2020-12-22 週明け米国株の状況
- NASDAQは-13.12、-0.10%で横ばい。S&P500は小幅下落、NYダウは横ばい。
- テスラは6.5%下落。個人が買い支え大崩れはせず。新型コロナ影響でWFH銘柄は好調。
- 追加経済対策が合意、9000億ドル規模。個人マネーが再び株式に流入するか
NASDAQは-13.12、-0.10%で横ばい。S&P500は小幅下落、NYダウは横ばい。
月曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは、-13.12、-0.10%の横ばい。
S&P500は-14.49、-0.39%の小幅下落。
NYダウは+37.40、+0.12%の横ばいで取引を終了しました。
S&P500の終値は3,694.92、
NYダウの終値は30,216.45でした。
テスラがS&P500に組入れられた初日は、終値ではほぼ変わらず。日中は乱高下した値動きの激しい1日でした。
テスラは6.5%下落。個人が買い支え大崩れはせず。新型コロナ影響でWFH銘柄は好調。
注目されたS&P500組入れ初日のテスラは、プレマーケットで-5%下げ、大暴落も心配されましたが、日中は個人投資家の買い支えが強く、終盤は利確の下落にあいながらも終値で-6.5下落となりました。調整の範囲内に収まりました。
大口の機関投資家は、もっと下げを誘導したかったはずです。しかし思ったより下がらなかったという印象でした。
米国市場全体においても、序盤大きな下落がありましたが、後半持ち直して、終値ではほぼ変わらず。運命の日を無事に通過しました。
また、英国の新型コロナウイルス変異のニュースで、WFH銘柄が上昇しました。
ズームは寄り付きで急上昇し、利確に押され、終値では+0.7%の上昇に留まりました。
しかし、オンライン教育プラットフォームのチェグ(CHGG)が急伸。終値で+3.55%と上昇しました。このところ冴えなかった銘柄です。
他にも、ホームフィットネスのペロトン(PTON)が終値で+3.25%上昇し、フィットネス機器メーカーの買収を発表し生産体制を強化したことで、アフターで+5%上昇しています。
追加経済対策が合意、9000億ドル規模。個人マネーが再び株式に流入するか
一時は年内の合意が危ぶまれていた追加経済対策ですが、ついに合意に至り、議会でも賛成多数で可決されました。総額9000億ドルの規模です。
内容は米国民1人当たり600ドルの現金給付や、失業給付を週300ドルなどで、これらの個人マネーが再び株式市場に流れ込むことが予想されます。
英国を中心とした欧州の感染拡大や、米国内の感染状況の高止まりで心配は尽きませんが、追加経済対策がクリスマス前に可決されたことは良いニュースです。
今週は、24日クリスマスイブが午前中だけのオープン、25日クリスマスは休場です。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。