うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-11-8 今週の米国株状況

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2021-11-8 先週のNASDAQ

先週のNASDAQは+375.67、+2.35%で小幅上昇、S&P500、NYダウは上昇で3指数揃って最高値更新

金曜日の米国株式市場の終値です。土日に時間が取れず、月曜日の更新となります。

NASDAQは+31.28、前日比+0.20%の小幅上昇、

S&P500は+17.47、前日比+0.37%の上昇、

NYダウは+203.72、前日比+0.56%の上昇でした。

終値NASDAQが15,971.59で最高値更新、

S&P500が4,697.53で最高値更新、

NYダウが36,327.95で最高値更新、でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+375.67、+2.35%の上昇、

S&P500が+83.86、+1.79%の上昇、

NYダウが+414.11、+1.14%の上昇となりました。

今週は雇用統計が予想を上回り地合いが良い中、ファイザーのコロナ飲み薬のニュースでポジティブサプライズ。ダウ中心に強い上昇で株価は最高潮となりました。NASDAQとS &P500はなんと7日連続最高値更新。10年債金利は1.45%とかなり低下してきました。

雇用統計○で、ファイザーがコロナ飲み薬。アフターコロナ銘柄が暴騰。

金曜はニュース盛りだくさんとなりました。

その前にFOMCの結果について軽く触れておきます。

テーパリング開始が宣言されました。内容は以前と変わらず、これから来年の6月までにかけて段階的に買い入れを縮小しゼロにするという内容。株価には織り込まれており、反応薄でした。

また、政策金利引き上げ時期と回数ですが、市場予想より保守的な内容でした。引き上げ時期は後退、回数は1回か2回と予想されています。インフレもピークを過ぎたという判断で、株価にとってはプラス材料となりました。

そして、10月雇用統計の結果です。予想よりよかったです。

非農業雇用者が、予想45万人増に対して、結果53.1万人増。また、9月の雇用者増も19.4万人増から31.2万人増へ修正されました。9月の速報値が少なかったのは期の変わり目で教育関係者の動向が反映されてなかったのが理由です。そこが修正されてきました。

失業率は、予想4.7%に対して、結果4.6%。着実に失業率が改善されています。

インフレがピークを過ぎ(とは言えまだ高止まり)、政策金利引き上げ時期が後退、そして雇用は回復基調と、株式市場には地合いがとても良い環境となっています。

そこへ、ファイザーがコロナ飲み薬の治験結果が良好というビッグニュース。

レジャー関連銘柄や景気敏感株が暴騰し、うさもいくつかの銘柄に飛び乗りました。

購入した銘柄でいくと、好決算を出したばかりのエアビーアンドビー(ABNB)が+12.98%、デルタ航空(DAL)が+8.05%、マリオット(MAR)+2.15%で、先日購入したリフト(LYFT)も+8.97%と暴騰しました。

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エアビーアンドビー(ABNB)

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デルタ航空(DAL)

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マリオットインターナショナル(MAR)

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リフト(LYFT

逆に、ワクチン銘柄やワークフロムホーム銘柄は暴落しています。その中でも、悪決算となってしまったペロトン(PTON)は-35.3%と大暴落。昨年から長らくホールドしていた銘柄ですが、手放しておいてよかったです。。。

今週からは冬時間で1時間繰り下げ、10月CPI発表

夏時間が終わり、今週から冬時間となり1時間繰り下げられます。

NY市場のオープンが日本時間の23時半となるほか、経済指標の発表も22時半となりますのでご注意を。

逆に少し早起きすれば、終値間際に取引できるので、押し目で拾える確率も増えますね。統計上は、始値よりも終値で買う方がパフォーマンスが良いそうです。

さて、重要イベントを無事通過し、今週は10月CPIを残すのみとなりました。これを通過すれば年内はほぼイベント無しです。小売のブラックフライデーくらいですかね。

原油やコンテナ船の価格はピークを過ぎ、先日のクアルコムの決算で半導体不足も回復基調と発表され、インフレ懸念は峠を過ぎました。10月CPIでそれが反映されているのを確認できれば、アノマリー通り年末まで株価は上昇すると思います。

