うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-11-10 週明け米国株の状況

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2020-11-10 NASDAQ市場

NASDAQは-181.45、-1.53%で下落。S&P500、NYダウは上昇。

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは、-181.45、-1.53%の下落。

S&P500は+41.06、+1.17%の上昇。

NYダウは+834.57、+2.95%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は11,713.78、

S&P500の終値は3,550.50、

NYダウの終値は29,157.97でした。

久々にNASDAQが弱く、NYダウが強い週明けでした。

バイデン勝利濃厚、ファイザーのワクチン治験が好結果で、セクターローテ、金利上昇

週末にバイデン勝利濃厚の報道があり、月曜日のプレマーケットは3指数が揃って上昇していました。

そこへ飛び込んできた、ファイザーのワクチン治験で好結果が出たというニュース。これで米国株市場の雰囲気は一転しました。

NASDAQのプレマーケットはマイナスに転じ、S&P500とNYダウが暴騰しました。

具体的には、新型コロナ感染への悲観ムードが逆転、コロナ銘柄は投げ売りされ、レジャー、エネルギー、航空株に買い注文が集中しました。

また、米国債から資金が引き上げられ金利が上昇。銀行株も暴騰しました。

その結果、NYダウが比較的好調で、+3%近く上昇しています。

うさのポートフォリオは恩恵を受けた銘柄と、焼かれた銘柄とくっきり。

ボーイング(BA)が、+13.71%上昇。

ビザ(V)が、+7.16%上昇。

バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)が、+6.06%上昇。

バンガード高配当ETF(VYM)が、+3.91%上昇。

ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)が、+2.69%上昇

ペロトン(PTON)が、-20.29%下落。

ズーム(ZM)が、-17.37%下落。

ハーモニーゴールドマイニング(HMY)が、-12.69%下落。これは決算の影響もあります。

ピンタレスト(PINS)が、-10.80%下落。

クラウドストライク(CRWD)が、-10.75%下落。

チェグ(CHGG)が、-10.00%下落。

スクエア(SQ)が、-7.07%下落。

ハイテクグロース株は軒並み沈没です。書いてて悲しくなります。

それでも、たまたまですが、オールドテック株をいくらか持っていたので、トータルでは40万円ほど溶かした結果となったのは、不幸中の幸いです。分散って重要と身を持って知りました。

NASDAQはこのまま沈むか、一時的な調整か。

ファイザーのワクチンが、ポジティブサプライズとなり、投資家は慌ててセクターローテーションを図った形となった月曜日。

バイデン勝利濃厚とタイミングがあまりにも重なりすぎ、この動きはやや極端に過ぎたと見ています。

つまり、NYダウは上げ過ぎ。NASDAQは下げ過ぎです。

いまだ米国内では新型コロナ感染が拡大し、死者も増えていることを忘れてはいけません。

ワクチンも良い結果が出たとは言え、市場に出回るまでは、まだいくつもの関門があります。次の治験で悲観的な結果が出る可能性もあります(過去にもありました)

したがって、大枠はNASDAQが強い。という予想で良いと思います。

注意しなければいけないのは、米国債10年金利の動向。現状は0.9%を越え高い水準です。0.8%台に落ちてこないと、NASDAQには資金が戻ってこないかもしれません。

逆に、今が仕込み時とも言えます。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2020-11-07 今週の米国株状況

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2020-11-07 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+937.62、+7.88%で暴騰。S&P500、NYダウも5%以上の暴騰で暴落前の水準に

金曜日のNASDAQは+4.30、前日比+0.04%の横ばい、

S&P500は-1.01、前日比-0.03%の横ばい、

NYダウは-66.78、前日比-0.24%の横ばいで取引を終えました。

終値NASDAQが11,895.23、

S&P500が3,509.44、

NYダウが28,323.40でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+937.62、+7.88%と暴騰、

