2021-1-26 週明け米国株の状況
- NASDAQは+92.93、+0.69%で小幅上昇、S&P500も小幅上昇で最高値更新、NYダウは横ばい
- ロビンフッターのコミュニティ形成による米国株市場の歪み。ゲームストップが乱高下
- 今週は重要決算ラッシュ。FOMCもあり、重要な1週間に
NASDAQは+92.93、+0.69%で小幅上昇、S&P500も小幅上昇で最高値更新、NYダウは横ばい
月曜日の米国株式市場の状況です。
NASDAQは、+92.93、+0.69%の小幅上昇。
S&P500は+13.89、+0.36%の小幅上昇。
NYダウは-36.98、-0.12%の横ばいで取引を終了しました。
S&P500の終値は3,855.36、
NYダウの終値は30,960.00でした。
終値で見ると、ほぼ動きなしに見えますが、日中は激しい値動きがあったようです。NASDAQとS&P500が小幅ながらも最高値更新しました。
ロビンフッターのコミュニティ形成による米国株市場の歪み。ゲームストップが乱高下
先週から、ゲーム販売チェーンのゲームストップ(GME)の株価が急騰しています。きっかけは、アクティビスト(物言う株主)のコーエン氏が取締役就任でした。
業績回復の期待が高まり株価は上昇。そこに目をつけたロビンフッター、コロナ禍で急速に増えた初心者個人投資家が群がり、株価はうなぎのぼりに上昇しました。
空売りを仕掛けていた投資家を物ともせず、逆に株価上昇は加速。そこへ来た昨日の日中の値動きは凄まじいものだったようです。
日中で、上は前日比+70%、下は前日比-35%と、完全におもちゃにされている株価の乱高下でした。
株価がつくということは、その値段で買う人がいたということですから、+70%のてっぺんで掴んだ人はどんな気持ちだったのでしょうね。
今週は重要決算ラッシュ。FOMCもあり、重要な1週間に
さて、先週末にも書いたように、今週は重要決算のラッシュです。
中でも27日、アップル、テスラ、フェイスブックの決算は要注目。28日には、アマゾンの決算も控えています。
先日のネットフリックスの神決算以降、GAFAMには資金が入り始めており、株価は上昇傾向。決算への期待も高まっているところです。
特にテスラは個人投資家の期待も強く、普通の決算では失望売りを呼んでしまう可能性もあります。
悪い決算にはならないと思いますが、期待値に対して結果がどうなのか、また今後の予測が強気なのか弱気なのかで、投資家の反応は大きく変わります。
また、28日にはFOMCの声明発表もあります。こちらも、大きな金融政策の方針は変わらないと思いますが、市場のコンセンサスから少しでもずれた発言が出れば敏感に反応するでしょう。
バイデン新政権の政策、大統領令が続々と動き始めている状況ですから、油断はできません。今週を目処に、少しポジション整理をしておいた方が良さそうです。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。