うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-8-14 今週の米国株状況

f:id:ino-ssm8:20210814104704p:plain
2021-8-14 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-37.28、-0.25%で小幅下落。S&P500小幅上昇、NYダウは上昇で、今週はNYダウが強い

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+6.64、前日比+0.05%の横ばい、

S&P500は+7.17、前日比+0.16%小幅上昇、

NYダウは+15.53、前日比+0.04%の横ばいでした。

終値NASDAQが14,822.90、

S&P500が4,468.00で最高値更新、

NYダウが35,515.38でわずかに最高値更新でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-37.28、-0.25%の小幅下落、

S&P500が+35.65、+0.80%の小幅上昇、

NYダウが+413.53、+1.16%の上昇となりました。

今週は、米10年債金利の上昇と、米国インフラ施策に進展がありNYダウが強い週となりました。先週資金が入っていたNASDAQから再びNYダウに資金が還流しているとも言えます。ほんとに週替わりで資金が入れ替わり、方向感は読めない状況が続いています。

マルケタ(MQ)が決算ミス、一時-6%下落。

今週、個人的に注目していたマルケタ(MQ)の決算発表がありました。また、全く話題に上らなかったティーザーの正体は、開発者コミュニティの発表でした。

また、開発責任者自ら質問になんでも答えるよ、という「Ask Me Anything」を開始すると発表。正直、しょぼいとしか感じられません。予告するほどのものだったのか。

とはいえ、マルケタのビジネスモデルは、企業独自のクレジットカード発行をテクノロジーで支援するというもの。開発者コミュニティの設立はそれを加速させるものです。

さて、IPO後初めての決算発表ですが、内容は微妙でした。発表後、株価は一時-6%超下落し、決算前の上昇分を消化してしまいました。

f:id:ino-ssm8:20210814104805p:plain
マルケタ(MQ)今週の値動き

EPSが、予想に対し-0.21ドル下回り、結果は-0.29ドルの赤字。これが投資家の期待を裏切りました。売上は、予想に対し+17百万ドル上回り、結果は122百万ドルで昨年比+76%の成長。これは良い内容です。

EPSをミスした要因は、詳しく説明はされてないのですが、主には人材獲得への投資のようです。したがって、成長のための投資による一時的な損失と見ることができそうです。

決算発表では、元アマゾンの新CROと元セールスフォースの新CTO、2人の幹部の就任を公表しました。幹部だけではなく、優秀なエンジニアを積極的に採用していることが予想されます。

マルケタは、グーグルペイや、先週アフターペイ買収を発表したスクエア、後払い決済のアファームなど、これら全てのクレジットカード発行を支援しており、連携を強化しています。

特にこの後払いサービスの利用が、前年比で+350%成長と爆発的な伸びをしていて、マルケタのカード発行のスピードという強みを発揮している領域だと思います。

ガイダンスの内容も良く、今回の株価の下落は地合いの影響を除けば一時的なものと思われ、絶好の買い場とも言えます。ただし、市場全体の地合いの影響も受けやすいので、これから秋にかけて不安定な株価になることは注意が必要です。

investors.marqeta.com

雇用統計、消費者物価指数を無事に終え、ジャクソンホールまでは閑散相場が続く

株式市場に大きな影響を与える、7月雇用統計、7月消費者物価指数を混乱なく終えることができました。不透明感はかなり払拭され、視界はクリアになったと考えられます。

これで、今月末のジャクソンホールまでは大きなイベントが無くなり、夏のホリデーシーズンともあって、株式市場は動きが少ない閑散相場になりそうです。

7月消費者物価指数(CPI)がどうなるか恐怖だったのですが、インフレ傾向は落ち着きを取り戻し、パウエル議長の言う通り先月の指数は本当に一時的だったようです。

これで、金融緩和引き締めの観測は想定通りか、むしろ少し先に伸びたように思います。テーパリングに関しての具体的な言及は、ジャクソンホールではなく、9月のFOMCとなるのが濃厚となってきました。

ジャクソンホールでは、大きな発表は無く、これまで通り慎重で無難な内容となりそうです。8月中に相場が崩れる可能性も小さくなりました。

株価の転換点は9月初めのレイバーデイ付近、ここにはグロース銘柄の決算発表も控えています。ここで、特に個別株の値動きが激しくなりそうです。

まだまだキャッシュポジションを厚く、投資したとしても短期的に、逃げ足を早く意識した動きをしたほうが良さそうです。長期的に行くなら少しずつ、QQQやVTIなどのインデックス系ETFに入れていく。

秋まではこのような慎重な投資を心がけていくつもりです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。