うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-10-10 今週の米国株状況

f:id:ino-ssm8:20201010101126p:plain
2020-10-10 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+247.45、+2.14%で急上昇。S&P500、NYダウも上昇。

金曜日のNASDAQは+158.96、前日比+1.39%の上昇、

S&P500は+30.30、前日比+0.88%の上昇、

NYダウは+161.39、前日比+0.57%の上昇で取引を終えました。

終値NASDAQが11,579.94、

S&P500が3,477.13、

NYダウが28,586.90でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+247.45、+2.14%の上昇、

S&P500が+68.50、+1.97%の上昇、

NYダウが+438.33、+1.53%の上昇となりました。

今週は相対的にNASDAQの好調が目立った1週間でした。S&P500、NYダウも揃って上げています。

追加経済対策案に動き。共和党が1.8兆ドルの譲歩案。しかし前途多難の見込み

金曜日の株価上昇は、追加経済対策協議に進展があったことが影響していそうです。

これまで共和党民主党で大きな乖離があった追加経済対策案ですが、共和党が新たに1.8兆ドルの譲歩案を提案したことが報道されました。

これで民主党が断固として主張する2.2兆ドルと、差がかなり縮まってきたことになります。

合意には至っていませんが、市場の反応はポジティブに受けとめ期待先行で株価が上昇しています。

また、トランプ大統領は上記の動きとは別に「民主、共和いずれの党の提案よりも大規模な支援パッケージになることを望んでいる」と述べ、これも市場の期待を後押ししています。

しかし、民主党2.2兆ドル、共和党1.8兆ドルよりも大規模な支援とはいったい何でしょう?一気にちゃぶ台をひっくり返し、大統領選に勝ち残るような秘策があるのでしょうか。

いずれにせよ、これらの案を実現させるためには、議会の承認が必要です。

共和党がジリジリと金額を上げ、譲歩に向かっていることは、一部の議員から反発があるでしょう。議会承認がスムーズに行くとは思えません。トランプ案も然りです。

追加経済対策実施が遅れ、政府への失望から民主党有利となり、大統領選でバイデン勝利、上院も民主党過半数を得るとなると、共和党にとっていいこと無しです。ここに微妙な駆け引きとジレンマが存在しています。

市場からの期待はある反面、大統領選までに決着がつく可能性はかなり厳しくなってきました。

こういった背景から、トランプ大統領の発言があったと思われます。ホワイトハウス内の焦りが見えますね。

来週からは2Q決算発表開始。金融、ヘルスケア関連を中心にスタート

来週からは、いよいよ2Q(7-9月期)の決算発表が始まります。

うさがいつも使っている、Investing.comの決算カレンダーがシンプルで見やすいです。

jp.investing.com

13日(火)は、JPモルガン・チェース、シティ、ブラックロックなど金融系とジョンソン・エンド・ジョンソンの決算が予定されています。うさはジョンソン・エンド・ジョンソンのホルダーなので注目です。

14日(水)は、バンク・オブ・アメリカウェルズ・ファーゴゴールドマン・サックスなど金融系、ユナイテッドヘルスのヘルスケア系が予定。

15日(木)は、モルガン・スタンレー、チャールズ・シュワブが予定しています。

金融関係、特に銀行系は厳しい内容が予想されます。そうなると相場のセンチメントが冷え、調整が入る可能性があります。

安全策として、決算前にポートフォリオの一部を利確しておくのも手だと思います。

今週はボラティリティが落ち着きを見せましたが、来週はまた上下の動きが激しくなるかも知れません。

自分の許容リスクを越えないように、ポートフォリオの見直しをする時期ですね。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。