2020-08-18 週明け米国株の状況
NYダウは-86.11、-0.31%の小幅下落。NASDAQは史上最高値更新
月曜日のNYダウは-86.11、-0.31%の小幅下落、S&P500は+9.14、+0.27%の小幅上昇で取引を終了しました。NYダウの終値は27,844.91、S&P500の終値は3,381.99でした。
また、NASDAQは、11,288.57、+1.11%と史上最高値を更新しました。
出来高弱いが、一部の銘柄に取引集中した日
月曜日の日中の値動きは、NYダウもS&P500もほぼ横ばい。出来高も弱く相変わらずの夏枯れ相場となりました。
そんな中、うさ個人としては嬉しいニュースが。
ウォーレン・バフェットが金鉱株のバリック・ゴールドを2000万株購入しました。これを受け、アフターマーケットでバリック・ゴールド(GOLD)は10%上昇。月曜の終値で11.71%上昇しました。
これで、うさのポートフォリオの含み益を1000ドルほど底上げしてくれました。
その影で、うさが持っている銀行株、ウェルズ・ファーゴ(WFC)をバフェットは26%も処分しているんですけどね。3%超の値下がりです。
また、アップル(APPL)は平均よりも多い出来高を伴い、売り買いが交錯、終値では若干の下落でした。米中摩擦の影響でしょう。あるいはフォートナイト排除が注目を浴びたか。
同じく、うさ保有のシスコ(CSCO)も多く出来高を記録しました。これは理由不明です。終値は若干の下落でした。
その他、決算発表前のエヌビディア(NVDA)やホームデポ(HD)に買いが集まりましたが、全体的には出来高が先週よりも減り、閑散相場だったと言えます。
追加経済対策は9月まで動きなし。今週の注目は木曜のFOMC議事要旨
追加経済対策は、議会が夏休みに入り、基本的には9月中旬まで動きが止まります。
先週から今週にかけての焦点は、金利へと移りました。今後の金利動向により、為替と金融株に影響が出ます。それから低金利により、相対的に高騰しているゴールドなどの貴金属類、仮想通貨にも影響が出ます。
仮に金利が上がり緊縮財政に傾くと、株式市場全体にはネガティブとなります。市場全体が冷えてドスンと下げるでしょう。
そのような金利のベースになる政策金利に関して、当面の間は0.25ポイントで据え置くとFOMCから先日発表されました。
その時の結論に至る詳細な議事が今週、公表されるわけです。満場一致で賛成されたのか、意見が割れたのか、議論のプロセスや発言内容で、今後の金融政策と金利の方向感がわかるということです。
追加経済対策はいったん脇に置いておいて、今週はFOMCの内容に注目です。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。