S&P500が+199.20、+5.68%の暴騰、

NYダウが+1,398.15、+4.94%の暴騰となりました。

今週は、先週までの暴落を一気に取り戻す形で暴騰しました。しかし、大統領選の結果はまだ出ていません。

暴騰の要因。ねじれ議会、金利急降下。しかし上値は重い

大統領選の開票が進み、トランプとバイデンは接戦でどちらが勝つか最後までもつれそうな状況です。

そんな中、上院は共和党優勢で、上院;共和党、下院;民主党と再びねじれ議会が成立しそうな見込みとなっています。

これは米国株市場には有利に働きました。大統領がどちらになっても、大胆な政策が難しくなったからです。不透明さが和らいだ結果、株高となりました。

また、同時に米国債の買入れ観測が強まり、国債価格の上昇=金利の低下により、ハイテク株中心に資金が入りました。特にNASDAQの株価上昇につながっています。

ただし、金曜には国債から資金は戻り、金利は上昇。落ち着きを取り戻しています。ボラティリティの高い1週間でした。

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NASDAQ 3ヶ月チャート

こちらはNASDAQの3ヶ月チャートです。

9/3につけた最高値更新まではいってません。また、10/13の株価が意識されていることがわかります。金曜の横ばいは、それを語っているのでしょうか。

いずれにせよ、暴騰と暴落を繰り返していることがよくわかり、上値が重く意識されていることがわかります。

大統領選の結果はまだ出ていませんが、開票結果が長引いたり、法廷闘争に持ち込まれたりすると、先行き不透明さが復活し、暴落に繋がる可能性があります。

大統領選をよそに、急拡大する新型コロナ感染者。

大統領選の行方がここ数週間のリスク要因でしたが、一方で新型コロナ感染者数が急拡大し、1日の感染者数が過去最高となりました。

予想されていたことですが、秋から冬にかけて、北半球では猛威をふるい始めています。

欧州ではいち早く、外出制限やロックダウンが敢行されています。米国も時間の問題でしょう。大統領選の混乱で、対応の遅れが懸念されます。

トランプ大統領が再選の場合は、極端な経済制限はなされないかもしれません。バイデンが勝った場合は、これまでと違う対応になり、それが不安感に繋がる可能性もあるでしょう。

今は、新型コロナ第二波の影響は株価に十分織り込まれていないと思います。大統領選の行方の影響が大きすぎて、そちらにしか関心が向いていない気がします。

大統領選が終われば、次は新型コロナ感染が意識されることでしょう。

その時には、どのような状況になっているか。良いとは言えない状況が待っていると思いますが、はたして投資家はどう受け止めるのでしょうか。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2020年10月 資産運用実績

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2020-10月のNASDAQ

1ヶ月経ちました。10/31時点の、うさの米国株ポートフォリオはこのようになりました。

ここ数週間の暴落で、見事にほとんどの銘柄が含み損に転落してしまいました。

米国株現物

銘柄 ティッカー 保有数量 取得単価($) 評価損益($) 対前月($)
ボーイング BA 10 165.90 -215.10 -208.70
バークシャーハサウェイ BRKB 10 215.95 -140.50 -110.40
チェグ (NEW) CHGG 15 86.92 -202.20 -
クラウドストライク CRWD 20 125.9 -41.20 -269.60
ファストリ FSLY 30 79.44 -477.90 -723.10
バリックゴールド GOLD 200 15.19 +2,308.00 -276.00
ハーモニーゴールドマイニング HMY 1520 2.23 +4,073.60 -547.20
iShares 米国不動産 ETF IYR 20 82.39 -97.60 -148.60
ジョンソン&ジョンソン JNJ 10 140.15 -30.40 -117.70
エヌビディア NVDA 2 492.43 +17.86 -79.72
ピンタレスト(NEW) PINS 30 49.50 +283.50 -
ペロトン PTON 20 81.68 +570.60 +219.40
レッドバイオレット RDVT 40 19.89 +36.40 +93.60
Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF SPXS 30 5.93 +4.80 -
スクエア SQ 10 155.77 -8.90 -76.70
テスラ TSLA 20 382.95 +101.80 -819.40
ビザ V 10 172.04 +96.70 -182.60
バンガード 米国情報技術セクター ETF VGT 30 312.17 -425.40 -403.80
バンガード S&P500 ETF VOO 10 317.77 -179.5 -78.30
ズームビデオコミュニケーションズ ZM 11 526.16 -717.75 -680.80