うさは、金曜にいくつか銘柄に資金を入れ、ほぼフルインベストメント状態に再び戻りました。今週が最後のチャンスかもしれません。

今週も決算発表が続きます。

注目は、月曜がペイパル(PYPL)、ロブロックス(RBLX)、火曜がアップスタート(UPST)、ユニティ(U)、水曜がアファーム(AFRM)など。この中でうさが保有しているのはアップスタートとユニティ。株価はどう反応するのでしょうか。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-11-2 週明け米国株の状況

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2021-11-2 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは+97.53、+0.91%で上昇、S&P500、NYダウは小幅上昇で3指数が最高値更新

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+97.53、+0.63%の上昇。

S&P500は+8.29、+0.18%の上昇。

NYダウは+94.28、+0.26%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は15,595.92で最高値更新、

S&P500の終値は4,613.67で最高値更新、

NYダウの終値は35,913.84で最高値更新、でした。

FOMC前で様子見ムードも漂うなか、好調な決算を背景に3指数とも上昇し最高値を更新しました。10年債金利も1.56%と落ち着いており、株価の上値が軽くなりやすい状況です。

好調な時ほど逆指値を忘れずに。キャッシュに変わっていった銘柄たち

指値注文をご存じでしょうか?これを覚えておくと、相場が急落した時のリスク管理が楽になります。

うさが利用しているのはSBI証券の米国株式取引ですが、一昨年から逆指値注文が使えるようになりました。他のネット証券と比べると遅れていたように思います。

SBI証券をお使いの方は、こちらの解説をご覧ください。他の証券会社でも基本的な仕組みは同じです。

site2.sbisec.co.jp

指値とは、一言で言うと、損切りを自動的にやってくれる仕組みです。別に損切りだけに使うわけではないですが、損切りテクニックとして使われるケースが多いです。

例えば、ある銘柄を100ドルで購入したとして、現在は110ドルの株価だとします。ここで、買値の100ドルから5%下落、つまり95ドルになったら損切りしようと決めたとします。

通常の指値で95ドルの売り注文をした場合、当たり前ですが95ドルでしか売れません。仮に相場が急落して一気に90ドルまで株価が落ちたとしても、この注文は成立しません。損切りしようとしているのに、実行ができないわけです。

指値はこのリスクをカバーしてくれます。逆指値とは、その指値に到達した時に改めてどういう取引をするかを決められる仕組みです。このケースでいくと、95ドルに達した時に、成り行きで売るのか、一度下がったところでの反発を期待して97ドルで売るのかを決められます。

指値95ドルで成り行きの売り注文の場合は、90ドルに急落したとしても95ドルを切った時点で成り行き注文が成立し、損切りを実行することができます。想定よりも損失は大きくなるわけですが、売れないまま塩漬けになるよりはマシです。

うさは先日、温存していたキャッシュを全て投じてフルインベストメントにしたわけですが、同時に10月末を期限に逆指値注文をかけてました。

そして、残念ながらいくつかの銘柄が、逆指値に引っかかりキャッシュへと変わってしまいました。朝、口座を見ると、持っていたはずの銘柄が消えている状況です。

キャッシュへ変わっていった銘柄たち

・カーニバル(CCL)

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カーニバル(CCL)1ヶ月チャート

・スナップ(SNAP)

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スナップ(SNAP)1ヶ月チャート

・アップスタート(UPST)

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アップスタート(UPST)1ヶ月チャート

・オートリー(OTLY)

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オートリー(OTLY)1ヶ月チャート

今週はFOMC政策金利引き上げのタイミングに注目。雇用統計も忘れずに

今週はFOMCが行われます。3日(日本時間4日深夜)に声明が発表され、テーパリングの実施と政策金利の発表がされる模様です。

投資家が注目するのは、来年実施予定の政策金利引き上げの開始時期と回数です。インフレ懸念が慢性化する中、引き上げ時期を前倒しするのではないかと憶測があります。

内容によっては、株式相場にネガティブサプライズとなり、株価は急落するおそれもあります。先ほどの逆指値によるリスクコントロールは今月も必要となるでしょう。

また、今週末には10月の雇用統計が発表されます。すでに雇用は問題とはなっていませんが、予想と大きく離れると株価には影響があるでしょう。

11月、12月はアノマリー的には株価が上昇しやすい時期ですが、FOMC直後は相場が崩れるかもしれません。株価が下落した場合は、今年最後の投資のチャンスと言えそうです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-10-30 今週の米国株状況

