2020-12-12 今週の米国株状況
- 今週のNASDAQは-27.94、-0.23%で横ばい。S&P500、NYダウも横ばいで3指数はまちまち
- ワクチン期待は収束、材料は追加経済対策だが進展なし
- 来週の市場は凪相場となるか?21日のS&P500銘柄入れ替えに向けて
今週のNASDAQは-27.94、-0.23%で横ばい。S&P500、NYダウも横ばいで3指数はまちまち
金曜日のNASDAQは-27.94、前日比-0.23%の横ばい、
S&P500は-4.64、前日比-0.13%の横ばい、
NYダウは+47.11、前日比+0.16%の横ばいで取引を終えました。
S&P500が3,663.46、
NYダウが30,046.37でした。
月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、
NASDAQが-142.08、-1.15%の下落、
S&P500が-28.50、-0.78%の小幅下落、
NYダウが-23.42、-0.08%の横ばいとなりました。
ワクチン期待は収束、材料は追加経済対策だが進展なし
英国に続き、米国でも新型コロナワクチンが11日に承認されました。
金曜日の米国株市場は下落傾向でしたが、ワクチン承認により折り返し3指数とも株価はほぼ変わらずとなっています。
ワクチン承認はすでに織り込み済で、予定通り承認されたことで次の材料が注目されています。難航している追加経済対策です。
民主党のペロシ下院議長は、クリスマスまでには決着がつかないと述べました。未だトランプ政権のうえ、上院と下院で大多数政党が違うねじれ状態のため議論の着地点がなかなか定まらないためです。
欧州では、英国の合意なきEU離脱(ハードブレグジット)の可能性が高まりポンド安、新型コロナ感染も収束の兆しが見えず、市場はリスクオフとなっています。
債券が買われ金利が下がり、ドルとゴールドが買われています。
来週の市場は凪相場となるか?21日のS&P500銘柄入れ替えに向けて
来週は21日のS&P500の銘柄入れ替えを控えていることもあり、何もサプライズが無ければ大きな変動は無さそうです。
地合が良ければ21日にテスラがS&P500に組み入れられることで、再来週以降は上昇相場となることが予想されますが、テスラの時価総額が大きく、構成銘柄のバランスを一時的に崩すことになります。
特に時価総額が大きく、テスラと同じセクターにあるアマゾンなどの一部の個別銘柄は大きく値動きする可能性ありです。
テスラホルダーとしては、何事も問題なく相場全体が底上げされることを期待しています。
インデックスなどの指数で買う投資家は、このところ軟調な今の相場で買いを入れておくのも手でしょう。
個別銘柄は相変わらず物色されており、日毎の上げ下げの変動が大きく、賭けるにはリスクが大きすぎると思います。
年末も近づいているので、来週は今年のポートフォリオを整理したいところですね。ブレグジットもあるので、為替相場には注意が必要ですが。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。