2021-7-13 週明け米国株の状況
NASDAQは+31.32、+0.21%で小幅上昇、S&P500、NYダウも小幅上昇で、またも3指数が最高値更新
月曜の米国株式市場の状況です。
NASDAQは+31.32、+0.21%の小幅上昇。
S&P500は+15.08、+0.35%の小幅上昇。
NYダウは+126.02、+0.36%の小幅上昇で取引を終了しました。
S&P500の終値は4,384.63で最高値更新、
NYダウの終値は34,996.18で最高値を更新しました。
金曜に引き続き、3指数がまたもや最高値を更新し続伸です。しかし、出来高は薄く、銘柄によって値上がり値下がりの幅がありました。10年債金利も上昇しています。今日から決算シーズンが始まりますので、相場全体としては様子見ムードが強いです。
6月CPI(消費者物価指数)に注目。インフレの状況を確認。決算は金融・銀行系から
先週は10年債金利が大幅に低下、国債価格は上昇しました。今週に入って一転、金利は上昇し、国債は売られています。3年債、10年債の入札も行われたので、その影響もあったのでしょう。
今夜は、6月CPI(消費者物価指数)が発表されます。物価が実際どうだったのか明らかになる遅行指標です。これによって足元のインフレの進み具合がわかります。
前回の5月指数は、予想を上回り、物価上昇の加速が見られました。しかし、FRBは一時的な物価上昇という見方を再三強調し、相場の反応は限定的でした。今回はどうでしょうか?
仮に、予想をまた上回る結果だったとすると、FRBの言う一時的という見方が崩れます。国債金利は上昇し、株価にはダメージが予想されます。先行き不透明感が強まり、沈静化した金融引き締めの開始時期が早まる見方が再浮上します。
加えて、今株価はかなり高値の圏内にいます。NASDAQは50日線、200日線と距離が出てきました。ここから少なくとも50日線まで下落してもおかしくはありません。
慎重に行方を見守りましょう。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。