2020-11-3 週明け米国株の状況
- NASDAQは+46.02、+0.42%で小幅上昇。S&P500、NYダウは上昇。
- 大統領選の問題は、どちらが勝つかよりも、開票結果のスムーズさに。
- 為替はドルが戻り再び円安。米国債にも資金が入り金利は低下。
NASDAQは+46.02、+0.42%で小幅上昇。S&P500、NYダウは上昇。
月曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは、+46.02、+0.42%の小幅上昇。
S&P500は+40.28、+1.23%の上昇。
NYダウは+423.45、+1.60%の上昇で取引を終了しました。
S&P500の終値は3,310.24、
NYダウの終値は26,925.05でした。
さすがに先週は下げすぎたのか、週明けは反発しました。大統領選まであと1日。行方をじっと見守っています。
大統領選の問題は、どちらが勝つかよりも、開票結果のスムーズさに。
米国株市場にも大きな影響を与える、米国大統領選がいよいよやってきました。
ニューヨークの期日前投票は3時間待ちのところもあったようです。郵便投票の問題も話題となっています。
今回は、日本の報道ではバイデン勝利と言われているようですが、実際には相当な接戦になりそうです。バイデンが勝ったとしても、郵便投票の無効性を問い、トランプは裁判に持ち込もうとしています。
接戦となり、結果判明に時間がかかればかかるほど、先行き不透明感が強まり、株価には悪影響です。ましてや裁判により長期戦となると、暴落の確率はかなり高いものになるでしょう。
今は、どちらが勝っても株価には影響なし。決着がつくことで、追加経済対策など頓挫していた財政政策が再開され、株価は上昇することが市場のコンセンサスとなっています。
逆に混乱が続くようだと、財政政策の実施は先送りとなり、実体経済への影響、新型コロナ感染への対策が遅れることとなり、市場は悲観して株価は下落します。
開票結果が明白となり、スムーズに決着がつくことが、米国株式市場の願いとなっている状況です。
為替はドルが戻り再び円安。米国債にも資金が入り金利は低下。
感覚的ですが、米国株市場のオープン前に円安傾向だと株価も上昇する気がします。
先週は、資金があらゆるところから逃げ、為替も急激な円高となりました。それが少し戻り、1ドル104.5円付近で落ち着いています
米国債にも資金が戻り、金利は低下しました。これはハイテクグロース株には有利な傾向です。
株式市場の出来高はまだ低いので、株式への資金投入はまだ様子見のようです。大統領選後に、大きく資金投入されれば、相場が荒れることが予想されます。
株価は10月で相当下がったので、買い場という見方もできると思います。ほとんどの投資家がそう考えていれば、株価は右肩上がりで再び上昇するはずです。
今週から、夏時間が終わり、冬時間となりました。市場のオープンは1時間繰り下がり、日本時間23時半となります。
明日は注目の1日となります。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。