2020-12-26 今週の米国株状況
- 今週のNASDAQは+62.21、+0.49%で横ばい。S&P500、NYダウも横ばいで休暇前の閑散相場
- テスラ組入れ後もサプライズ無く落ち着きすぎ相場
- アノマリーでは年末上昇相場が期待されるが。来年の投資戦略をどうするか
今週のNASDAQは+62.21、+0.49%で横ばい。S&P500、NYダウも横ばいで休暇前の閑散相場
今週はクリスマス休日のため、24日木曜が半日の市場でした。金曜日は休場です。
NASDAQは+33.62、前日比+0.26%の横ばい、
S&P500は+13.05、前日比+0.35%の横ばい、
NYダウは+70.04、前日比+0.23%の横ばいで取引を終えました。
S&P500が3,703.06、
NYダウが30,199.87でした。
月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、
NASDAQが+62.21、+0.49%の横ばい、
S&P500が+8.14、+0.22%の横ばい、
NYダウが-16.58、-0.05%の横ばいとなりました。
クリスマス休日前ともあり、指数関係は大きな出来高もなく、緩慢な値動きでした。
テスラ組入れ後もサプライズ無く落ち着きすぎ相場
今週は月曜日にテスラ(TSLA)がS&P500に組み入れられ、荒れた相場も予想されましたが、月曜の日中で持ち直し、3指数揃って横ばいの動きを継続しています。
NASDAQとS&P500やNYダウのセクターローテションは少し動きがありましたが、指数としては安定していました。
というよりも静かすぎて逆に怖いほどです。動くに動けなくて、落ち着いてしまっている感じでしょうか。一部の個人投資家のみが需給で活発に動いているようです。
出来高が薄いので、銘柄によっては平気で1日に5%、10%動いています。プレイヤーが少ない場合は、このように極端な動きになりやすいです。為替も同様ですね。
1日中、相場に張り付いていられる人や、よっぽどタイミングを計るのが上手い(=運が良い)人以外の普通の投資家は、現在のような相場で売買するのは避けた方が無難です。
テスラは調整を乗り越え、日ごとに上げてきています。S&P500組入れ直前につけた最高値680ドル付近が意識されてますが、更新してくるでしょうか。
ズームは下落が続いています。現在の需給による資金循環相場が続くとすれば、また資金が戻ってくる可能性があります。11月に付けた底値にいるので、ここからまた反発できるか期待です。
アノマリーでは年末上昇相場が期待されるが。来年の投資戦略をどうするか
例年、年末は株価が上昇する傾向があるそうです。アノマリーというやつですね。
追加経済対策の発布がトランプ大統領の署名拒否によって遅れていますが、議会も通過しているので実施は時間の問題でしょう。個人に現金がばら撒かれます。
他に不確定要素もなく、すベて市場は消化し株価に織り込まれているので、株価を下げる要素や圧力はなさそうです。今年もアノマリーは再現されるのでしょうか。
うさは現在のポートフォリオのまま年越しをしようかと思います。
そして来年の相場、投資戦略ですが悩ましいところですね。
エマージング(途上国)に少し資金を振り向けようかと考えてます。また、含み益が多くポートフォリオの割合も多い金鉱株(HYMやGOLD)の出口戦略を検討しなければいけません。
来年も金利政策は現状維持と言われてますが、新型コロナショックからの本格的回復のシナリオをどう考えるか。
大方の意見は、2020年のようにイージーモード(株式投資にとっては)では無いだろうという予測です。銘柄によって明暗がくっきり分かれるということも言われています。それはその通りでしょう。
指数中心でETFに投資というのが無難な選択ですね。現在保有している個別銘柄の出口戦略と共に、ETFへの資金移動も来年のテーマとなりそうです。
来週から米国株はまた通常営業に戻ります。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。