うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-6-22 週明け米国株の状況

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2021-6-22 NASDAQ市場 日足チャート

NASDAQは+111.10、+0.79%で上昇、S&P500、NYダウは急上昇で先週の巻き戻し

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+111.10、+0.79%の上昇。

S&P500は+58.34、+1.40%の上昇。

NYダウは+586.89、+1.76%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は14,141.48、

S&P500の終値は4,224.79、

NYダウの終値は33,876.97でした。

週明けの米国株式市場は、先週末の大きな下落を取り戻すような上昇でした。状況は何も変わっておらず、投資家のポジションの迷いが現れていると思います。しばらくは、このような乱高下が続き荒れた相場になるでしょう。

ポジションをほとんどリセットしました。ノーポジです。

この6月を潮目と考え、月曜の相場でいったんポジションを解消しました。

長年ホールドしていた、ジョンソン・エンド・ジョンソンや先日買ったウェルズ・ファーゴなどバリュー株はじめ、長期投資していたスクエアなど、一切合切すべて寄りに成行で売却しました。

月曜はバリューが上昇したので、タイミングが悪かったですね。正直、売らなければよかったとも思います。

残った銘柄は、IPOした、マルケタ(MQ)とオートリー(OTLY)のみ。それからテック株の3倍ショートのETF、TECSだけです。

四半期末のリバランスを警戒してのことです。また、昨日はやや持ち直しましたが、イールドカーブのフラット化。不透明で方向感が見えない相場のセンチメントなど、状況的に一度手仕舞いしようと考えてのことです。

VWOやVGTなどのETFも処分しました。個別株だけでもいいかと思いましたが、思い切って指数系も綺麗さっぱりポジション解消です。

ちなみにジュニアNISAの方は何もしてません。これから来るであろう調整のタイミングで買い増しを狙っています。

FOMCで明らかに潮目が変わった。金融相場から業績相場への転換が進み始めた

先日のFOMCは、大きな問題もなく無事に通過しましたが、内容は明らかに姿勢の変化を示していました。

テーパリング、金融政策の縮小を考える時が来たという内容が公式に発表されました。テーパリングとは債券買い入れの規模を段階的に縮小していくことです。つまり、政府からの資金供給のバルブを閉め始めるということですね。

これは別の見方をすると、有り余るキャッシュが溢れたことによるインフレを抑制する方向にいくということ。裏を返せば、FRBはインフレを認識しており、それを抑制する必要が出てきたということになります。

このメッセージは、これまでのFOMCの内容とは明らかに異なるものです。しかし、これまでにもやんわりと可能性については再三言及されてました。パウエル議長は細心の注意を払って、メッセージを発し続けていました。

改めて、今回のFOMCの内容の変化点の割には、市場は冷静だったところを見ると、パウエル議長はかなり上手くコントロールできていると言えるでしょう。

混乱が無かったところは良かったのですが、市場はゆっくりと大きなパワーバランスを持ちながら舵を切り始めています。

これからは景気回復に向かい、金融政策を材料とした金融相場から、企業の稼ぐ力を材料とする業績相場へ転換します。

うさも今一度、ポートフォリオを見直し、この大きな転換点に上手く乗れるように銘柄を選別したいと思います。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。