売却

先月、いったんポジション解消し、再び購入したこの2つのハイテク銘柄ですが、新規銘柄の購入資金として売却しました。

ETFのVGTをポートフォリオに加えていますが、VGTの構成銘柄は、この2つが大きなウェイトを占めていることも考慮し、VGTがあれば十分だろうという判断もあります。

売却後、渋い決算発表で株価が下落したので、売って正解だったと思います。

  • プロクター&ギャンブル(PG)

長年、ホールドしていた超優良銘柄、P&Gも売却です。新型コロナを挟み、株価は上昇していましたので、利益確定です。

新製品投入で株価が暴騰したタイミングで売却しました。幸い、10月の暴落前だったので、利益が乗った状態で売却できました。

新規購入

売却して得た資金で、新規銘柄購入と、買い増しを行いました。結果としては、暴落局面に巻き込まれ、振るわない状況となっています。

  • チェグ(CHGG)

新型コロナ感染再拡大を見て、オンライン教育プラットフォームのチェグに投資しました。決算またぎの暴騰狙いでしたが、結果は裏目に出てしまいました。 https://www.chegg.com

暴落局面で、ナンピン買いをしました。まさに「落ちたナイフは拾うな」をやってしまいました。損失を拡大させてしまいました。

ピンタレストは気になる画像を収集・共有できるクラウドサービスです。 これも決算またぎの暴騰を狙いました。結果は大成功。暴落局面の中、一時+30%も株価が上昇しました。この決算が試金石となり、広告ビジネスモデルの回復が確認されています。

www.pinterest.com

  • ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)

ズームも暴落局面で買い増ししました。「落ちたナイフは拾うな」です。ファストリー以上の損失となってしまいました。コロナ銘柄の代表なのに、なぜこの暴落か理解不能です。割高と言えばそうなのですが、個人の利益確定の波に押された感じでしょうか。いずれ、株価は急回復しそうな気もします。

つみたてNISA|全米株式インデックス

銘柄 保有数量 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
楽天・全米株式インデックス・ファンド 932,755 11,041 +110,633.51 -12,105
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 139,449 11,121 -2,848.90 -2,297

つみたてNISAは、信託報酬が一番安いSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに軸足を移しています。

9月の暴落局面で一気に資金投入しましたが、10月の暴落はそれ以上だったということですね。

残りの資金枠は、大統領選前後で使い切ってしまおうかと考えています。

ジュニアNISA|米国株現物

銘柄 ティッカー 保有数量 取得単価($) 評価損益($) 対前月($)
グローバル・X・ビデオゲーム・アンド・EスポーツETF HERO 5 27.00 -2.50 -3.30
コカコーラ KO 2 48.69 -1.26 -2.62
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (NEW) QQQ 1 278.01 -8.63 -
スクエア (NEW) SQ 1 171.84 -16.96 -
バンガード 米国情報技術セクター ETF VGT 3 300.00 -6.03 -40.38
バンガード トータルストックマーケット ETF VTI 90 145.49 +1935.00 -298.80
バンガード 米国高配当株式 ETF VYM 70 85.21 -396.90 -97.30

契約数が絶望的に少なく、ついにディスコンになることが決まったジュニアNISAですが、うさは3人の子供全てに等しく、このような構成で積み立てています。つみたてNISAと違い、米国株に直接投資できるのが魅力です。

