うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-07-25 今週の米国株状況

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2020-07-25 今週のNYダウ平均

今週のNYダウは-210.98、-0.80%の下落

金曜日のNYダウは-182.44、前日比-0.68%の小幅下落、S&P500は-20.03、前日比-0.62%の小幅下落で取引を終え、終値はNYダウが26,469.89、S&P500が3,215.63でした。

今週はそれぞれ、NYダウが-210.98、-0.80%の下落。S&P500が-36.21、-1.13%の下落でした。

先週からNASDAQが下げています。今週は-468.95、-4.47%の大幅下落でした。その影響でS&P500がNYダウに比べ下げ幅が大きいです。

明暗分けたマイクロソフトとテスラの決算発表

今週は7/22の閉場後に行われた、2つのハイテク企業の決算発表と株価への影響が話題となりました。マイクロソフトとテスラです。決算発表後の市場の反応が正反対で注目です。

マイクロソフト(MSFT)

マイクロソフトは4Q(4-6月)決算発表をしました。結果は市場予想より良かったです。

1株当たり利益(EPS)が、1.46ドルで予想を0.09ドル上回りました。また、売上高が、380.3億ドルで予想を14.9億ドル上回りました。

6月が決算月でしたので、通期の結果も出ました。売上高は前期比+14%増、純利益が前期比+13%増と、クラウドプラットフォームのAzureが好調で奮闘しました。

しかし、これまで50%以上を誇っていたAzure事業の成長率が47%と鈍化があらわになってしまったこと。来期の見通しが市場予想を下回ってしまったために、決算発表後の時間外取引では-2.1%株価が下落しました。その後、金曜日までに-5.19%暴落しています。

テスラ(TSLA)

テスラは2Q(4-6月)決算発表をしました。結果は市場予想を大きく上回る良い結果でした。

1株当たり利益(EPS)が、2.18ドルで事前の赤字予想を2.34ドル上回り、4四半期連続の黒字を達成しました。また、売上高が、60.4億ドルで予想を6.3億ドル上回りました。

ビッグサプライズだったテスラは、決算発表後の時間外取引では+6.03%まで上昇しました。しかしその後、金曜日までに-12.37%も暴落しています。NASDAQの下げと利益確定の波にやられましたね。

決算発表後の時間外取引で、明暗分けた2社でした。どちらも新型コロナの渦中で良い結果を出し、奮闘したと思います。しかし、その内容が市場期待を上回ったか下回ったかで、その後の株価の反応が変わってしまいました。

来週は7/30(木)の決算発表が見逃せない。アップル、アマゾン、グーグル

来週も決算発表ラッシュです。目玉は、7/30(木)の閉場後に行われる、アップル、アマゾン、グーグル(アルファベット)の決算発表です。

この日は、FOMCの声明発表も予定されており、政策金利の開示も行われます。

マイナス金利政策は取らないと明言されているので、現状の0.25%を維持することが濃厚ですが、わかりません。政策金利が動くとなると、為替、ゴールド、銀行株が大きく影響されます。

また、追加の経済対策法案が発表される予定です。現在の株高の一部に影響していると言われている、個人への失業給付金額が減るのか増えるのか、それとも無くなるのか。この内容によっても市場が影響されそうです。

さらに、大使館閉鎖の暴挙による米中関係の悪化再燃もリスク要素です。

株高も天井感が抜けきらないので、来週は悲観的な値動きの荒いことが起こると、うさは予想しました。

ショートに賭けて、先日、SPXSを50株、成行注文で買い増しました。SPXSは、S&P500とは逆の動きをし3倍のレバレッジがかけられるETFで、信用取引をしなくても普通株取引のようにショートポジションを取れる便利なETFです。

もっとも、うさの持っているSPXSは、株高によって現在は大きくマイナスなんですが。。。二番底よ、早く来てくれ。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。