2021-8-17 週明け米国株の状況
- NASDAQは-29.14、-0.20%で小幅下落、S&P500、NYダウは小幅上昇で最高値更新
- ズーム(ZM)とクラウドストライク(CRWD)を購入。決算前のギャンブル
- ジャクソンホール前にアフガン問題の地政学リスク勃発。米国株市場に影響は少ないか
NASDAQは-29.14、-0.20%で小幅下落、S&P500、NYダウは小幅上昇で最高値更新
月曜の米国株式市場の状況です。
NASDAQは-29.14、-0.20%の小幅下落。
S&P500は+11.71、+0.26%の小幅上昇。
NYダウは+110.02、+0.31%の小幅上昇で取引を終了しました。
S&P500の終値は4,479.71で最高値更新、
NYダウの終値は35,625.40で最高値を更新しました。
アフガニスタンのタリバン占拠のニュースで、プレマーケットから不穏な動きをしていた月曜日ですが、オープン後から中小型株を中心に激しく下落しました。底を打ったあとは、指数は上昇、結果的にはS&P500とNYダウは最高値更新となり、中小型から資金が抜け、大型に資金が集まる展開。指数が示すほどマイルドな市場ではなく、荒っぽい週明けでした。
ズーム(ZM)とクラウドストライク(CRWD)を購入。決算前のギャンブル
少し前に、以前持っていたズーム・ビデオコミュニケーションズ(ZM)とクラウドストライク(CRWD)に再び投資しました。少額です。
この2銘柄、今月末に決算発表を控えています。
ズームが8/30のアフター。クラウドストライクが翌8/31のアフターで発表です。
本来は決算発表後の市場の反応を見て入るのがセオリーなのですが、消費者物価指数の発表で金利急上昇は無いということで、つい購入してしまいました。
10年債金利は落ち着いていますが、両者とも株価はパッとしない軟調な状況です。月曜も、グロース銘柄は売られさらに含み損を拡大しました。
しかし、決算の内容は非常に良いことが予想されます。また、デルタ株感染拡大も、この2銘柄にはプラス材料。コロナ収束後も、ラチェット効果で顧客は離れられないでしょう。問題は成長スピードが衰えないかどうか。この辺を決算でしっかり見極めたいですね。
チャート的には、ズームが50日平均線が200日平均線を抜けるゴールデンクロスを形成しそうな良い形。
クラウドストライクは225ドルあたりのサポートラインで反発するかどうかですね。
ジャクソンホール前にアフガン問題の地政学リスク勃発。米国株市場に影響は少ないか
アフガニスタンの首都カブールがタリバンに制圧され、政権が変わりそうです。きっかけは、米軍の駐留撤退。バイデン大統領の公約でした。裏では中国がタリバンを支援しているという話もあります。
週末にこのニュースが流れ、月曜の株価が心配されましたが、昨日はそれほど過敏に反応はしなかったようです。前半の下げは、中国の鉱工業指数が悪かったことへの反応だと思います。
アフガニスタン問題に関しては、米国株市場は今のところ静観しています。経済的な影響も限定的で、株価への影響は少なそうです。
米国債金利もリスクオン・オフによる金利の上下はありますが、落ち着いています。
今週末の更新は都合により少し遅くなります。日曜の夜の更新になりそうです。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。