うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2021-3-9 週明け米国株の状況

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2021-3-9 NASDAQ市場

NASDAQは-310.99、-2.41%で下落、S&P500小幅下落、NYダウは上昇。セクターローテーション鮮明に

月曜日の米国株式市場の状況です。

NASDAQは-310.99、-2.41%の下落。

S&P500は-20.59、-0.54%の小幅上昇。

NYダウは+306.14、+0.97%の上昇で取引を終了しました。

NASDAQ終値は12,609.16、

S&P500の終値は3,821.35、

NYダウの終値は31,802.44、でした。

先週末のNASDAQの上昇はショートカバーだったようです。週明けの月曜日は一転、NASDAQだけが下落しました。ハイテクグロース株を狙い撃ちしたショート勢は続いているようです。ヘッジファンドの力、こわいですね。

ズーム、、、、超決算株価から30%以上暴落

期待していたズーム・ビデオコミュニケーションの株価が冴えません。1週間前の決算直後の株価からなんと30%以上も下落しています。たった1週間でです。

うさは決算前から長くホールドしていたので、精神的なダメージはそれほどありませんが、むしろいつ買い増ししようかと様子をうかがっているほどですが、決算直後に買った投資家はかなりのダメージでしょうね。

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ズーム・ビデオコミュニケーションズ(ZM)株価推移

今は地合いも悪いので、今週の米国債入札の結果、金利がまた上昇すればショート勢も加わりさらに下落することが予想されます。

ただし、チャートからするとすでに売られすぎの水準の下限ギリギリまで来ているので底を打つ可能性もまたあります。

じっと、買い増しのタイミングをはかっています。

続く金利上昇。それを口実としたショート勢の攻勢。ハイテクグロース投資家は格好の養分に

これだけNASDAQ市場の下落が続くと、ショートカバーの反発があるたびに、これで底を打ったと判断した個人投資家がまた買い、それを養分にまたヘッジファンドがショートを浴びせる。

ここ数週間は、このような駆け引きが続いているような気がします。この流れに巻き込まれないように注意しましょう。自信のない個人投資家は、来週のFOMCが終わるまでは、相場に近づかない方が良いかもしれません。

ヘッジファンドのようなショートで儲ける機関投資家をこらしめてやろうと、RedditのWall Street Bettingに集まる個人投資家が一斉に低位株を買い漁り、ショートスクイーズを起こし、ファンドに損失を被らせたゲームストップ騒動。

今度は逆の構造になっていますね。倍返しどころじゃ無いかもしれません。Robinhoodでトレードしている個人投資家は、今回の下落で損失が膨らみ、もはやショートスクイーズを起こさせるほどの資金は残っていなさそうです。

今回の下落は、きっかけは確かに長期金利時の上昇。それに何のアクションも起こさないパウエル議長とイエレン財務長官に失望した投資家でしたが、これをチャンスとばかりにショートを仕掛けた機関投資家が一人勝ちといった結果になりそうです。

今週は、3年債入札が今夜。10年債が明日。30年債が明後日となっています。今のところ10年金利は落ち着き1.5%前半まで下がっていますが、入札の状況によってはまた乱高下しそうです。

特に明日の10年債の入札が注目です。それが無事に過ぎれば、そろっと動き出しても良い頃でしょう。

2月の運用状況の投稿がまだできてません。時間を見つけてまとめます。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。