2021-2-13 今週の米国株状況
- 今週のNASDAQは+107.83、+0.76%で小幅上昇、最高値更新。S&P500も小幅上昇で最高値更新、NYダウも小幅上昇
- ビットコインが5万ドル目前。広がる企業導入、大手銀行とマスターカードが参入。
- 2月のミシガン大消費者信頼感指数は悪化。追加経済対策への期待は高まる
今週のNASDAQは+107.83、+0.76%で小幅上昇、最高値更新。S&P500も小幅上昇で最高値更新、NYダウも小幅上昇
金曜日の米国株式市場の終値です。
NASDAQは+69.70、前日比+0.50%の小幅上昇、
S&P500は+18.45、前日比+0.47%の小幅上昇、
NYダウは+27.70、前日比+0.09%の横ばいでした。
S&P500が3,934.83で最高値更新、
NYダウが31,458.40でした。
月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、
NASDAQが+107.83、+0.76%の小幅上昇、
S&P500が+19.24、+0.49%の小幅上昇、
NYダウが+72.64、+0.23%の小幅上昇となりました。
今週もNASDAQ、S&P500が最高値を更新しました。高値警戒感が見られますが、ジリジリと上げてきています。
ビットコインが5万ドル目前。広がる企業導入、大手銀行とマスターカードが参入。
テスラがビットコインに投資と共に、決済手段として導入したのは数週間前。以降、大手企業が導入する噂が絶えません。
テスラCEO、イーロンマスクがツイッターのプロフィールに$bitcoinを書いたのと同様、ツイッターとスクエアCEOのジャックドーシーも現在、ツイッターのプロフィールに$bitcoinと一言だけ書いてあります。
ツイッター社は実際に導入を検討していると報道もされました。スクエアはすでにビットコインを保有し、決済手段としても整備を進めています。
ジャックドーシー自身は、ラッパーのJay-Zと組んで、新興国向けのビットコイン開発のための基金を設立すると発表。カリスマ経営者の間でいかに注目されているかがわかります。
そして、昨日、マスターカードがビットコイン決済を発表しました。これにより、スクエアやペイパルのようなネット決済だけでなく、クレジットカード業界でもビットコイン決済が可能になります。
また、米国大手銀行のバンク・オブ・ニューヨーク・メロンではビットコイン向けのサービス提供を発表。
まだまだ導入に慎重な企業が大半だとは思いますが、どの企業も検討を始めているところでしょう。この流れには逆らえない、無視できない状況です。
あくまで噂レベルですが、アップルなども検討しているのではないでしょうか。アップルカードの提携先はマスターカードですし。
うさの保有しているビットコインとイーサリアムは、購入時の5倍以上まで膨らみました。10倍になるまではホールドするつもりです。
2月のミシガン大消費者信頼感指数は悪化。追加経済対策への期待は高まる
2月のミシガン大消費者信頼感指数は、予想80.8に対し76.2と下回りました。1月の79.0よりも悪化しています。
1月のコアCPIも、予想0.2%に対し0.0%、こちらも前回よりも悪化しています。
また、失業保険申請件数も予想以上で、前回よりは低下していますが、未だ高い水準です。
FRBのパウエル議長の発言がありましたが、これまでと変わらず厳しい状況、政策はキープコンセプトです。
特に雇用の問題には強い関心があるようです。インフレ容認をしている一方で、雇用が回復しないとインフレもままならないということでしょう。
昨日の10年債金利は1.2%にようやく回復し、相場の地合いもよくなってきました。大口機関投資家も動き始めたようです。
足元の景気が悪い数字は、逆に追加経済対策の満額実施を期待させます。
高値警戒感がありますが、過熱感は言われているほどバブルな状況ではないような気もします。米国株市場は、もうしばらくこの調子で上昇していくのではないでしょうか。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。