2021-5-5 週明け米国株の状況
- NASDAQは-261.62、-1.88%で下落、S&P500小幅下落、NYダウは横ばい
- GAFAM神決算でも株価は不調。ハイテクグロースは連れ安で暴落銘柄も
- イエレン財務長官が金利上昇を示唆。仮想通貨、ビットコインが下落、イーサリアムは暴騰。
NASDAQは-261.62、-1.88%で下落、S&P500小幅下落、NYダウは横ばい
昨日は多忙のため更新ができませんでした。
というわけで火曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは-261.62、-1.88%の下落。
S&P500は-28.00、-0.67%の小幅下落。
NYダウは+19.80、+0.06%の横ばいで取引を終了しました。
S&P500の終値は4,164.66、
NYダウの終値は34,133.03でした。
今週に入ってからNASDAQが不調です。3指数全面安とはなっていないので、セクターローテーションによる、ハイテク売りオールドエコノミー買いの影響と思われます。また、金利も下がったので債券にも買いが入ったと思われます。
GAFAM神決算でも株価は不調。ハイテクグロースは連れ安で暴落銘柄も
先週はGAFAMが神決算を出しましたが、週が明けても株価は不調です。
決算直後の株価高値から、アップル(APPL)が-7.4%下落、グーグル(GOOGL)が-4.3%下落、アマゾン(AMZN)が-8.7%下落、フェイスブック(FB)が-4.5%下落、マイクロソフト(MSFT)が-3.9%下落しています。
このためハイテク銘柄のセンチメントが悪化し、NASDAQの不調につながっています。
中小型のハイテクグロース株はもっと状況が悪いです。
うさのポートフォリオでは、アファーム(AFRM)が苦しんでます。
直近の高値から-20%以上も下落してしまいました。
クラウドストライク(CRWD)は-11%下落。
オクタ(OKTA)は-15%下落。
決算のあったツイッター(TWTR)は-25%も下落してしまいました。
イエレン財務長官が金利上昇を示唆。仮想通貨、ビットコインが下落、イーサリアムは暴騰。
イエレン財務長官が金利上昇を示唆する発言をしたようです。
財政支出に伴い、経済の過熱を牽制した金利上昇は必要である。という主旨の発言だったようです。これはイエレンさんの役割を考えるともっともなこと。しかし、株式市場は過剰に反応したようです。
金利上昇の可能性を示唆する内容を受け、GAFAM不調のセンチメント悪化も手伝い、金利に敏感なハイテクグロース株は徹底的に売られました。
一方、債券市場は静観で、むしろ株売り債券買いのリスクオフの動きにより、10年債金利は1.6%を切る水準まで下がっています。
また、仮想通貨市場がまた盛り上がりを見せています。主役はビットコインからイーサリアムに代わりました。
一時、3500ドルを超え、最高値を更新し続けています。NFTやDeFiのようにビットコインにはない魅力が評価されています。
うさのポートフォリオでは、ビットコインとイーサリアムそれぞれ10万円ずつ投資し、現在はイーサリアムの方がビットコインの含み益を越えています。
イーサリアムに投資した10万円は、9倍に迫る値上がりとなっています。
上がるのも早ければ下がるのも早い仮想通貨市場。すぐに暴落する可能性も高いですが、ビットコインの底堅さを考えると、一時的な下落に過ぎないとうさは予測しています。
目安となる10倍までもうすぐとなってきました。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。