子供たちの将来に来たる、インフレによる貨幣価値の減少、それによるドル高・円安時代に備えて、ドル資産を残してあげたいと考えてます。

わずかですが、QQQとスクエアを新規購入しました。ハイテクグロース銘柄です。

これまで高配当のETFや個別株を意識して購入してきたところがあります。配当や分配金はドルで口座に振り込まれます。これを再投資することで、複利効果が得られます。

投資の定石であり、間違ってはいないのですが、気づいたことがあります。

それは、配当再投資すると年間の投資枠を使ってしまう。ということです。これは、投入資金力がある投資家にとっては、もったいないことだと気づいたんです。

ジュニアNISAは、年間80万円が投資枠となっています。投入資金力のある投資家は、この枠をフルに使いたいはずです。

配当再投資してしまうと、その分、投資枠が減ってしまい資金力を活かせません。かといって配当をそのまま口座に置いておくのも、もったいないです。

つまり、ジュニアNISAでETFや個別株を購入するときは、配当が出ないグロース株が一番有利となります。グロース企業は、配当を出す代わりに自社の成長に充てるため、株価は上昇しやすいのです。

つみたてNISAは、投資信託しか購入できないので、これらの心配はありません。

確定拠出年金|外国株式インデックス、海外債券

銘柄 時価評価(¥) 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
DIAM外国株式インデックス 3,477,989 3,644,064 -16,6075 -181,090

先月から外国株式インデックスに一本化しました。10月の暴落で含み損となってしまいました。

とはいえ、海外債券も軟調なので、最適な投資先はどこにもないということになりますね。

もう少し機動力があれば、気軽にスイッチングできるのですが。

その他|日本株ビットコイン

銘柄 証券コード 保有数量 取得単価(¥) 評価損益(¥) 対前月(¥)
東洋水産 2875 100 3,995 +120,500 -36,000
アルコニックス 3036 100 1,098 +37,600 -4,700
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) (NEW) - 16,304 12,157.75 -433 -
ビットコイン BTC 0.114584 100,000 +66,565 +36,865
イーサリアム ETH 2.4103 100,000 -1,744 +7,356

その他金融資産です。株主優待目当てで日本株を少しと、仮想通貨です。

マルちゃんの東洋水産は、決算がありました。コロナ特需で爆益決算だったのですが、材料出尽くしで株価は下落してしまいました。

国内でも新型コロナ再拡大の兆候があるので、株価が反転してくる可能性もあります。

株式優待は、2000円相当の詰め合わせです。日本のラーメン文化と美味しさを海外に広めてくれてる優良企業です。

アルコニックスレアメタルの商社です。こちらは決算前ですが、昨日、業績の上方修正が発表されました。新型コロナの巣ごもり需要で、IT、電子機器の特需があり増益となりそうです。

コロナ銘柄の意識はありませんでしたが、こんなところにも影響があるのですね。

ここは株主優待として、2000円相当のカタログギフトを用意してくれます。

仮想通貨は、ビットコインが上昇しています。含み益が60%となっています。イーサリウムも上昇していますが、上昇ペースにかなり差がついてきました。

ダブついた資金の新たな投資先として仮想通貨が定着してきたと感じます。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

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2020-11-3 週明け米国株の状況

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2020-11-3 NASDAQ

NASDAQは+46.02、+0.42%で小幅上昇。S&P500、NYダウは上昇。

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは、+46.02、+0.42%の小幅上昇。

S&P500は+40.28、+1.23%の上昇。

NYダウは+423.45、+1.60%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は10,957.61、

S&P500の終値は3,310.24、

NYダウの終値は26,925.05でした。

さすがに先週は下げすぎたのか、週明けは反発しました。大統領選まであと1日。行方をじっと見守っています。

大統領選の問題は、どちらが勝つかよりも、開票結果のスムーズさに。

米国株市場にも大きな影響を与える、米国大統領選がいよいよやってきました。

ニューヨークの期日前投票は3時間待ちのところもあったようです。郵便投票の問題も話題となっています。

今回は、日本の報道ではバイデン勝利と言われているようですが、実際には相当な接戦になりそうです。バイデンが勝ったとしても、郵便投票の無効性を問い、トランプは裁判に持ち込もうとしています。

接戦となり、結果判明に時間がかかればかかるほど、先行き不透明感が強まり、株価には悪影響です。ましてや裁判により長期戦となると、暴落の確率はかなり高いものになるでしょう。

