うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-06-30 週明け米国株の状況

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2020-06-30 NYダウ平均

NYダウは+580.25、+2.32%の上昇

月曜日のNYダウは+580.25、+2.32%の上昇、S&P500は+44.19、+1.47%の上昇で取引を終了しました。NYダウの終値は25,595.80、S&P500の終値は3,053.24でした。

NYダウは先週の下げから小幅に反発しました。

今週は7/2(木)の6月雇用統計に注目。7/3(金)は独立記念日のため休場

今週は月末であり、1Qの締めでもあります。経済指標の発表が集中する週です。7/3(金)は独立記念日(7/4)の振替祝日のため、米国株式市場は休みです。

今日、6/30(火)は6月消費者信頼感指数の発表。明日、7/1(水)はFRBパウエル議長の証言があり、6月ISM製造業購買担当者景気指数が発表されます。

そして注目は、7/2(木)の6月雇用統計、失業率と非農業部門雇用者数の発表です。同時に今週の新規失業保険申請件数も発表されます。

失業率については、5月の実績が13.3%でした。6月の予想は12.3%となっています。各州で経済活動が再開されていますので、回復はするでしょうが、どの程度かが問題です。

現在の株価は、経済回復への期待が相当に反映されてますので、予想以上の回復を既に織り込んでいると考えられます。

したがって、予想通りの12.3%前後ではネガティブに捉えられ、株価は下がる可能性があります。内容によっては再び暴落の危険性も伴っています。

重要なのは、いまだにコロナ前の4%前後の失業率から大きく悪化状態にあるということです。米国市場は消費者経済が支えているので、雇用の回復が先行しないと消費も回復せず、落ち込んでしまうのです。

それを今は政府の経済的支援が支えていると言えます。今のところ7月末までの期限がありますが、状況によっては延長も考えられます。この支援金が相当数、直接株式市場に流れているという説もあります。株価を重視するトランプ大統領ですから、延長される可能性は高いです。

方向感を失っている米国株式市場。その行方は

期待が先行し株価が上昇する日もあれば、新型コロナの感染第二波を警戒し暴落する日もあるように、現在は非常に不安定な米国株式市場と言えます。

まるで風を失った紙飛行機のようです。ある一瞬で真っ逆さまに墜落してしまいそうな不安感を、投資家は皆抱えているのではないでしょうか?

しかし多くの投資家は、今がチャンスとばかり退場したくても退場はできません。それが現在の株価を形成していると言えます。

方向感を失っている状況ですが、どっちに転んでも大怪我をしないポジションを取るのが、長期投資家には重要と言えます。

具体的には、十分なキャッシュを手元に置きつつ、値動きがマイルドでキャッシュフローが盤石かつ配当を出し続けているバリュー株をホールドしておくことです。

間違っても、このタイミングでハイテク株に全て突っ込むことはしてはいけません。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。