振り返りましたが、良い決算内容とは逆に株価は下落しています。これまで景気回復期待で、割高となっていた株価が、事実売りということでポジションが解消された結果だと思います。長期金利が低迷しているのも一因ですね。

6月小売売上高は上昇、7月消費者信頼感指数は下落。先行き不透明感継続

6月の小売売上高が発表されました。予想の-0.4%に対し、+0.6%と1.0%の上振れでした。消費が底堅いということで、景気にはポジティブですが、同時にインフレ懸念も消えない結果です。

また、7月のミシガン大学消費者信頼感指数は、6月確定値の85.5から、速報値で80.8と大幅に低下。インフレが消費者目線で実感されていることが確認できます。

株価は軟調長期金利は1.3%に低迷し、リスクオフが進んでいます。地合いはあまり良くない状況ですね。

これまで比較的底堅かったGAFAMも、金曜にはアマゾンとアップルが1%超の下落。資金の避難先となっていた大型ハイテクが崩れ始めたのは悪い兆候です。

来週はジョンソン・アンド・ジョンソンやコカコーラなどのディフェンシブ株、それと大型ハイテク株としては先陣を切るネットフリックスの決算発表があります。

特にネットフリックスはハイテクグロース銘柄のセンチメントを左右するので、重要な決算発表となります。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-7-13 週明け米国株の状況

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2021-7-13 NASDAQ市場(日足)

NASDAQは+31.32、+0.21%で小幅上昇、S&P500、NYダウも小幅上昇で、またも3指数が最高値更新

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+31.32、+0.21%の小幅上昇。

S&P500は+15.08、+0.35%の小幅上昇。

NYダウは+126.02、+0.36%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は14,733.24で最高値更新、

S&P500の終値は4,384.63で最高値更新、

NYダウの終値は34,996.18で最高値を更新しました。

金曜に引き続き、3指数がまたもや最高値を更新し続伸です。しかし、出来高は薄く、銘柄によって値上がり値下がりの幅がありました。10年債金利も上昇しています。今日から決算シーズンが始まりますので、相場全体としては様子見ムードが強いです。

6月CPI(消費者物価指数)に注目。インフレの状況を確認。決算は金融・銀行系から

先週は10年債金利が大幅に低下、国債価格は上昇しました。今週に入って一転、金利は上昇し、国債は売られています。3年債、10年債の入札も行われたので、その影響もあったのでしょう。

今夜は、6月CPI(消費者物価指数)が発表されます。物価が実際どうだったのか明らかになる遅行指標です。これによって足元のインフレの進み具合がわかります。

前回の5月指数は、予想を上回り、物価上昇の加速が見られました。しかし、FRBは一時的な物価上昇という見方を再三強調し、相場の反応は限定的でした。今回はどうでしょうか?

仮に、予想をまた上回る結果だったとすると、FRBの言う一時的という見方が崩れます。国債金利は上昇し、株価にはダメージが予想されます。先行き不透明感が強まり、沈静化した金融引き締めの開始時期が早まる見方が再浮上します。

加えて、今株価はかなり高値の圏内にいます。NASDAQは50日線、200日線と距離が出てきました。ここから少なくとも50日線まで下落してもおかしくはありません。

慎重に行方を見守りましょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-7-10 今週の米国株状況

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2021-7-10 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+38.28、+0.26%で小幅上昇。S&P500、NYダウも上昇で二週連続で3指数が最高値更新

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+142.13、前日比+0.98%の上昇、

S&P500は+48.73、前日比+1.13%の上昇、

NYダウは+448.23、前日比+1.30%の上昇でした。

終値NASDAQが14,701.92で最高値更新、

S&P500が4,369.55で最高値更新、

NYダウが34,870.16で最高値更新でした。

火曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+38.28、+0.26%の小幅上昇、

S&P500が+26.01、+0.60%の上昇、

NYダウが+292.79、+0.84%の上昇となりました。

今週は木曜日に急落する局面もありましたが、1日で株価を戻し、先週に引き続き3指数が最高値更新で週末を迎えました。

木曜日の急落は、新型コロナ変異株感染拡大懸念が引き金だが、景気減速感が主要因か

木曜日の株価には驚きました。プレマーケットから軟調で、3指数が0.7-0.8%と下落しました。

これにはいくつか要因があると思いますが、現象としては、資金が株式から債券に移動したことによる下落と思われます。引き金になったのは、新型コロナ変異株の感染拡大に対する懸念。半年先にどうなっているか先の読めない不透明感です。

米国10年債金利は、一時1.25%まで低下しました。これは10年債が買われて価格が上昇していることを示しています。

と同時に、中長期的な景気の予測水準が低下したことを表しています。雇用統計や先日のISM非製造業指数の結果が弱かったこともあり、これまで急速に回復を見せてきた米国の景気が思ったより伸びないのでは?と懐疑的になっているということでしょう。

将来の景気回復を織り込んできた株価は、既に割高圏内となっており、より強く織り込まれているNYダウが真っ先に売られるという展開になっています。

一方で、インフレ加速懸念により予想より早まるのではないか?と思われていたテーパリング開始時期は後ろ倒しになるのでは?という予測も立ちます。これは、最近のハイテクグロース株、NASDAQの復調が物語っています。

これからの金融政策の方向性は、いずれにせよ、8月末のジャクソンホール会議で、何らかのアナウンスがFRBからされると思いますが、それまでは思惑が交錯する難しい相場となる状況でしょう。

来週から2Q決算発表はじまる。まずは金融、銀行系から

そのような状況の中で、来週からは早くも2Qの決算発表が始まります。毎度同じく、金融、銀行系の企業から開始されます。

国債金利が不安定な中、金利と相関性が高い銀行株の決算は注目です。内容は悪くないと思いますが、注目は決算、特にガイダンスに対する投資家の反応でしょう。

先日、ストレステストをクリアし、自社株買いや増配の制限が撤廃されたので、上値の抵抗の一つは無くなったとも言えますが、1月のワクチン接種以降、十分に株価が上がり過ぎているという見方もあり、反応は読めません。

うさは一時、銀行株にも触手を伸ばしましたが止めました。ジャクソンホール後、金利の方向感が見え、落ち着くまでは手出ししない方が無難と思います。

金融、銀行株に限らず、キャッシュを温存しながら、押し目で少しずつ拾い、相場が悪くなることが予想される9月、10月まで待つのが良いでしょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。