2021-5-11 週明け米国株の状況
- NASDAQは-350.38、-2.55%で下落、S&P500下落、NYダウは横ばい
- ハイテクグロース株が全滅の中、アファーム(AFRM)ペロトン(PTON)が上昇
- 雇用統計発表後、不安定な株式市場。今後の行方は
NASDAQは-350.38、-2.55%で下落、S&P500下落、NYダウは横ばい
月曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは-350.38、-2.55%の下落。
S&P500は-44.17、-1.04%の下落。
NYダウは-34.94、-0.10%の横ばいで取引を終了しました。
S&P500の終値は4,188.43、
NYダウの終値は34,742.82でした。
今週は株式市場の高値警戒感から、NASDAQ中心にリスクオフの流れで全面安となりました。コストインフレ懸念も高まり、株式市場から資金が引き上げられている状況です。
ハイテクグロース株が全滅の中、アファーム(AFRM)ペロトン(PTON)が上昇
金曜は久々にハイテクグロース株が上昇しましたが、束の間でした。月曜は再び全面安となり、上値が追えない展開です。
そんな中、アファーム(AFRM)が+5.56%、ペロトン(PTON)が+4.39%と上昇していたのが目立ちます。
GAFAMなど資金が入っていたハイテク大型株や、決算好調だったハイテクグロース株から資金が抜け、株価を下げすぎていた両社が割安と思われ買いが入ったと思われます。あるいはショートカバーかもしれませんが。
ペロトンはトレッドミルの全面リコールにより投げ売られていました。
アファームは後払いが売りのフィンテック企業ですが、ペロトンが大口顧客です。
その関係から、両社同じような株価の値動きをしています。うさは両銘柄ともホルダーです。
雇用統計発表後、不安定な株式市場。今後の行方は
思わぬネガティブサプライズだった4月の雇用統計発表後、どうも株式市場が落ち着きません。指数の数字以上にボラティリティが高く、また資金の動きも早いです。
今は積極的な取引は控えておいた方が良さそうです。
うさのようにハイテクグロース株ホルダーは、忍耐が必要な状況ですが、下手に動くとさらに傷を広げそうです。下がるのも早ければ上がるのも早いことが特徴です。
決算シーズンが終わるまでは我慢して様子を見ておこうと思います。
センチメントが悪い中、石油パイプラインへのサイバーテロなど追い討ちをかけるように市場には不透明感が漂ってきました。
悪かった雇用統計に対し、どんな手を打ってくるのか。あるいは打たないのか。金融政策の量的緩和は拡大継続か、それとも引き締めに舵を切るのか。
おそらく何もわからないということが、今の株式市場の軟調を作っているのだと思います。仮に市場に悪影響を与えることだとしても、一つ一つ事実が確認できれば、また市場は安定してくるでしょう。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。