うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-12-08 週明け米国株の状況

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2021-12-08 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは+461.76、+3.03%で大幅上昇、S&P500も2%越え、NYダウは上昇で二日連続の上昇

更新が遅れましたので、月曜と火曜の米国株式市場を振り返ります。

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+139.68、+0.93%の上昇。

S&P500は+53.24、+1.17%の上昇。

NYダウは+646.95、+1.87%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は15,225.15、

S&P500の終値は4,591.67、

NYダウの終値は35,227.03、でした。

そして、火曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+461.76、+3.03%の大幅上昇。

S&P500は+95.08、+2.07%の大幅上昇。

NYダウは+492.40、+1.40%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は15,686.92、

S&P500の終値は4,686.75、

NYダウの終値は35,719.43、でした。

週明けは先週と同じパターン、3指数とも反発で始まりました。特にNYダウの上げが強かったです。先週はここから続落でしたが、今週は上昇の勢いを増しました。火曜は特にNASDAQが大幅上昇で、3%を越える上昇です。まだまだ含み損ですが、慌てて売らなくてよかったです。

オミクロン株は恐るるに足らず?ハイテク株に資金戻る

火曜日のハイテク株は先週とは一転、お祭り騒ぎでした。NASDAQ指数も鋭角的に反発です。

バイデン政権のファウチ顧問が、オミクロン株に関し毒性が低い可能性があると発言したことから安心感が広がり、ハイテク株中心に資金が戻りました。

またこれにより、これまでハイテク株にショートをかけていた投資家が一斉に買い戻したことで、さらに株価を押上げました。

月曜の反発はショートカバーだったように思いますが、火曜は出来高伴いながらショートカバーを誘発したことで2段ロケットのような反発となりました。

うさのポートフォリオでは、南アフリカのECを手がけるドイツ企業、ジュミアテクノロジーズ(JMIA)が+20.78%と大暴騰。オミクロン株が南アフリカ発祥だったことから、徹底的に売られショートポジションも溜まっていたのだと思います。

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ジュミアテクノロジーズ(JMIA)

また、アップスタート(UPST)も+10.06%と大暴騰。こちらは最近の下落で含み損が出た投資家が多く、そのためタックスロスセリング、つまり節税のための損出しに使われたためにさらに下落幅を大きくしていました。

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アップスタート(UPST)

今週は金曜の11月コアCPIに注目、10年債金利の動きにも注意

先週の株式市場のクラッシュには冷や汗をかきましたが、今週の連騰でなんとか気持ちを取り戻しました。

現在はセンチメントも改善され、再び楽観ムードとなりリスクオンの展開が予想されています。

米10年債金利は、1.4%台まで回復。つまり債券は売られ、株式市場に資金が戻ったということです。ドル円為替も113円半ばまで戻ってきました。ドル転のタイミングを逃してしまいましたね。振り返るとチャンスは一瞬でした。

こうなってくると、気になるのはテーパリングのペースと政策金利の利上げ時期。それを左右するファクターとして、雇用とインフレがありますが、雇用は先日の雇用統計で問題ないことが確認されました。

問題はインフレです。今週末、金曜には11月のコアCPIが発表されます。サプライチェーンの回復は遅く、欧州では新型コロナ感染が拡大し再び経済が不安定になっています。

また、10年債金利の動きにも注意が必要です。先月までは1.7%となっていました。オミクロン株騒動により債券に資金が避難され、一時1.2%台まで下がっていたのが先週のことです。債券相場の急激な動きは、株式市場にも悪影響です。

年末の株式ラリーは上昇圧力が強いのが恒例ですが、今年はどうでしょうか。