2020-11-17 週明け米国株の状況
NASDAQは+94.84、+0.80%で小幅上昇。S&P500、NYダウは最高値更新。
月曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは、+94.84、+0.80%の下落。
S&P500は+41.76、+1.16%の上昇。
NYダウは+470.63、+1.60%の上昇で取引を終了しました。
S&P500の終値は3,626.91、
NYダウの終値は29,950.44でした。
3指数そろって続伸です。S&P500とNYダウが終値ベースで最高値を更新しました。
ファイザーに引き続き、モデルナがワクチン治験結果が良好と発表
先週は、ファイザーのワクチンニュースで一変した米国株試乗でしたが、今度はモデルナがワクチン治験の予防効果が94.5%と、ポジティブサプライズがありました。
これを受けて、株価は上昇。WFH(ワークフロムホーム)銘柄や他のワクチン銘柄を除く、ほとんどの銘柄が上昇しています。
先週のファイザーである程度、織り込まれていたのか、上げ幅は先週ほどではありませんでした。
うさのポートフォリオは、WFH銘柄が多分に含まれていますが、覚悟していたほどのダメージはありません。NASDAQの上昇がそれを物語っています。
これで、株価上昇に弾みがつき右肩上がりかというと、まだ安心できません。
出来高がまだ伴っていないからです。
足元の米国内は1日の新規感染者数が指数的に拡大しています。一部の州ではICUが足りなくなってきていると報道されてます。死者数も増加しています。
バリュー株、オールドエコノミー銘柄が上昇していますが、うっかり乗ってしまうと火傷しそうな状況だと思います。もう少し、見極めた方が良さそうです。
WFH(ワークフロムホーム)銘柄の行方は?
ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)に代表される、WFH(ワークフロムホーム)銘柄は、ワクチン期待と金利上昇で暴落しているところです。
このまま、ワクチン承認、新型コロナウイルス撲滅への期待感とともに沈んでしまうのでしょうか?
短期視点で見ると、そうかもしれません。
しかし、新型コロナによってリモートワークなどのテクノロジーが数年前倒しされたと言われてます。
テクノロジーによる解決は、ウイルス感染を防ぐだけではありません。ズームのような便利なツールは、もはやウイルス関係なく、業務インフラとなっています。
長期的には、ズームのような優良なハイテクグロース株は、間違いなく伸びていくと信じています。
そういうわけで先週、ズームを数株仕込みました。
ズームの2Q決算は11/30です。決算内容に疑いはないですが、それを市場がどう評価するか注目されます。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。