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2021-10-30 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+271.68、+1.75%、S&P500も上昇で共に最高値更新、NYダウは小幅上昇

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+50.27、前日比+0.33%の小幅上昇、

S&P500は+8.96、前日比+0.20%の小幅上昇、

NYダウは+89.08、前日比+0.25%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが15,498.39で最高値更新、

S&P500が4,605.38で最高値更新、

NYダウが35,819.56、でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+271.68、+1.75%の上昇、

S&P500が+38.90、+0.84%の上昇、

NYダウが+78.41、+0.22%の小幅上昇となりました。

今週はNASDAQが強かったです。それに引っ張られ、S&P500と共に最高値を更新しました。10年債金利は1.56%と比較的低水準です。

マイクロソフト好決算、グーグルは決算クリア、アマゾン、アップルが決算をミス。

今週はGAFAMの決算ウィークでした。まずは良かった方から。

マイクロソフトは好決算でした。決算発表後、最高値を更新し、時価総額でアップルを再び上回りました。

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マイクロソフト(MSFT)日足チャート

EPSが予想を0.19ドル上回り、2.27ドル。売上が予想を13億ドル上回り、453億ドルで対前年比で+21.8%成長。決して派手ではないですが、堅実な事業成長を続けています。

中でもクラウド事業が好調で、グーグルやアマゾンのシェアを奪っているようです。マイクロソフトは、Office365というキラーアプリがあるので底力がありますね。

グーグルの持株会社アルファベットは好決算でしたが、成長に陰りが見えたため決算後に売却しました。これは今のところ失敗でした。株価は決算後に下がりましたが、その後持ち直し最高値を更新しています。

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アルファベット(GOOGL)日足チャート

EPSが予想を4.75ドル上回り、28ドル。売上が予想を18億ドル上回り、651億ドルで対前年比で+41%成長。しかしこれは、昨年のコロナショック時の広告不況との比較なので当てになりません。

成長に陰りが見えたのは、クラウド事業とYouTube事業です。期待したほどではありませんでした。

株価が上昇しているのは、フェイスブックやスナップチャットが影響を受けているアップルの個人情報保護対策に対して、グーグルは影響が軽微だと言われているためで、大型ハイテク銘柄の中で資金が集まっているのかもしれません。確かにグーグルはAndroidを持っていますからね。

ただし、うさはこれは一時的なものと見ています。売るタイミングは間違いましたが、グーグルの株価はこれから先、頭打ちになると感じています。

そして、決算をミスってしまったのがアマゾンとアップル。

アマゾンは、EPSが予想を2.81ドル下回り、6.12ドル。売上も予想を8.5億ドル下回り、1108億ドルで対前年比+15%でした。EPSも売上もミスしたことで、株価は下落しています。

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アマゾン(AMZN)日足チャート

中でも利益の柱だったAWS事業が予想を大きく下回りました。マイクロソフトのAzureにシェアを奪われているのだと思います。

EC事業も予想を下回りました。これはサプライチェーンの乱れによる在庫不足が原因でしょう。さらに人件費や物流コストの高騰が追い打ちをかけています。

アップルは、EPSが予想とほぼ一致で1.24ドル。売上が予想を16億ドル下回り、834億ドルで対前年比+29%成長。正直、EPSはよく健闘したと思います。売上減少は半導体不足やサプライチェーンの乱れで機会損失による影響が大きいのでしょう。株価は下落です。

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アップル(APPL)日足チャート

製品別では、iPadを除き全てのセグメントが予想を下回りました。ただ、唯一の救いはサービス部門の売上が予想を上回り、引き続き成長を続けていることでしょうか。アップルが最近、力を入れている部門となります。

アップルが研究開発に力を入れている分野としてヘルスケア領域があります。これは、サービス部門の売上に属すると思われ、今後はこの事業の売上がアップルの成長を後押しするのではないかと期待されます。

来週はFOMC、テーパリング開始は織り込み済み。政策金利引き上げ時期が注目ポイント

アマゾン、アップルの決算ミス。グーグルの成長鈍化が気にはなりますが、全般的には今期の決算は比較的好調で、指数もそれに沿っていると思います。アマゾン、アップルの株価下落の影響は思ったより軽く、相場は楽観的と言えるでしょう。

