うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-10-24 今週の米国株状況

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2020-10-24 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+69.40、+0.60%で小幅上昇。S&P500が上昇、NYダウは小幅上昇

金曜日のNASDAQは+42.28、前日比+0.37%の横ばい、

S&P500は+11.90、前日比+0.34%の横ばい、

NYダウは-28.09、前日比-0.10%の横ばいで取引を終えました。

終値NASDAQが11,548.28、

S&P500が3,465.39、

NYダウが28,335.57でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+69.40、+0.60%の小幅上昇、

S&P500が+38.47、+1.11%の上昇、

NYダウが+140.15、+0.49%の小幅上昇となりました。

今週は、出来高も限定的で様子見の相場となりました。動きなしです。トランプ・バイデンの討論会を控えていたこと。追加経済対策案も動きがなかったためだと思われます。

米国債10年の金利上昇。円高進行。ハイテクグロース株には逆風。

不安定な先行きからか、米国債10年の金利が0.8を超え急上昇しました。一時、0.87まで達しました。

国債の基本的な知識として、金利が上がることは、国債の価格が下落するということです。それはつまり、国債を売って現金化していることを意味しています。

国債金利上昇。つまり価格下落は、為替に影響します。これが原因でドル/円の為替が、一時104.5円を切るほど円高になりました。

米国債=ドルが売られるということは、ドル安となり、ドル/円は円高となるわけですね。これはドル転(円をドルに替えること)のチャンス到来とばかり、10万円ほどドル転しました。

さて、国債金利が上昇すると、資金調達の金利負担も増加するので、じゃぶじゃぶ借金して成長を追うグロース企業には不利となります。

今週はいくつかのハイテクグロース企業が決算や、業績予測の修正を発表したのですが、金利上昇もあり、株価は敏感に反応しています。

先週、ファストリーが暴落しましたが、その流れは止まらず続落してます。とうとう含み損が出てきてしまいました。

クライアントのTikTokを失ったことをかなり悲観されてます。決算が心配ですが、それまではホールドです。決算次第で損切りか買い増しか決めます。

テスラが好決算!来週は大型株の2Q決算発表が集中。

10/21にテスラ の2Q(7-9月)決算が発表されました。EPSは予想を0.16ドル上回り、売上は予想を4億5千万ドル上回りました。

翌日のプレマーケットでは一時4%上昇していましたが、株安の流れに押され下落しています。

ところでテスラの決算発表資料はいつも素晴らしいデザインで感心します。ブランド力はこんなところにも現れるのでしょうね。参考にリンクを貼っておきます。

https://tesla-cdn.thron.com/static/4E7BR9_TSLA_Q3_2020_Update_P0Q85U.pdf

さて、いよいよ来週は注目の大型株の決算が集中しています。大統領選の結果と合わせ、今後の相場の流れを決める大事な週です。

10/27はマイクロソフトAMD

10/28はファストリー、ビザ、マスターカード

10/29がすごいです。アマゾン、アップル、グーグル、フェイスブック。この日が山場ですね。GAFAデイです。

今週の金利上昇や株安は、来週の決算前に利確・現金比率を高めた投資家が多いということかもしれません。

来週はまだ大統領選前なので、びっくりするような荒い動きはまだだとは思いますが、株価は動くと思われます。金利の状況も気になりますね。

米国株ホルダーにとってはこの秋一番のイベントがやってきます。くれぐれも狼狽売りにはならないよう、慎重に動きましょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。