2021-5-25 週明け米国株の状況
- NASDAQは+190.18、+1.41%で上昇、S&P500上昇、NYダウも小幅上昇で底打ちしたか
- 代替ミルクのスウェーデン企業オートリーがNASDAQに上場
- 今週も大きなイベントなし。インフレ懸念後退でテックに資金流入するか
NASDAQは+190.18、+1.41%で上昇、S&P500上昇、NYダウも小幅上昇で底打ちしたか
月曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは+190.18、+1.41%の上昇。
S&P500は+41.19、+0.99%の上昇。
NYダウは+186.14、+0.54%の小幅上昇で取引を終了しました。
S&P500の終値は4,197.05、
NYダウの終値は34,393.98でした。
インフレ懸念が後退し、大暴落した仮想通貨が週末に反転したことでセンチメントが改善しました。オールド系からハイテク系へ注目が移り、今週はNASDAQが好調のスタートとなりました。
代替ミルクのスウェーデン企業オートリーがNASDAQに上場
うさがいまポートフォリオに加えたい銘柄、オートリー(OTLY)が20日にNASDAQに上場しました。
オートリーは、欧米で親しまれているオートミールの材料であるオーツ麦を原料とした飲料で人気となっている企業です。牛乳の代替として、欧米では大人気となっています。
日本でも今年から上陸し、入手困難となっているようです。今回のIPOの目的も、グローバル展開を一気に進めるための資金調達なんでしょうね。
サスティナビリティが投資家にも重要視され、ESG投資という概念も注目される中、食糧危機に備えたオートリーのような企業は、うさも注目していました。
以前は、代替肉で有名なビヨンドミートを保有していたこともありました。この分野は将来的な成長が予想されるので、ポートフォリオに加えておきたいと常々考えています。
20日に上場した直後は、17ドルのIPO価格に対し22ドルを付けましたが、その後は20ドルあたりに下落しました。20ドル台が適正価格と思われます。
是非ともポートフォリオに加えたいですね。今後の値動きに注目です。
今週も大きなイベントなし。インフレ懸念後退でテックに資金流入するか
週末にFRB関係者から、金融緩和の継続とインフレは限定的と強調されたこともあり、月曜日は10年債金利も1.6%と落ち着きました。
それによりハイテクグロース株に資金が集まり、これまでの軟調から反転の兆しを見せています。全面高ですが、相対的にオールド系からは資金が抜けてきています。
オールド系はワクチン接種による景気回復とともに資金を集め株価を押し上げてきましたが、特にエネルギー、金融関係は高止まりから下落へ転じ、割高感があります。
来月はSaaS企業の決算が集中しているので、それに向けた仕込みとも思えます。決算発表されたらまた売られるのでしょう。
このように資金はスイングしながら、セクター間をウロウロし、資金が抜けたり入ったりを繰り返すレンジ相場となっています。
したがって、底打ちしたとはいえ、そのまま一直線に右肩上がりとはならないでしょう。昨年とは違い、インとアウトのタイミングが難しい相場だと思います。
こういった時は、VTIなどのインデックスETFを淡々と買い進めるのがセオリー。上げ幅は小さくともリスクは最小に抑えられます。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。