うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-11-2 週明け米国株の状況

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2021-11-2 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは+97.53、+0.91%で上昇、S&P500、NYダウは小幅上昇で3指数が最高値更新

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+97.53、+0.63%の上昇。

S&P500は+8.29、+0.18%の上昇。

NYダウは+94.28、+0.26%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は15,595.92で最高値更新、

S&P500の終値は4,613.67で最高値更新、

NYダウの終値は35,913.84で最高値更新、でした。

FOMC前で様子見ムードも漂うなか、好調な決算を背景に3指数とも上昇し最高値を更新しました。10年債金利も1.56%と落ち着いており、株価の上値が軽くなりやすい状況です。

好調な時ほど逆指値を忘れずに。キャッシュに変わっていった銘柄たち

指値注文をご存じでしょうか?これを覚えておくと、相場が急落した時のリスク管理が楽になります。

うさが利用しているのはSBI証券の米国株式取引ですが、一昨年から逆指値注文が使えるようになりました。他のネット証券と比べると遅れていたように思います。

SBI証券をお使いの方は、こちらの解説をご覧ください。他の証券会社でも基本的な仕組みは同じです。

site2.sbisec.co.jp

指値とは、一言で言うと、損切りを自動的にやってくれる仕組みです。別に損切りだけに使うわけではないですが、損切りテクニックとして使われるケースが多いです。

例えば、ある銘柄を100ドルで購入したとして、現在は110ドルの株価だとします。ここで、買値の100ドルから5%下落、つまり95ドルになったら損切りしようと決めたとします。

通常の指値で95ドルの売り注文をした場合、当たり前ですが95ドルでしか売れません。仮に相場が急落して一気に90ドルまで株価が落ちたとしても、この注文は成立しません。損切りしようとしているのに、実行ができないわけです。

指値はこのリスクをカバーしてくれます。逆指値とは、その指値に到達した時に改めてどういう取引をするかを決められる仕組みです。このケースでいくと、95ドルに達した時に、成り行きで売るのか、一度下がったところでの反発を期待して97ドルで売るのかを決められます。

指値95ドルで成り行きの売り注文の場合は、90ドルに急落したとしても95ドルを切った時点で成り行き注文が成立し、損切りを実行することができます。想定よりも損失は大きくなるわけですが、売れないまま塩漬けになるよりはマシです。

うさは先日、温存していたキャッシュを全て投じてフルインベストメントにしたわけですが、同時に10月末を期限に逆指値注文をかけてました。

そして、残念ながらいくつかの銘柄が、逆指値に引っかかりキャッシュへと変わってしまいました。朝、口座を見ると、持っていたはずの銘柄が消えている状況です。

キャッシュへ変わっていった銘柄たち

・カーニバル(CCL)

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カーニバル(CCL)1ヶ月チャート

・スナップ(SNAP)

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スナップ(SNAP)1ヶ月チャート

・アップスタート(UPST)

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アップスタート(UPST)1ヶ月チャート

・オートリー(OTLY)

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オートリー(OTLY)1ヶ月チャート

今週はFOMC政策金利引き上げのタイミングに注目。雇用統計も忘れずに

今週はFOMCが行われます。3日(日本時間4日深夜)に声明が発表され、テーパリングの実施と政策金利の発表がされる模様です。

投資家が注目するのは、来年実施予定の政策金利引き上げの開始時期と回数です。インフレ懸念が慢性化する中、引き上げ時期を前倒しするのではないかと憶測があります。

内容によっては、株式相場にネガティブサプライズとなり、株価は急落するおそれもあります。先ほどの逆指値によるリスクコントロールは今月も必要となるでしょう。

また、今週末には10月の雇用統計が発表されます。すでに雇用は問題とはなっていませんが、予想と大きく離れると株価には影響があるでしょう。

11月、12月はアノマリー的には株価が上昇しやすい時期ですが、FOMC直後は相場が崩れるかもしれません。株価が下落した場合は、今年最後の投資のチャンスと言えそうです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。