今は、どちらが勝っても株価には影響なし。決着がつくことで、追加経済対策など頓挫していた財政政策が再開され、株価は上昇することが市場のコンセンサスとなっています。

逆に混乱が続くようだと、財政政策の実施は先送りとなり、実体経済への影響、新型コロナ感染への対策が遅れることとなり、市場は悲観して株価は下落します。

開票結果が明白となり、スムーズに決着がつくことが、米国株式市場の願いとなっている状況です。

為替はドルが戻り再び円安。米国債にも資金が入り金利は低下。

感覚的ですが、米国株市場のオープン前に円安傾向だと株価も上昇する気がします。

先週は、資金があらゆるところから逃げ、為替も急激な円高となりました。それが少し戻り、1ドル104.5円付近で落ち着いています

米国債にも資金が戻り、金利は低下しました。これはハイテクグロース株には有利な傾向です。

株式市場の出来高はまだ低いので、株式への資金投入はまだ様子見のようです。大統領選後に、大きく資金投入されれば、相場が荒れることが予想されます。

株価は10月で相当下がったので、買い場という見方もできると思います。ほとんどの投資家がそう考えていれば、株価は右肩上がりで再び上昇するはずです。

今週から、夏時間が終わり、冬時間となりました。市場のオープンは1時間繰り下がり、日本時間23時半となります。

明日は注目の1日となります。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2020-10-31 今週の米国株状況

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2020-10-31 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-447.35、-4.10%で暴落。S&P500、NYダウも4%以上の暴落

金曜日のNASDAQは-274.00、前日比-2.45%の下落、

S&P500は-40.15、前日比-1.21%の下落、

NYダウは-157.51、前日比-0.59%の下落で取引を終えました。

終値NASDAQが10,911.59、

S&P500が3,269.96、

NYダウが26,501.60でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-447.35、-4.10%と暴落、

S&P500が-131.01、-4.01%の暴落、

NYダウが-1,183.78、-4.47%の暴落となりました。

今週は、一気に資金が引き上げられ株式市場は暴落しています。新型コロナ感染再拡大懸念と、大統領選前ということで、現金化してポジションを解消している動きですね。

アップル・アマゾンは決算クリアも株価下落。勝ったのはグーグル

注目されたハイテク大型株の決算ですが、結果は良かったです。

アップルは、EPSが予想に対し0.03ドル上回り、売上は予想を13億ドル上回りました。

しかし、今後の見通しが保守的となり、-5.6%の失望売りとなりました。

アマゾンは、EPSが予想に対し、なんと4.84ドルも上回り、売上は予想を35億ドル上回りました。

これだけ予想以上の利益を出しても、投資家の期待には届かず、アマゾンも-5.4%の失望売りで下落しています。

グーグルは、EPSが予想に対し5.20ドル上回り、売上は予想を33億ドル上回りました。

勝ったのはグーグルでした。+3.8%上昇しています。

各社、明暗を分けましたが、この上昇下落は性格が違うような気がします。

アップルは、iPhone 12の失望もあり、ビジネス基盤のリスクで、もともと株価が軟調だったところに決算。そして売りでした。しばらく回復が難しいと思います。

アマゾンは、これまで期待先行でかなり株価を上げてました。今回の決算は悪くなかったのですがサプライズはなかった。決算を確認した上で利益確定の売りに押されたのではないかと思います。

グーグルは、他社に比べ株価上昇が弱く出遅れていた感があります。そこへ思いのほか良い決算が出たので、資金を集めたのではないでしょうか。

予想外の暴落局面。大統領選を挟み、反転するかどうか。

先週の下げはマイルドで、明らかに調整局面と見えましたが、さすがに今週の暴落は予想外でした。

欧州の新型コロナ感染によるロックダウン開始、米国の感染急拡大。昨日は1日で10万人が感染しました。さらに、感染後の後遺症の症例がWHOから報告されています。

暴落の要因の一つは、この新型コロナ懸念でしょう。わからないのが、コロナ銘柄と言われるズームなども同じように暴落している点です。

そうするともう一つの要因、大統領選が大きな影響を与えているのでしょうか。今回の選挙は、大混乱が予想される不透明なものとなりそうです。

株式市場は不透明さを一番嫌います。一切合切、株式市場から資金を引き上げリスクオフをとっているということでしょうか。

米国債金利上昇、つまり売られている状況です。どこにも資金が入っていないので、現金比率が高まっているということです。そんな中、ビットコインは上昇しているので一部はビットコインに資金流入しているのでしょう。

