うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-10-03 今週の米国株状況

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2020-10-03 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-42.51、-0.38%、S&P500、NYダウともに横ばい。

金曜日のNASDAQは-251.49、前日比-2.22%の下落、

S&P500は-32.36、前日比-0.96%の下落、

NYダウは-134.09、前日比-0.48%の下落で取引を終えました。

終値NASDAQが11,075.02、

S&P500が3,348.44、

NYダウが27,682.81でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-42.51、-0.38%の横ばい、

S&P500が-3.16、-0.09%の横ばい、

NYダウが+98.69、+0.36%の横ばいとなりました。

順調に上げてきた株価が、金曜のマーケットオープン前に飛び込んできたネガティブサプライズで帳消しとなった一週間でした。

結果、株価は月曜とほぼ変わらず横ばいとなっています。

初の討論会。そして、トランプ大統領、新型コロナ感染。

まずは、金曜の米国株式市場に大きな影響を与えた、トランプ大統領の新型コロナ感染から。

トランプ大統領Twitter新型コロナウイルスの陽性結果が出たと投稿。メラニア夫人も陽性です。

オープン前にこのニュースが入り、先物市場は軒並み2%近く下げました。

また、VIX先物では、うさが最後に確認した段階で5%上昇、指数は目安の30を越しました。

しかし、午後になって病状は軽いと伝えられ、バイデン候補などは陰性とわかり、市場は思ったほど崩れなかったようです。

軽症とは言え、トランプ大統領は比較的高齢で肥満体質のため、今後の容態が心配されます。しかし意外なことに、トランプ大統領はアルコールはおろかコーヒーさえ飲まないという、ヘルシー志向。外見からはわからないですよね。

ここで2週間隔離のうえ、見事に復活してくると、逆に大統領選には好印象に映るかも知れませんね。ここまで計算した演出だとすると、見事としか言いようがありませんが、真相はわかりません。

さて、今週初め、大統領選で初めてトランプ大統領とバイデン候補のテレビ討論会が行われました。

詳しい内容は割愛しますが、激しい舌戦が繰り広げられました。舌戦というよりは口喧嘩と言った方が良いかも知れません。見るに耐えないひどい内容だったようです。

この討論会で世論はバイデン候補有利と見たようです。

大統領選については、日経新聞のこのサイトがグラフィカルにまとまっており見やすいです。

vdata.nikkei.com

支持率でいくとバイデン候補有利と出ていますが、この傾向は前回の大統領選でも同じでした。クリントン候補が終始圧倒的有利とデータは示していましたが、最後に勝ったのはトランプ。

勝因は、このような世論調査が届かない低所得者層の圧倒的支持だったと言われています。大雑把にいうと、金持ち=民主党支持、貧乏=共和党支持、ということですね。

バイデン候補は、クリントン候補の敗因の反省を踏まえ、中間層や低所得者層への訴えを強めています。このような事情もあるのでしょうね。

ますます不透明感が強まった米国株式市場。追加経済対策の行方は

トランプ大統領コロナ感染のニュースの裏で、追加経済対策案成立へ進展がありました。

航空業界向けに250億ドルの追加雇用支援策が合意目前と報道されました。

このサプライズで航空銘柄が一気に回復。うさが持っているボーイングも急上昇しました。

また、トランプ大統領の容態もマーケットオープン中に軽症と伝えられ、なんとか暴落は免れました。

しかし、予想外の事態に市場はますます不透明感が強まり不安定となるでしょう。相場を読み切ることは難しいですが、かと言って参加しない機会損失も大きくなってきました。

追加経済対策の合意は、株買いの大きな機会となりますし、今月は2Qの決算も待っています。

歴史的な混乱の中、見極めが重要となってきました。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。