決算は引き続き、来週は小型のグロース株が続きます。週明けにスケジュールを確認します。

そして、FOMCが3日に行われます。テーパリング開始の声明発表は織り込み済み。政策金利の発表も行われます。

注目は、来年と言われている政策金利の引き上げ幅と回数です。これまで2回引き上げというのが大方の見方でしたが、3回、4回という予想も出てきています。

インフレ高止まりの兆候は変わらず、金利引き上げを急ぐのではないかということも言われています。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-10-26 週明け米国株の状況

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2021-10-26 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは+136.51、+0.91%で上昇、S&P500上昇、NYダウは小幅上昇

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+136.51、+0.91%の上昇。

S&P500は+21.58、+0.48%の上昇。

NYダウは+64.13、+0.18%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は15,226.71、

S&P500の終値は4,566.48で最高値更新、

NYダウの終値は35,741.15で最高値更新、でした。

市場全体的に出来高が薄い中、テスラが大型受注で暴騰。NASDAQとS&P500の指数を引っ張りました。ダウは小幅の上昇で最高値を更新しています。

テスラがレンタカー大手Hertzから10万台受注。時価総額1兆ドルに

テスラがレンタカー大手のHertzから10万台を受注したと報道されました。これにより、テスラの株価は暴騰。+12.66%上昇しました。5月の底値から底堅く上昇し続け、今日のニュースで跳ねました。

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テスラ(TSLA)日足チャート

10万台は現在のテスラの生産能力の2割を占め、Hertzの所有台数の2割がテスラのEVとなるようです。

電気自動車は、そのシンプルな構造からメンテナンス費用が低く手間もかからないのでレンタカー業者にとっては相性が良いです。しかし、一気に10万台とは驚きました。

世界的な半導体不足により、自動車の入手が困難になっている中、テスラはその問題をクリアし新車でも入手しやすい状況を作り出しています。

Hertzとしても、コロナ懸念が終わり急激な需要増加に備えた車両の確保という意味もあるのでしょう。すでに数千台の充電器を設置しており、普及が加速しそうです。

テスラの決算直後に、残りのキャッシュ全部をぶち込んだことはラッキーでした。

今週の重要決算はGAFAM。フェイスブックはまちまちな内容

今週はいよいよGAFAMの決算発表です。他にもハイテク銘柄が目立ちます。

25日 フェイスブック(FB)済み 26日 アルファベット(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、ツイッター(TWTR) 27日 アップル(APPL)、アマゾン(AMZN)、ショッピファイ(SHOP)

フェイスブックの決算です。EPSが予想を+0.04ドル上回り、3.22ドル。売上は予想を-5.1億ドル下回り290億ドルでした。

売上ガイダンスはスナップと同じくアップルの個人情報保護の影響で、予想を下回りました。ただし、それに備えコスト削減の方針も伝えており、好感が持てます。

スナップショックの影響が心配されましたが、今のところ投資家は好意的に見ているようです。株価はむしろ上昇しました。テクニカル的にも200日平均線が意識されているのかもしれません。

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フェイスブック(FB)日足チャート

今夜は、グーグルとツイッターの決算発表です。フェイスブックと同じく広告事業モデルの両者。広告出稿が減っているのでは?という見方もあるなか、答え合わせができるかもしれません。

個人的にはホルダーでもあるグーグルに注目です。前回、好調だったYouTube事業がどのくらい成長しているか。EPS予想をどれくらい上回ってくるか、楽しみです。直近では、スナップショックの影響で株価は50日平均線を下回り軟調

2700ドルから2900ドルのレンジで株価は上下しています。50日平均線を突き抜けてくると、そこからは上目線で上昇していきそうです。

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アルファベット(GOOGL)日足チャート

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-10-23 今週の米国株状況

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2021-10-23 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+68.39、+0.45%で小幅上昇、S&P500、NYダウは上昇だが警戒感も

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは-125.50、前日比-0.83%の下落、

S&P500は-4.88、前日比-0.11%の小幅下落、

NYダウは+73.94、前日比+0.21%の小幅上昇でした。

終値NASDAQが15,090.20、

S&P500が4,544.90、

NYダウが35,677.02、でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+68.39、+0.45%の小幅上昇、