投資家は普通、現金をそのまま置いてはおかないので、大統領選後には株式市場に再投入されるはずです。また、大統領選後には追加経済対策が実行されますので、国債にも資金が入ります。

つまり、今週の暴落は一時的。大統領選後には、株価は反転する可能性が濃厚です。金利次第では、急激な回復となるかもしれません。

さて、月末ですね。今月のポートフォリオをまとめますが、気が重いです。。。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2020-10-28 週明け2日目の米国株の状況

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2020-10-28 NASDAQ市場

NASDAQは+72.41、+0.64%で小幅上昇。S&P500は横ばい、NYダウは小幅下落

すみません、昨日はいろいろあって時間が取れず、ブログの更新ができませんでした。 週明け2日目、火曜日の米国株式市場の状況です。

火曜日のNASDAQは、+72.41、+0.64%の小幅上昇。

S&P500は-10.29、-0.30%の横ばい。

NYダウは-222.19、-0.80%の小幅下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は11,431.35、

S&P500の終値は3,390.68、

NYダウの終値は27,463.19でした。

週明けの米国株市場、月曜日は3指数そろって下落で始まりました。火曜日は下げ止まっています。月曜日の下落の原因は、新型コロナウイルス感染拡大です。1日の新規感染者数が7月以来最高値を示しました。欧州の再流行が米国内でも拡がっている状況です。それに嫌気した株式市場は、下げているといえます。各社の2Q決算と重なる部分もあるので、なにがどう影響しているかは複雑なところですが、間違いなく市場関係者の心理は冷えています。リスクオフですね。

再びコロナ相場へ

指数は弱含みですが、ズームなどのいわゆる新型コロナ銘柄に資金が戻ってきています。ズーム、アマゾンなど限られた銘柄のみイーブンか株価上昇となっているので、わかりやすいです。他はほとんどが下げています。

決算が集中していますが、地合いがこのように悪い中、普通に決算が良くても利確、もしくは失望売りで株価を下げている銘柄が多いです。これからアップルやアマゾンの大型株の決算が待っていますが、市場の反応が心配されます。

そんな中、マイクロソフトの決算は良い結果でした。利益が予想を0.27ドル上回り、売上は予想を13億ドル上回りました。これだけの大企業がしっかりした決算を出してくるのは立派ですね。アップルやアマゾンの決算に安心感を与えてくれます。

今夜は、この地合いの悪い中さらに下落しているファストリ―の決算発表です。もうこれ以上下がるところのない株価まで来ていますが、果たしてさらに下げてくるのか。正直、もう暴落は見たくないです。

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ファストリ― 年初来株価推移

このジェットコースターのようなチャートはめったに見られないです。やっぱり天井で利確しておくべきでした。

金利は落ち着いたが、為替が再び不安定に。ビットコインが暴騰。ドルから資金が逃げている?

先週は米国債から資金が抜け、金利が急上昇して、ハイテク株価を冷やしました。一時、10年債の金利が0.8を越えてましたが、今週は落ち着きを取り戻し、0.7台に収まっています。

しかしドル円の為替が大きく円高に振れています。104円を切るところが見えてきているほどです。先日は104.5円でドル転しましたが、もう10万円分、104円で指値注文を入れています。今の円高は、円が強いのではなく、ドルから資金が逃げている状況を示しています。

では、そのドルは何に向かっているのか。ゴールドもそれほど資金が入っている様子はありません。答えの一つはビットコイン。13,000を優に超え暴騰しています。スクエアやペイパルなど大手フィンテック企業が相次いでビットコインに対応する発表をした影響でしょうか。とにかく今は仮想通過がお祭り状態ですね。

