2021-10-2 今週の米国株状況
- 今週のNASDAQは-403.27、-2.77%で大幅下落、S&P500、NYダウも下落で不透明感続く
- 久々に個別株。カーニバル、マリオットグループ、グーグル
- 米国債長期金利は小休止。依然としてインフレ懸念は高止まり。来週は雇用統計
今週のNASDAQは-403.27、-2.77%で大幅下落、S&P500、NYダウも下落で不透明感続く
金曜日の米国株式市場の終値です。
NASDAQは+118.12、前日比+0.82%の小幅上昇、
S&P500は+49.50、前日比+1.15%の上昇、
NYダウは+482.54、前日比+1.43%の上昇でした。
S&P500が4,357.04、
NYダウが34,326.46、でした。
月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、
NASDAQが-403.27、-2.77%の大幅下落、
S&P500が-86.07、-1.98%の下落、
NYダウが-542.91、-1.58%の下落となりました。
米国債務上限問題はつなぎ融資で、いったん先送り。四半期リバランスを終えたことで、金曜日は反発しました。しかし、今週は大幅に下落しました。債務上限問題へのリスクオフと、インフレ懸念、それによる金利上昇が主な要因です。
久々に個別株。カーニバル、マリオットグループ、グーグル
久々に個別株の話をしましょう。
まずはカーニバルグループ(CCL)です。クルーズ船の就航が主な事業で、主力のカーニバルクルーズラインは比較的リーズナブルな部類に入ります。他にもたくさんのブランドラインを持ち、クルーズ会社の大手です。
ワクチン接種が本格化した夏頃に、この株を購入しました。デルタ株の影響で株価が一時は下落しましたが、最近また持ち直してきています。
次に、マリオットグループ(MAR)。こちらはホテル業の大手です。前に保有していた銘柄ですが、昨日のオープンで再度購入しました。
ビジネス出張や旅行は回復してきているようです。特に、海外旅行に行けない分、国内旅行の需要が旺盛です。
たまたまですが、昨日の場中にメルクがコロナの経口治療薬開発の進捗を発表し、ホテル・レジャー株が上昇しました。カーニバルもマリオットもこの波にうまく乗れて利益を出しています。
最後にグーグル(GOOGL)です。今週、押し目を狙って細かく買いました。50日平均線を割ってしまいましたが、ここから反発できるでしょうか。
グーグルも前に持っていたカムバック組です。業績は好調で、綺麗な右肩上がりのチャートとなっています。GAFAMでは、このグーグルと、フェイスブックに注目しています。
徐々に資金を入れていっていますが、まだキャッシュは半分以上残ってます。指数にも入れつつ、ハイテクグロースにもタイミング良く入れていきたいところですね。
米国債長期金利は小休止。依然としてインフレ懸念は高止まり。来週は雇用統計
米10年債金利は、1.47%と落ち着きを取り戻しました。急ピッチで上昇していた長期金利に差し水を入れた状態です。
ISM工業景気指数が予想以上に良い数字が出て、景気先行きが明るいこと。政府の財源、債務上限問題も、つなぎ融資で12月までは政府機能を維持できる目処がついたことで、ひとまず落ち着いたと行ったところです。
しかし、債務上限問題は根本的解決に至っておらず、10月18日がデフォルトに陥るかどうかのデッドラインであることは変わりません。
来週は9月の雇用統計を控えており、その次には消費者物価指数の発表があります。そして、債務上限利払いの10月18日と、市場を左右する重要なイベントが続きます。
ここで1段2段と、株式市場がドスンと下げる局面が来る気がします。
まだまだキャッシュは温存。いざというときに資金投入する準備を整えておきましょう。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。