うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-8-24 週明け米国株の状況

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2021-8-24 NASDAQ市場(日足チャート)

NASDAQは+227.99、+1.55%で最高値更新、S&P500、NYダウは小幅上昇

月曜の米国株式市場の状況です。

NASDAQは+227.99、+1.55%の小幅下落。

S&P500は+37.86、+0.85%の小幅上昇。

NYダウは+215.63、+0.61%の小幅上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は14,942.65で最高値更新、

S&P500の終値は4,479.53、

NYダウの終値は35,335.71でした。

先週末の上昇に引き続き、3指数が揃って上昇。特にNASDAQは力強く上昇して、最高値を更新しました。10年債金利も1.25%と心地よい水準で、ハイテク系中心に資金が入りました。インフラ法案によるNYダウ上昇の揺り戻し、ファイザーのワクチン正式承認による後押しもあったと思います。

上下動の激しい米国株式市場。入る時は慎重に

日ごと、週ごとに上下する米国株式市場、ここ数ヶ月はずっとこんな印象でまとまった方向感のない状態です。

この中で、投資成績をコンスタントに積み上げていくのは難しいなあと実感するこの頃です。

先日、投資したズームやクラウドストライクは、購入後も下落を続け含み損が消えません。先週昨日の上昇でだいぶ持ち直しましたが、まだ水面下にいます。

IPO銘柄のマルケタやオートリーも中小型株の苦戦とともに底に沈んでいます。どちらも初めての決算を、若干のミスでクリアしているので今後の上昇に期待しています。どちらの銘柄も一度ナンピンで買い増ししています。

というわけで今は含み益を持っているのが、QQQのみ。それも昨日の上昇でやっとプラ転しただけです。これも明日にはどうなるか全くわかりません。

とはいえ以上は個別株の枠での投資の話。資産としては大半が3人の子供のジュニアNISAで運用しているVTIになります。ご覧のようにコロナショックを乗り越え、ズンズンと右肩上がりです。コロナ時には80万円/人年の枠を一気に使って買い増ししています。

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VTI(週足チャート)

結局、VTIやQQQのようにインデックス系のETFがパフォーマンスが良いという結論になりますね。個別株に資金の大半を突っ込むというのは間違いだと思います。将来大きく伸びる可能性を感じる銘柄に、少額を入れてその行方を見守るという楽しみ方がおすすめです。

VTIやQQQに資金を投入するタイミングも厳密に計る必要はないですが、相場全体が冷え込んだなという時期に少しずつ入れていくことが良いと思います。いつ入れても上昇していたコロナ直後と今は状況が違います。くれぐれも慎重に。

今週末はジャクソンホール、無風通過となるか。次の焦点は8月雇用統計

いよいよ今週末、金曜にジャクソンホール会議が行われます。今年はデルタ株感染拡大の関係でオンラインとなるようです。

過去にはこのジャクソンホールをきっかけに、相場が崩れることがあったようですが、今回はどうでしょうか。FRBのパウエル議長は、それだけは避けたいと考えているはずです。発言内容には慎重に慎重を重ね、相当に言葉を選ぶでしょう。

つまり、今回のジャクソンホールでは何も起きないと予想されます。

テーパリングに関しての言及はされると思いますが、政策金利引き上げについてはまだ話さないと思います。テーパリング、つまり債券買い入れプログラムの縮小のペースもゆっくりゆっくり進めるのではないでしょうか。

先週、今週のNASDAQの上昇は、テーパリングの開始と規模が遠のいたと判断したからというのもあるでしょう。ましてや、政策金利の引き上げなんてまだ当分先と見ています。このシナリオを崩す内容でなければ無風通過するはずです。

シナリオに影響を与える要素としては、9月初めに予定されている8月の雇用統計だと思います。続けて、毎年相場が崩れるタイミングとされるレイバーデイもあります。

今、株式でフルポジションをとっている方は、今週がキャッシュを作っておく最後のタイミングかもしれません。うさはまだ半分以上キャッシュを残しています。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。