うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-9-21 週明け米国株の状況

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2021-9-21 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは-330.06、-2.19%で大幅下落、S&P500、NYダウも下落

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-330.06、-2.19%の大幅下落。

S&P500は-75.26、-1.70%の下落。

NYダウは-614.41、-1.78%の下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は14,713.90、

S&P500の終値は4,357.73、

NYダウの終値は33,970.47、でした。

FOMC直前になり、株価が急落しました。理由は、FOMC前で警戒している中、中国不動産開発大手のデフォルトリスクのニュースが米国内で取り上げられたことのようです。

中国エバーグランデ社のデフォルトリスクにより株価急落か

中国不動産開発手の会社とは、エバーグランデグループ(恒大集団)です。3000億ドル以上の債務が不履行になる可能性が高く、倒産の危機を迎えています。

日本では先週初めから話題になっていましたが、米国では週末になって本格的に伝わったようです。この影響で、ドル元為替も大きく変動し動揺を与えました。

米国株は投げ売りされ、米国債が買われ金利は1.31%まで下落し、完全なリスクオフとなりました。

今のところは、中国政府は救済の意思なしということで、早ければ今週にも倒産が決まりそうです。

問題は、これが米国経済、世界経済にどこまで影響するのか。ある意味、中国政府は救済しないということが確定しているので、影響は計算可能で限定的かもしれません。

中国版リーマンショック。大暴落の始まり。と煽る人もいますが、気をつけましょう。

このエバーグランデグループ、数ヶ月前から破綻が確実と言われてました。株価も90%ほど下落し続けています。突然、沸いた話でもありません。

いよいよFOMC。今回、テーパリング言及、11月に開始が濃厚か

今夜から2日間、9月のFOMCが開催されます。

今回、テーパリングの日程に関して始めて言及し、11月のFOMCでテーパリングを開始する。というのが市場予想の大方の見方です。

すでに株価に織り込まれているはずという話もありますが、油断はできません。

エバーグランデの件で、市場が不安定の中、FOMCが開催される状況です。かなり荒れる相場もあり得ます。

ですが、大暴落とまではいかないでしょう。むしろ、今回の下落が高値警戒圏にいた株価の良いガス抜きになったようにも思います。

もう一段、今回程度の下落は可能性がありますが、FOMC発表で材料出尽くしたタイミングで反発が予想されます。

キャッシュ全額投入とまではいきませんが、押し目の段階で資金投入の機会が近づいています。さあ、準備はいいですか?

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。