うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-08-25 週明け米国株の状況

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2020-08-25 今週のNASDAQ

NASDAQは+71.01、+0.61%の小幅上昇。史上最高値をまたもや更新

今週からベンチマークNASDAQに変更します。先週のポジションチェンジ宣言を受けてさっそく気分を変えました。優先度も、NASDAQ>S&P500>NYダウと変更しています。

月曜日のNASDAQは、+71.01、+0.61%の小幅上昇。S&P500は+34.12、+1.00%の上昇。NYダウは+378.13、+1.35%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は11,626.17、S&P500の終値は3,431.28、NYダウの終値は28,308.46でした。NASDAQとS&P500は史上最高値更新です。

ハイテクが売られ、NYダウの割安株が買われた週明け

月曜日はプレマーケットの時点から高く始まりました。週末に新型コロナに対するワクチンや治療法で進展があったからです。

しかし、取引開始直後からハイテク株は売られまくり、取引終了まで右肩下がり。逆にここのところ割安に放置されていたNYダウ銘柄は揃って右肩上がりの結果でした。

おかげで虫の息だった、うさのバリュー株達も少し息を吹き返しました。もともと保有数も大したことないので影響は軽微なものです。

しかし、月曜日の動きは何を意味するのでしょうか。

金も値下がりしているので、ハイテク・ゴールドなどに集中していた資金が、NYダウで割安放置されていた銘柄に満遍なく向かったように見えます。にも関わらずのNASDAQ史上最高値更新です。

新型コロナの感染者数の減少、追加経済対策の遅れに対する反発が問題化されていない、大統領候補が正式に決まった選挙ムードの高まり。これらが背景となって、経済回復の実感が伴ってきているのか。

新型コロナ特需と期待先行で株高を演出していたNASDAQでしたが、実体経済の回復の実感と期待でNYダウが買われているのかもしれません。

ゴールドに陰りが見えるのは、金鉱株ホルダーとして少し不安ですが、米国株式市場に力強さが実感できたことは大きいでしょう。

今週からポジションチェンジをそろりと始めますが、自信が持てます。

今週の注目は木曜日のジャクソンホール。パウエル議長の講演内容は?そして来週は失業率発表

日本時間27日木曜日の22時からFRBのパウエル議長が講演します。国際経済シンポジウム(通称ジャクソンホール会議)の場で行われます。

注目は、なんといっても現状のゼロ金利政策についての今後の見通しが発言されるかどうかです。

イールドカーブコントロールに関しては先日のFOMC議事要旨で否定されてましたので、フォワドガイダンス導入に踏み込むかどうかが期待されています。

金利の動きによって、為替、株価、ゴールド等全てが影響されます。

いずれにせよ、パウエル議長の講演を機に荒い値動きが予想されます。

また、来週には8月の失業率が発表されます。雇用問題は、追加経済対策の方向性に大きく影響する問題なので、9月中旬が予想される対策案の行方が方向づけられそうです。

今週来週と大きなイベントがあります。現状の株高の力強さが確認される重要なイベントと言えるでしょう。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。