2021-10-19 週明け米国株の状況
- NASDAQは+124.47、+0.84%で小幅上昇、S&P500は小幅上昇、NYダウは小幅下落
- アップル新製品発表。フェイスブックがメタバース企業へ
- 今週の個人的重要決算。ネットフリックス、テスラ、スナップなど
NASDAQは+124.47、+0.84%で小幅上昇、S&P500は小幅上昇、NYダウは小幅下落
月曜の米国株式市場の状況です。
NASDAQは+124.47、+0.84%の小幅上昇。
S&P500は+15.09、+0.34%の小幅上昇。
NYダウは-36.15、-0.10%の小幅下落で取引を終了しました。
S&P500の終値は4,486.46、
NYダウの終値は35,258.61、でした。
米10年債金利は、1.59%と安定しています。それによりNASDAQは続騰しました。Q3決算前で思惑買いもあるかもしれません。VIXも16.3と落ち着いています。今週は順調な滑り出しとなりました。
アップル新製品発表。フェイスブックがメタバース企業へ
月曜のNASDAQ指数は、アップルとフェイスブックの上昇により底上げされました。アップルは、+1.18%、フェイスブックは、+3.26%上昇しています。
アップルはこれで50日平均線にタッチ、上に抜けられるか注目です。フェイスブックは、シャットダウンや未成年保護の問題、独禁法抵触への懸念など逆風続きで大きく下げていました。ここで底打ちできるか注目です。
アップル上昇の要因は、新製品発表イベントがあり、内容が好感されたためです。
新型CPU、M1 ProとM1 Maxを発表し、それを搭載する新型 MacBook Proを発表。目新しさと驚きは無いものの、これまでユーザーに不評だった点を改善し、いかにも売れそうなモデルに仕上げてきました。
次に、フェイスブックですが、EUで1万人雇用を計画というニュースが上昇の要因でした。
かねてからフェイスブックは次の成長ドライバーとして「メタバース」をあげており、重点的に投資してきました。今回の話はその延長となる話です。
インターネットの次と言われるメタバースですが、間違いなく一番近いポジションにいるのはフェイスブックです。Oculusという優れたハードウェアとソフトウェアを持ち、29億人とも言われるユーザー数は可能性を感じます。
このメタバースへの積極投資に将来性を感じ、以前から欲しいと思っている銘柄ですが、企業解体のリスクもあり、なかなか投資に踏み出せません。
代わりに投資したのが、ARに力を入れるスナップチャットでした。
今週の個人的重要決算。ネットフリックス、テスラ、スナップなど
Q3の決算発表が始まっています。個人的に重要な今週の決算は、
19日 ネットフリックス(NFLX)アフターマーケット 20日 テスラ(TSLA)アフターマーケット 21日 スナップ(SNAP)アフターマーケット
です。このうちホールドしているのはスナップのみです。ネットフリックスやテスラは市場への影響が大きいので、相場の雰囲気を占う重要な決算となります。
ネットフリックスはイカゲームのヒットがあり期待が高まっていそうですし、テスラは販売好調で同様に期待が持てます。収益の結果もそうですが、それよりもガイダンスがどうなるかが気になります。
決算発表スケジュールは、Earnigs Whispersがわかりやすくて便利です。今週のスケジュールをまとめたツイートを貼っておきます。
#earnings for the week https://t.co/lObOE0dgsr $TSLA $NFLX $JNJ $CLF $SNAP $VZ $ASML $T $INTC $HAL $ERIC $NUE $UAL $PG $STT $LRCX $STLD $AAL $SI $ACI $FCX $WGO $ABT $CROX $ISRG $PM $LUV $PHG $AXP $CMG $NEE $KSU $MAN $ALLY $BX $NDAQ $VLO $LVS $BK $SYF $SAM $IBM $ANTM $DHR $AN pic.twitter.com/daSutw1nHX
— Earnings Whispers (@eWhispers) October 16, 2021
今週は、他にもヘルスケア、航空、消費財と景気の良し悪しが現れる企業が多く、現状を確認する良い機会となりそうです。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。