うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-10-31 今週の米国株状況

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2020-10-31 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-447.35、-4.10%で暴落。S&P500、NYダウも4%以上の暴落

金曜日のNASDAQは-274.00、前日比-2.45%の下落、

S&P500は-40.15、前日比-1.21%の下落、

NYダウは-157.51、前日比-0.59%の下落で取引を終えました。

終値NASDAQが10,911.59、

S&P500が3,269.96、

NYダウが26,501.60でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-447.35、-4.10%と暴落、

S&P500が-131.01、-4.01%の暴落、

NYダウが-1,183.78、-4.47%の暴落となりました。

今週は、一気に資金が引き上げられ株式市場は暴落しています。新型コロナ感染再拡大懸念と、大統領選前ということで、現金化してポジションを解消している動きですね。

アップル・アマゾンは決算クリアも株価下落。勝ったのはグーグル

注目されたハイテク大型株の決算ですが、結果は良かったです。

アップルは、EPSが予想に対し0.03ドル上回り、売上は予想を13億ドル上回りました。

しかし、今後の見通しが保守的となり、-5.6%の失望売りとなりました。

アマゾンは、EPSが予想に対し、なんと4.84ドルも上回り、売上は予想を35億ドル上回りました。

これだけ予想以上の利益を出しても、投資家の期待には届かず、アマゾンも-5.4%の失望売りで下落しています。

グーグルは、EPSが予想に対し5.20ドル上回り、売上は予想を33億ドル上回りました。

勝ったのはグーグルでした。+3.8%上昇しています。

各社、明暗を分けましたが、この上昇下落は性格が違うような気がします。

アップルは、iPhone 12の失望もあり、ビジネス基盤のリスクで、もともと株価が軟調だったところに決算。そして売りでした。しばらく回復が難しいと思います。

アマゾンは、これまで期待先行でかなり株価を上げてました。今回の決算は悪くなかったのですがサプライズはなかった。決算を確認した上で利益確定の売りに押されたのではないかと思います。

グーグルは、他社に比べ株価上昇が弱く出遅れていた感があります。そこへ思いのほか良い決算が出たので、資金を集めたのではないでしょうか。

予想外の暴落局面。大統領選を挟み、反転するかどうか。

先週の下げはマイルドで、明らかに調整局面と見えましたが、さすがに今週の暴落は予想外でした。

欧州の新型コロナ感染によるロックダウン開始、米国の感染急拡大。昨日は1日で10万人が感染しました。さらに、感染後の後遺症の症例がWHOから報告されています。

暴落の要因の一つは、この新型コロナ懸念でしょう。わからないのが、コロナ銘柄と言われるズームなども同じように暴落している点です。

そうするともう一つの要因、大統領選が大きな影響を与えているのでしょうか。今回の選挙は、大混乱が予想される不透明なものとなりそうです。

株式市場は不透明さを一番嫌います。一切合切、株式市場から資金を引き上げリスクオフをとっているということでしょうか。

米国債金利上昇、つまり売られている状況です。どこにも資金が入っていないので、現金比率が高まっているということです。そんな中、ビットコインは上昇しているので一部はビットコインに資金流入しているのでしょう。

投資家は普通、現金をそのまま置いてはおかないので、大統領選後には株式市場に再投入されるはずです。また、大統領選後には追加経済対策が実行されますので、国債にも資金が入ります。

つまり、今週の暴落は一時的。大統領選後には、株価は反転する可能性が濃厚です。金利次第では、急激な回復となるかもしれません。

さて、月末ですね。今月のポートフォリオをまとめますが、気が重いです。。。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。