うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-09-01 週明け米国株の状況

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2020-09-01 NASDAQ市場

NASDAQは+ 79.82、+ 0.68%の小幅上昇。NYダウ、S&P500は下落

早いもので、もう9月です。5月から始めたこのブログも5ヶ月目に入りました。週明け、週末の週2回ペースで、米国株式市場の状況を記録し続けています。

月曜日のNASDAQは、+79.82、+0.68%の小幅上昇。S&P500は-7.70、-0.22%の小幅下落。NYダウは-223.82、-0.78%の小幅下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は11,775.46、S&P500の終値は3,500.31、NYダウの終値は28,430.05でした。NYダウとS&P500は下落に転じています。

アップル、テスラが株式分割エクソンモービルがダウから外される

8/31にアップルが1対4、テスラが1対5の株式分割を行いました。論理的には株価には影響を与えないはずですが、分割により手頃感が増したのか、アップルが3.4%上昇、テスラが12.6%上昇しました。

アップルやテスラなど人気銘柄に資金が集中し、NASDAQの上昇に貢献しました。裏を返せば他の銘柄は売られた日と言えます。テスラを買っておけば良かったと悔やまれます。

一方、アップルの株式分割に伴い、NYダウの採用銘柄にも見直しが入り、エクソンモービルなど3銘柄が入れ替えとなりました。うさはホルダーでしたが、発表直後に損切りして売り抜けました。その後は下がる一方なので傷が浅くて済みました。

石油のエクソンモービルが外され、新たにダウに加わったのがセールスフォースです。顧客管理システム(CRM)の老舗で、ティッカーもCRMです。しゃれてますね。

セールスフォースは好調な決算も相まって、8/26に株価が26%以上上昇しました。時価総額が高い企業が26%以上上がるとは、いったいどれだけのお金が動いたのだろうと驚きます。

また、月曜取引終了後に、予想外の好決算を発表したズームは現在、時間前取引で30%以上の高値で取引されています。いかにキャッシュが市場で余っているかがわかります。

先日のアップルの爆上げといい、最近の相場は従来のセオリーが通じなくなってきています。ロビンフッターと呼ばれる、新型コロナ以降に急増した若年層の個人投資家の影響でしょうか。

よく株式相場は、短期では美人投票と言われます。まさにキラキラの人気銘柄に集中的にキャッシュが集まり、株価を底上げしている感じがします。

今週は火曜木曜のISM景気指数と金曜に8月失業率発表

先週はジャクソンホールで、パウエル議長の講演で、低金利政策の維持とインフレオーバーシュート容認が発表されました。

今週は8月の重要経済指数の発表が相次ぎます。

火曜にISM製造業景気指数。この結果は、製造業割合が多いNYダウに影響するでしょう。GDPへの寄与率は高いです。木曜にはISM非製造業指数です。こちらは主にサービス業が対象となります。

金曜は失業率です。10%を切れるかが焦点となっています。この数字が悪いと、検討されている追加経済対策に影響があるかもしれません。

以上、株価に影響しそうな重要経済指数のスケジュールですが、今の相場の勢いの前では、どんな結果であろうと影響されないかもしれません。

好調なハイテク銘柄の地合いは、想像以上に強いと考えを改めました。うさのポートフォリオは配当、バリュー重視の銘柄から、成長性重視のグロース銘柄へゆっくりとシフトします。焦る気持ちを抑えつつ、慎重に。

この後、8月の運用実績のエントリーでその様子をお知らせします。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。