2020-10-17 今週の米国株状況
- 今週のNASDAQは-204.71、-1.75%で急落。S&P500、NYダウも揃って下落。
- ファストリーが暴落。15日に-27%以上下落。
- 2Q決算発表開始。金融は明暗くっきり。ネガティブサプライズは今のところなし。
今週のNASDAQは-204.71、-1.75%で急落。S&P500、NYダウも揃って下落。
金曜日のNASDAQは-42.31、前日比-0.36%の小幅下落、
S&P500は+0.47、前日比+0.01%の横ばい、
NYダウは+112.11、前日比+0.39%の小幅上昇で取引を終えました。
S&P500が3,483.81、
NYダウが28,606.31でした。
月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、
NASDAQが-204.71、-1.75%の下落、
S&P500が-50.41、-1.45%の下落、
NYダウが-230.48、-0.81%の下落となりました。
今週はNASDAQが4日連続の下落、S&P500、NYダウは3日連続下落で金曜は辛うじてプラ転しました。
今週の下落は、追加経済対策への期待が萎み、新型コロナ第二波への警戒が強まったこと。また、2Q決算が始まった影響もあり、様子見の調整と見られます。
ファストリーが暴落。15日に-27%以上下落。
週明けにクラウドフレア が暴騰したことを伝えましたが、今回は暴落です。
主役はファストリー(ティッカー:FSLY)うさはホルダーです。15日に-27.18%暴落しました。
理由は、14日のアフターで大手クライアントであるTikTok関係の収入減による、2Q決算の見通しを下方修正したためです。直後アフターマーケットでは、20%超下落しました。
ファストリーの2Q決算は10/28に予定されています。先んじて、売上減のショックを和らげようという狙いだったと思われます。
10/7には期待感から19%以上暴騰していたので、株価水準が高すぎる過熱感があったのでしょう。
しかし、ファストリーの暴落は市場への刺激が強すぎたのか、同じようなハイテクグロース株も引きずられて下落しています。
暴落したとはいえ、うさはまだ含み益が残っています。ここは落ち着いてホールドし、決算発表を迎えたいところです。
2Q決算発表開始。金融は明暗くっきり。ネガティブサプライズは今のところなし。
2Q決算発表が今週から始まりました。金融系、ヘルスケア系が主なところです。
先陣を切ったのはJPモルガン。2Q決算はまあまあでした。予想EPSに対し、+$0.85の結果、売上も予想をわずかに上回りました。
シティ、ウェルズ・ファーゴの銀行系も2Q決算はまあまあでした。予想EPSを上回る結果でしたが、低金利の継続、景気先行き不安から株価は下落しました。
一方、ゴールドマンサックスの2Qは好決算でした。予想EPSに対し、+$4.18の結果、売上も予想を大きく上回りました。
モルガン・スタンレーの2Qも良かったです。予想EPSに対し、+$0.31の結果、売上も予想を大きく上回りました。
ヘルスケア系でいくと、うさもホルダーであるジョンソン・エンド・ジョンソンです。2Q決算はまあまあ。予想EPSに対し、+$0.22の結果。売上は予想をわずかに上回りました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は、失望売りにより値を下げています。
しかし、どの決算も今のところ予想通りか、もしくは予想を上回る結果となっており、市場全体への悪影響はなさそうです。
来週も引き続き、決算ウィークです。
20日にはP&G、ネットフリックスが。
21日には注目のテスラ が決算発表です。うさのポートフォリオでは金額ベースの保有率が高いので要注目です。
個別株ホルダーは、各銘柄の決算スケジュールを確認しておいた方が良いでしょう。Investing.comの決算カレンダーが使いやすいです。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。