S&P500が+58.44、+1.29%の上昇、

NYダウが+418.41、+1.17%の上昇となりました。

好調な企業決算で全体的に指数は上昇しました。しかし、サプライチェーンの乱れ、原油高は解消されず、インフレ懸念が常態化しています。10年債金利は1.63%とやや上昇傾向となっています。

テスラ好決算で購入。スナップショック!悪決算被弾で損切り

個人的注目だった3銘柄、ネットフリックス(NFLX)、テスラ(TSLA)、スナップ(SNAP)の決算が発表されました。

まず、ネットフリックスです。EPSが予想を+0.63ドル上回り、結果3.19ドルでした。売上は予想を+16万ドルとわずかに上回り、結果74億ドルでした。

会員数は北米以外が好調で、新規有料会員数は154万人の予想を大幅に上回る438万人でした。これはもちろんイカゲームの貢献が大きいのでしょう。

Q4のガイダンスは、売上は予想を上回りましたが、EPSは予想を下回りました。会員数、新規会員数はどちらも予想を上回る数字でした。

発表後の株価は下落しましたが、その後上昇し続け、最高値を更新しています。

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ネットフリックス(NFLX)今週の株価

次にテスラ。これは非常に良い決算でした。決算内容を見てすぐに残りのキャッシュを全部テスラに入れたほどです。正直、警戒していたので個人的にはサプライズでした。相場全体の雰囲気もポジティブに変えたと思います。

EPSが、予想を+0.25ドル上回り、結果1.86ドル。売上は、予想を5460万ドル上回り、結果137億ドルでした。売上は対前年比+57%の伸びです。

半導体不足が叫ばれる中、この売上の伸びはすごいと言わざるを得ません。他社と販売台数の規模が違うとは言え、他社が揃えられない新車需要の機会を逃さなかったことはさすがテスラです。

工場のキャパシティはまだ余裕がある上、テキサスとベルリンの工場建設は順調。これからさらに販売台数を伸ばしそうです。足元では収益構造も良く、営業利益は右肩上がりで、創業初期に依存していたCO2排出権の売上はわずかとなりました。

発表後の株価は急上昇。こちらも最高値を更新しています。

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テスラ(TSLA)今週の株価

最後にスナップ。これは他のハイテク株に影響を与えるほど悪い決算でした。株価は発表後-20%以上も暴落しています。NASDAQ市場に冷や水を浴びせる結果となってしまいました。

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スナップ(SNAP)今週の株価

EPSは、予想を+0.09ドルと上回り、結果は0.17ドルでした。売上がネガティブサプライズとなりました。予想を-3200万ドルも下回り、結果は10億ドルとなりました。対前年比では+58%増と伸びは強いのですが、足りなかったということでしょう。

DAU、デイリーアクティブユーザーは対前年比で+23%増。予想を越えました。ユーザー数はむしろ順調に伸びていると言えます。フェイスブックからの移行組の影響もあるでしょう。

ではなぜ売上がこんなにも未達だったのかというと、アップルの個人情報規制の影響による広告収入の低下ということです。iOSの端末IDと広告のトラッキングを紐づけることで、非常に高い精度の広告効果を上げていた手法が、使えなくなった影響です。

これが広告事業モデルを使う他のハイテク企業にも影響を及ぼしました。フェイスブックピンタレスト、グーグルなどです。スナップほどでは無いですが、大きく株価を落としています。

スナップに期待をかけてホールドしていた銘柄ですが、残念ながら損切りで売却しました。状況が改善するまで様子をみようと思います。

いよいよ来週はGAFAM決算。半導体不足やスナップショックの影響は?

