うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-1-9 今週の米国株状況

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2021-1-9 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+503.52、+3.81%で暴騰。S&P500、NYダウも上昇で3指数が最高値更新。

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+134.50、前日比+1.03%の上昇、

S&P500は+20.89、前日比+0.55%の小幅上昇、

NYダウは+56.84、前日比+0.18%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが13,201.98で最高値更新、

S&P500が3,824.68で最高値更新、

NYダウが31,097.97で最高値更新でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+503.52、+3.81%の大幅上昇、

S&P500が+124.03、+3.24%の大幅上昇、

NYダウが+874.08、+2.81%の大幅上昇となりました。

ジョージア州の決選投票結果により、大統領・上院・下院が全て民主党ブルーウェーブが成立。不透明さが解消されたことで、米国株市場に一気に資金が向かい株価が急上昇です。

バイデン銘柄、特にクリーンエネルギー関連が大暴騰

ジョージア州の決選投票が5日に行われ、民主党優位の報道が伝わると、バイデン銘柄とされるヘルスケアや素材、公共セクターが軒並み買われました。

中でもクリーンエネルギー関連は、選挙前から注目されており、広く資金が入ったことで銘柄によっては暴騰しています。

うさも投票日直前に下記のようにポジションを見直し、その恩恵に預かることができました。(資金捻出のためテスラを半分売却してしまったことは悔やまれます。。。)

iシェアーズ Globalクリーンエナジー ETF(ICLN)を新規購入

電気自動車を含まないクリーンエネルギーを集めたETFです。ソーラーや風力発電の銘柄で構成されています。

電気自動車関連はテスラなど個別銘柄でポートフォリオができているので、それ以外のクリーンエネルギーをカバーすることを狙いました。

この5日間で17.4%上昇しました。

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iシェアーズ Globalクリーンエナジー ETF(ICLN)

ニウ・テクノロジーズ(NIU)を新規購入

www.niu.com

テスラに加え、エレクトロニクスビークル関連が欲しいと思い、中国の電気スクーター製造のニウ・テクノロジーを購入しました。

中国の電気自動車メーカーといえば、ニオ(NIO)が有名ですが、こちらはスクーターですね。世界展開はこちらの方が早いんではないでしょうか。

この5日間で26.7%上昇しました。

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ニウ・テクノロジーズ(NIU)

クリーンスパーク(CLSK)を新規購入

cleanspark.com

ソーラーや風車で発電した電気を効率よく配分する技術にスマートグリッドがありますが、こちらのクリーンスパーク社はそれをマイクログリッドと呼ぶソリューションを提供しています。

最近、ビットコインの採掘業者を買収したのですが、ビットコインの暴騰により思惑買いも加わって株価が暴騰しています。

この5日間で34.6%上昇しました。

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クリーンスパーク(CLSK)

テスラ(TSLA)、バンガード情報技術(VGT)、ピンタレスト(PINS)、ファストリー(FSLY)を半分売却

上記の新規銘柄購入と、買い増しの資金捻出のため、テスラ、バンガード情報技術ETFピンタレストファストリーの半分と、エヌビディアの全株を売却しました。

結果としては良いタイミングでした。ハイテクが軟調となったためです。特にアップル、アマゾンなどは独禁法の標的となるリスクが高まったため大きく値を下げました。

そんな中、テスラは5日間で24.9%上昇しました。本当になんで半分売却してしまったんだろうと悔やまれます。

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テスラ(TSLA)

その他、ルミナーテクノロジーズとズームを買い増し。素材関連としてスリーエム新興市場ETFのVWOを新規購入しています。

12月雇用統計は冴えない結果。追加経済対策への期待が高まり皮肉な状況に

12月の雇用統計は良くなかったです。皮肉にもこれが株高を支えました。

非農業部門雇用者数が前月比14万人減、失業率は6.7%と高止まりのままでした。原因は言うまでもなく新型コロナウイルスの感染拡大です。

これにより、いっそう追加経済対策への期待が高まり、ブルーウェーブ成立により、民主党が主張する2000ドル給付が既定路線となりそうです。

今週は、トランプ支持の民衆がホワイトハウスに乱入したり、混乱がありましたが、それらを乗り越えた株高となりました。

来週は一服する局面もあると思いますが、基本的には不透明感が払拭されリスクオンの展開となりそうです。

リスク要因としては新型コロナ感染拡大の状況ですね。急ピッチで株価が上昇したので、下げるのも早いことが予想されます。

株価の動きに一喜一憂せずに、冷静に状況を見守りたいものです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。