うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-07-18 今週の米国株状況

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2020-07-18 今週のNYダウ平均

今週のNYダウは+586.66、+2.20%の上昇

金曜日のNYダウは-62.76、前日比-0.23%の小幅下落、S&P500は+9.16、前日比+0.28%の小幅上昇で取引を終え、終値はNYダウが26,671.95、S&P500が3,224.73でした。

今週はそれぞれ、NYダウが+586.66、+2.20%の上昇。S&P500が+69.51、+2.16%の上昇でした。

一本調子で上げていたNASDAQが下げ、バリュー株に買いが集まった影響もあり、今週はNYダウ、S&P500ともに上昇しました。

良い内容の決算発表が相次ぐも市場の反応は薄く、様子見ムードか

今週から金融株を中心に、2Q(4-6月期)の決算発表がスタートしました。火曜日は、JPモルガンウェルズ・ファーゴの金融株が発表。どちらも内容は良くなかったです。新型コロナによる貸倒引当金が重く利益を圧迫し、株価は下がりました。

特にウェルズ・ファーゴは、うさも10株のホルダーですが、減配を発表し、株価は急落。一時、8%以上あった配当利回りは1%台に。嫌気した投資家から売られ暴落しました。

翌日はバンク・オブ・アメリカ、シティ、ゴールドマンサックスが発表。どれも市場予想を上回りました。特にゴールドマンサックスはEPS(一株当たり利益)が予想より$2.35上回り、非常に良い内容でしたが、株価は下がりました。

さらにその翌日にはモルガン・スタンレーが発表。こちらも内容は予想を上回りましたが、株価は下がりました。

つまり金融株の決算は、市場から好意的には受け止められず株価の下落を招いてます。市場の期待に届かなかったのでしょう。

かといって失望売りというほど売り込まれてもいません(減配を発表したウェルズ・ファーゴは除く)

新型コロナの第二波本格化を警戒した様子見ムードが生んだ調整と言えそうです。

また、金曜日はネットフリックスの決算発表もありました。こちらは内容は良かったのですが失望売りで-6.52%と暴落しました。アマゾンやディズニーなど強豪の影響で、今後の契約者数の伸びが鈍化する予測を発表したためです。しかしうさは、過度な期待が暴落を誘ったと思います。

来週はハイテク株の決算発表が集中します。ネットフリックスのように過度な期待がかけられている企業(マイクロソフト、テスラ、インテル)の決算が注目されます。

おそらく結果は予想を上回り良いでしょう。しかし、市場の期待はそれを遥かに上回っており、失望売りが生じる可能性があります。

市場全体ではリスクオンムードを継続していますが、うさのように考えている投資家も多いでしょう。それがこの様子見ムードを生んでいると言えます。

ミシガン大消費者信頼感指数は予想に反して下落。米国内で警戒感蔓延

7月のミシガン大消費者信頼感指数(速報)は市場予想の79を割り込み、73.2と予想以上に悪かったです。前月の78.1よりも相当悪化しました。

新型コロナウイルス感染は全米に再拡大しており、新規感染者は最多更新を継続しています。経済活動の縮小も現実のものとなり、消費者の心理を再び冷やしています。

このような状況で来週の米国株市場の行方はどうなるのでしょうか?

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。