ただ、ドルからの資金避難は一時的なものと思われます。おそらくですが、どこにも投資せずキャッシュとして温存されているのではないでしょうか?そのキャッシュ投入のタイミングで、株価は跳ねると予想できます。

なぜなら、大統領選挙直前、2Q決算、そこに新型コロナ感染再拡大が加わって株価の混乱が生じてもおかしくない状況ですが、その割にはそこまで大きく崩れていないのも事実です。このまま何度か小さな調整を重ねながら、大統領選の結果がどちらになったとしても、米国株は右肩上がりを描いていく。うさはそう信じています。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2020-10-24 今週の米国株状況

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2020-10-24 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+69.40、+0.60%で小幅上昇。S&P500が上昇、NYダウは小幅上昇

金曜日のNASDAQは+42.28、前日比+0.37%の横ばい、

S&P500は+11.90、前日比+0.34%の横ばい、

NYダウは-28.09、前日比-0.10%の横ばいで取引を終えました。

終値NASDAQが11,548.28、

S&P500が3,465.39、

NYダウが28,335.57でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+69.40、+0.60%の小幅上昇、

S&P500が+38.47、+1.11%の上昇、

NYダウが+140.15、+0.49%の小幅上昇となりました。

今週は、出来高も限定的で様子見の相場となりました。動きなしです。トランプ・バイデンの討論会を控えていたこと。追加経済対策案も動きがなかったためだと思われます。

米国債10年の金利上昇。円高進行。ハイテクグロース株には逆風。

不安定な先行きからか、米国債10年の金利が0.8を超え急上昇しました。一時、0.87まで達しました。

国債の基本的な知識として、金利が上がることは、国債の価格が下落するということです。それはつまり、国債を売って現金化していることを意味しています。

国債金利上昇。つまり価格下落は、為替に影響します。これが原因でドル/円の為替が、一時104.5円を切るほど円高になりました。

米国債=ドルが売られるということは、ドル安となり、ドル/円は円高となるわけですね。これはドル転(円をドルに替えること)のチャンス到来とばかり、10万円ほどドル転しました。

さて、国債金利が上昇すると、資金調達の金利負担も増加するので、じゃぶじゃぶ借金して成長を追うグロース企業には不利となります。

今週はいくつかのハイテクグロース企業が決算や、業績予測の修正を発表したのですが、金利上昇もあり、株価は敏感に反応しています。

先週、ファストリーが暴落しましたが、その流れは止まらず続落してます。とうとう含み損が出てきてしまいました。

クライアントのTikTokを失ったことをかなり悲観されてます。決算が心配ですが、それまではホールドです。決算次第で損切りか買い増しか決めます。

テスラが好決算!来週は大型株の2Q決算発表が集中。

10/21にテスラ の2Q(7-9月)決算が発表されました。EPSは予想を0.16ドル上回り、売上は予想を4億5千万ドル上回りました。

翌日のプレマーケットでは一時4%上昇していましたが、株安の流れに押され下落しています。

ところでテスラの決算発表資料はいつも素晴らしいデザインで感心します。ブランド力はこんなところにも現れるのでしょうね。参考にリンクを貼っておきます。

https://tesla-cdn.thron.com/static/4E7BR9_TSLA_Q3_2020_Update_P0Q85U.pdf

さて、いよいよ来週は注目の大型株の決算が集中しています。大統領選の結果と合わせ、今後の相場の流れを決める大事な週です。

10/27はマイクロソフトAMD

10/28はファストリー、ビザ、マスターカード

10/29がすごいです。アマゾン、アップル、グーグル、フェイスブック。この日が山場ですね。GAFAデイです。

今週の金利上昇や株安は、来週の決算前に利確・現金比率を高めた投資家が多いということかもしれません。

来週はまだ大統領選前なので、びっくりするような荒い動きはまだだとは思いますが、株価は動くと思われます。金利の状況も気になりますね。

米国株ホルダーにとってはこの秋一番のイベントがやってきます。くれぐれも狼狽売りにはならないよう、慎重に動きましょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。