2021-9-14 週明け米国株の状況
NASDAQは-9.91、-0.07%で小幅下落、S&P500は小幅上昇、NYダウは上昇
月曜の米国株式市場の状況です。
NASDAQは-9.91、-0.07%の小幅下落。
S&P500は+10.15、+0.23%の小幅上昇。
NYダウは+261.91、+0.76%の上昇で取引を終了しました。
S&P500の終値は4,468.73、
NYダウの終値は34,869.63、でした。
ハイテク銘柄が売られNASDAQが下落、その資金がダウに入り上昇しています。ダウが上がった影響でS&P500も上昇しました。先週ずっと下げていたので、値を戻した形ですが、反発は弱かったです。
今夜、注目のコアCPI、消費者物価指数の発表
米10年債金利は1.32%とわずかに減少。米国債は買われました。30年の長期債も買われ、金利が下がっています。NASDAQは反応せず、下落しています。
日本時間、今夜9時半に注目の8月コアCPI(消費者物価指数)が発表されます。市場予想は、対前月比+0.3%。経済活動再開の影響が盛り込まれた指標となり、インフレ懸念の答え合わせとなります。
前回7月は、対前月比予想が+0.4%に対し、+0.3%とやや予想を下回りました。
コアCPIは、食料品や原油などのエネルギーを含まないので、直近で起こっているハリケーン被害による小麦や原油の高騰は反映されません。
この結果により、インフレ懸念が再び強まれば、国債は売られ、米10年債金利は上昇し、株価が下落するという動きになります。
来週はFOMCが開催される関係上、FRB関連のコメントは自粛され情報が出てきません。より、注目が集まることになり、前回より敏感な反応になる可能性もあります。
今週はFOMC前で沈黙の週。様子見かリスクオフか
今週はFOMC前ということで沈黙の週となりそうです。様子見になるか、あらかじめリスクオフの動きになるでしょうか。株価は下がることはあっても上がることは無さそうです。
今週末は、クアドルプルウイッチング(オプション取引の精算日が重なる日)もあるので、リスクオフの流れができやすい状況ではあります。
アノマリー的にも、9月は月末にかけて株価が下落しやすい時期です。安易にポジションを取ることは避けた方が懸命だと思います。入るにしても様子を見ながら少しずつ、が良いでしょう。
今夜は、Appleの新製品発表も予定されてますが、株価への影響は限定的だと思われます。最近あまりワクワクしなくなりましたね。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。