今週は明暗分けたハイテク銘柄でしたが、来週はいよいよGAFAMの決算です。

この中でうさが持っているのは、アルファベット(GOOGL)です。金曜はスナップショックの影響で株価を下げましたが、本来は影響が少ないはずです。

心配なのはアップルとフェイスブック、アマゾンです。

アップルは新製品発表以降、株価を回復させましたが、半導体不足によるiPhone供給の遅れが懸念です。売上の大半をiPhoneで賄っている以上、影響は大きいでしょう。

フェイスブックは、スナップショックで判明したiOSの個人情報ポリシー変更の影響をもろに受ける企業です。メタバース企業への脱皮を図ろうとしていますが、まだ道半ばです。

アマゾンはモノ不足とコロナ特需からのリバウンド。ショッピファイなどのライバルの台頭などが懸念材料です。CEO交替の心理的不安も株価に影響を与えそうです。

2021-10-19 週明け米国株の状況

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2021-10-19 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは+124.47、+0.84%で小幅上昇、S&P500は小幅上昇、NYダウは小幅下落

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+124.47、+0.84%の小幅上昇。

S&P500は+15.09、+0.34%の小幅上昇。

NYダウは-36.15、-0.10%の小幅下落で取引を終了しました。

NASDAQ終値は15,021.81、

S&P500の終値は4,486.46、

NYダウの終値は35,258.61、でした。

米10年債金利は、1.59%と安定しています。それによりNASDAQは続騰しました。Q3決算前で思惑買いもあるかもしれません。VIXも16.3と落ち着いています。今週は順調な滑り出しとなりました。

アップル新製品発表。フェイスブックメタバース企業へ

月曜のNASDAQ指数は、アップルとフェイスブックの上昇により底上げされました。アップルは、+1.18%、フェイスブックは、+3.26%上昇しています。

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アップル(APPL)株価 日足チャート

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フェイスブック(FB)株価 日足チャート

アップルはこれで50日平均線にタッチ、上に抜けられるか注目です。フェイスブックは、シャットダウンや未成年保護の問題、独禁法抵触への懸念など逆風続きで大きく下げていました。ここで底打ちできるか注目です。

アップル上昇の要因は、新製品発表イベントがあり、内容が好感されたためです。

www.youtube.com

新型CPU、M1 ProとM1 Maxを発表し、それを搭載する新型 MacBook Proを発表。目新しさと驚きは無いものの、これまでユーザーに不評だった点を改善し、いかにも売れそうなモデルに仕上げてきました。

www.apple.com

次に、フェイスブックですが、EUで1万人雇用を計画というニュースが上昇の要因でした。

www.bloomberg.co.jp

かねてからフェイスブックは次の成長ドライバーとして「メタバース」をあげており、重点的に投資してきました。今回の話はその延長となる話です。

インターネットの次と言われるメタバースですが、間違いなく一番近いポジションにいるのはフェイスブックです。Oculusという優れたハードウェアとソフトウェアを持ち、29億人とも言われるユーザー数は可能性を感じます。

このメタバースへの積極投資に将来性を感じ、以前から欲しいと思っている銘柄ですが、企業解体のリスクもあり、なかなか投資に踏み出せません。

代わりに投資したのが、ARに力を入れるスナップチャットでした。

今週の個人的重要決算。ネットフリックス、テスラ、スナップなど

Q3の決算発表が始まっています。個人的に重要な今週の決算は、

19日 ネットフリックス(NFLX)アフターマーケット 20日 テスラ(TSLA)アフターマーケット 21日 スナップ(SNAP)アフターマーケット

です。このうちホールドしているのはスナップのみです。ネットフリックスやテスラは市場への影響が大きいので、相場の雰囲気を占う重要な決算となります。

ネットフリックスはイカゲームのヒットがあり期待が高まっていそうですし、テスラは販売好調で同様に期待が持てます。収益の結果もそうですが、それよりもガイダンスがどうなるかが気になります。

決算発表スケジュールは、Earnigs Whispersがわかりやすくて便利です。今週のスケジュールをまとめたツイートを貼っておきます。

今週は、他にもヘルスケア、航空、消費財と景気の良し悪しが現れる企業が多く、現状を確認する良い機会となりそうです。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。

2021-10-16 今週の米国株状況

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2021-10-16 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは+411.14、+2.76%で大幅上昇、S&P500、NYダウも上昇でアクが抜けたか

金曜日の米国株式市場の終値です。

NASDAQは+73.91、前日比+0.50%の小幅上昇、

S&P500は+33.11、前日比+0.75%の上昇、

NYダウは+382.20、前日比+1.10%の上昇でした。

終値NASDAQが14,897.34、

S&P500が4,471.37、

NYダウが35,294.76、でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+411.14、+2.76%の大幅上昇、

