うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-08-22 今週の米国株状況

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2020-08-22 今週のNYダウ平均

今週のNYダウは+ 85.66、+ 0.31%の小幅上昇

金曜日のNYダウは+190.60、前日比+0.69%の小幅上昇、S&P500は+11.65、前日比+0.34%の小幅上昇で取引を終え、終値はNYダウが27,930.33、S&P500が3,397.16でした。またNASDAQは+78.11、前日比+0.68%の小幅上昇で、終値は11,555.16でした。S&P500とNASDAQは史上最高値を更新です。

今週はそれぞれ、NYダウが+85.66、+0.31%の小幅上昇。S&P500が+15.17、+0.45%の小幅上昇。NASDAQは+266.59、+2.31%の上昇となりました。NASDAQ資金循環による下落から、再び資金を集めた上昇です。

アップルが時価総額2兆ドルを突破。市場の全面高を引っ張る

アップルの時価総額が2兆ドルを突破し、その後も株価が上昇しています。水曜日の取引時間中に、米国企業としては初めて2兆ドルを突破しました。また木曜日には終値ベースで時価総額2兆ドル越え。さらに金曜日は、前日比5.15%の大幅上昇。株価500ドルは目前となりました。もちろん、時価総額は世界最高値です。

うさはアップルのホルダーなので、このニュースはとても嬉しいです。取得価格が200ドルを切っているので、株価は2.5倍になったということですね。

時価総額2兆ドルを突破したというニュースと、秋に発表される新製品への期待もあり、買いを集めています。結果、出来高は平均の倍以上となり、株式市場の全面高の底上げに影響を与えました。

このほか、決算の良かったNVIDIAとホームデポや、テスラも出来高が平均の倍となり全面高に影響しています。

逆にいうと、その他の銘柄は出来高が伸びず、投資家からは無視されている格好です。決して経済環境が好転している状況ではないことに注意が必要でしょう。

FOMC議事要旨はネガティブ、先行き不透明感を強調。しかし、株価は上昇。これがニューノーマルなのか

今週の注目は、7月末に行われたFOMCの議事要旨の公開でした。

Minutes of the Federal Open Market Committee July 28-29, 2020

www.federalreserve.gov

新型コロナウイルスによる経済回復に向けては、かなりの先行き不透明感が存在すると発言され、雇用状況の改善には幅広く持続的な経済活動の再開が必要とされました。

一方、イールドカーブコントロールなど積極的な金融緩和への介入には慎重で、自律的な経済回復を期待する、いわば市場に丸投げ状態の内容でした。

これが市場からネガティブに取られ、この日の株式市場は下落しました。また、金利が若干上昇し、ゴールドなども下落しています。

しかし、その後の株価は、先ほどお伝えした通り上昇しており、それほど影響は引きずりませんでした。これまでのセオリーでは説明できない不思議な状況だと、うさ個人的には思います。

相変わらず、実体経済と株式市場は乖離している状況が続きます。もしかすると、これは新しい普通、「ニューノーマル」のことなのかと思い始めてきました。

つまり乖離していることは、異常ではなく正常。これまでの株式投資の常識や価値観が変化している。こういうことなのかなと思います。

これまでうさは、現在のようなハイテク銘柄を中心とした株価上昇には懐疑的でした。いつか大きな下落局面が訪れ、二番底を形成すると信じてました。それは間違いだったのかもしれません。

正直、夏枯れ相場で大きな下落を期待していましたが、どうやらそれはなさそうです。

投資戦略、ポジションチェンジをそろりと始めようかと思います。もちろんリスクを考え、時間分散、資金分散は当たり前にやります。そこは皆さんも慎重になった方が良いのはニューノーマルの世界でも同じです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。