うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-12-05 今週の米国株状況

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2021-12-05 今週のNASDAQ

先週のNASDAQは-697.36、-4.62%で大幅下落、S&P500大幅下落、NYダウは下落で3指数とも続落

更新が1日遅れました。金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは-295.85、前日比-1.92%の大幅下落、

S&P500は-38.67、前日比-0.85%の下落、

NYダウは-59.71、前日比-0.17%の小幅下落でした。

終値NASDAQが15,085.47、

S&P500が4,538.43、

NYダウが34,580.08、でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-697.36、-4.62%の大幅下落、

S&P500が-116.84、-2.57%の大幅下落、

NYダウが-555.86、-1.61%の下落となりました。

相場が荒れています。今週もNASDAQが3指数の中では下落が激しかったです。オミクロン株の不透明さと、裏腹な経済指数の好調さ、拭えないインフレ懸念が大きな要因です。

リスクオフによる株安円高。これは追加投資のチャンスか?

今週は反発で始まりましたが、結果的には続落。予想されていたことではありますが、米国内でオミクロン株感染者が発見され、センチメントがさらに悪化しました。

金曜は11月の雇用統計が発表され、予想より大幅に下回る21万人増と鈍化、しかし失業率は4.2%まで低下しています。

これが、FRBの金融引き締めのスローダウンを否定することとなり、さらに株式市場から資金抜けを誘発することとなりました。

また、11月のISMサービス業景況感指数では、予想以上の結果となり景気回復が継続していることを示しました。これもインフレ懸念を裏付けることとなり、リスクオフに傾きました。

リスクオフでさらに債券が買われています。債券買いは金利低下となり、10年債金利は1.35%まで急低下しました。明確に株式の資金が債券に避難されていることがわかります。

また、危機の時の円買いということで、円が買われ、ドル円の為替が112円台まできました。米国の政策金利上昇は既定路線、かつ日本はゼロ金利据え置き濃厚なので、方向感としては円安基調。

つまり、一時的な円高で株安の今、絶好のドル建て米国株追加投資のチャンスと言えそうです。会社員の方はまもなく冬ボーナスの時期、状況が変わらないうちに検討しても良いのではないでしょうか。

来週も不安定な相場継続か。キャッシュが残っている人は投入タイミングの見極めを

来週も今週と同じような動きになるかもしれません。普段では気にならないニュースも、今のような不安定な相場では材料となって株式市場を刺激します。

それは下にも上にも急激な動きをすることを意味しているので、ボラティリティの高い乱高下する株価となるでしょう。

キャッシュがあり、再び資金投入を考えている人はタイミングが難しい局面です。底打ちのタイミングは測れないので、不透明感が解消されて相場が安定してからの方が確実とは言えます。

しかし、その頃には株価は上昇し割高感からなかなか資金を入れられないというジレンマもあります。

そういった時に、損した気分を解消する方法として、資金を何分割かして短期間で少しずつ入れていくというのがあります。ドルコスト平均法と考え方は似ていますが、短期的に一気に資金投入する点で異なります。

5年10年の長期で見ると、今回の下落は単なる調整に見えてきます。後から振り返ると絶好の投資タイミングだったとわかることでしょう。

来年は今年以上に株価が上がりにくい難しい相場だと言われていますが、長期的な右肩上がりを想定すると、資金は早めにたくさん入れた方が結果的には良い訳です。

また、どの銘柄に資金を入れるかも重要となりますが、今のような不安定で転換期の場合はVTIやVOOなどのインデックスETFが最適解となります。

個別株の暴落が怖い人でも、キャッシュで寝かせておくよりは、指数に資金を預けておいた方が懸命と思います。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。