S&P500が+110.18、+2.46%の上昇、

NYダウが+798.70、+2.26%の上昇となりました。

消費者物価指数が予想通りの結果、金融銘柄のQ3決算好調、10年債金利も安定、ということで、好材料により3指数とも上昇です。これで、ほぼ不透明なリスクイベントは消化し、あとはQ3の企業決算次第ということになりました。

CPI消費者物価指数が予想通り。これを確認してから資金を入れました

13日に9月のCPI(消費者物価指数)が発表されました。結果は予想通りでサプライズなしです。

食品、エネルギーを除くコアCPIは、予想が対前月比+0.2%に対し、結果も+0.2%と予想通り。うさにとっては、この結果がある意味、ポジティブサプライズでした。なぜなら、上か下にブレると身構えていたからです。

予想外の予想通りの結果を確認し、半分以上残しておいたキャッシュを一気に投入しました。まだ2日しか経ってませんが、今のところ、この決断は正しかったようです。

買い増しが、

  • クラウドストライク(CRWD)

  • アルファベット(GOOGL)

  • マリオットインターナショナル(MAR)

  • マルケタ(MQ)

  • オートリーグループ(OTLY)

  • QQQ

で、QQQ中心に上手くナンピン買いできました。とはいえ、IPO銘柄のマルケタとオートリーは未だに含み損です。決算で化けるのを期待しましょう。

新規銘柄は、前回好決算を出したハイテクグロース中心です。

  • ドキュサイン(DOCU)

  • ショッピファイ(SHOP)

  • スナップ(SNAP)

  • ユニティソフトウェア(U)

  • アップスタート(UPST)

  • Zスケーラー(ZS)

購入した銘柄は、金曜日時点で全てプラスとなりました。グロース株はショートカバーの恩恵もありますが、出来高も伴っているので悪材料がない限りは上昇していくでしょう。

特にアップスタートの上げ方はすごいですね。前回決算から3段ロケットのように上昇しています。3段目に上手く乗れました。ただし、次の決算次第では墜落する可能性もあることは注意が必要です。

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アップスタート株価

リスクイベントは無事通過。強い消費。来週の注目決算は?

10年債金利は1.57%とやや上昇しました。これは債券売りの株買いの影響のようです。同じようにハイテクからバリューへの資金移動も金曜に見られました。

CPIが予想通りの結果ということで、警戒されていたインフレ懸念が、いったんは解けました。とはいえ、水準的にはまだまだ高いところにあります。政策金利の引き上げ前倒し、来年1回と見られていたところが2回もあり得るという警戒感は相変わらずです。

また、9月の小売売上高が発表されました。予想が前月比、-0.2%だったのに対し、結果は+0.7%と上振れしました。コア小売も、予想+0.5%に対し結果+0.8%と同様に上振れです。

これは、デルタ株不安を完全に抜け切ったと言えそうです。デルタ株含め、コロナへの懸念は問題ではなくなったということです。金曜日のダウの上昇は、金融銘柄の好決算に加え、強い消費が確認されたことも要因でしょう。

これで、9月から続いたリスクイベントはおおよそ消化されました。来週からはQ3決算に注目が集まります。来月初めにはFOMCがあり、テーパリング開始がされますが、これは織り込み済み。雇用統計も問題にはならないでしょう。

来週のうさ個人的注目決算は、火曜日のネットフリックス(NFLX)、木曜日のスナップ(SNAP)です。

ハイテク系では毎回トップバッターとなるネットフリックス。イカゲームが大ヒットしてる中、注目が集まります。ここのところ悪決算が続き、決算直後の暴落を繰り返しているネットフリックス、今回はどうでしょうか。

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ネットフリックス(NFLX)日足チャート

また、先日、購入したばかりのスナップ。国内ではあまり普及していないスナップチャットというSNSですが、現在ARへの投資を強化しています。フェイスブックのシャットダウンでユーザーがかなり流れたという話も聞きます。

前回は好決算で、その後株価は急上昇。その後もみ合いが続いています。今回も好決算で弾みをつけられるか、投資家期待に届かず暴落するか。どちらに転んでも驚かないです。

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スナップ(SNAP)日足チャート

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。