うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-09-19 今週の米国株状況

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2020-09-19 今週のNASDAQ

今週のNASDAQは-263.37、-2.44%の下落

金曜日のNASDAQは-117.00、前日比-1.07%の下落、

S&P500は-37.54、前日比-1.12%の下落、

NYダウは-244.56、前日比-0.88%の下落で取引を終えました。

終値NASDAQが10,793.28、

S&P500が3,319.47、

NYダウが27,657.42でした。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが-263.37、-2.44%の下落、

S&P500が-64.07、-1.93%の下落、

NYダウが-335.91、-1.21%の下落となりました。

今週は、主要3指数そろって続落です。先週は軟調相場から回復して、ほぼ横ばいでしたが、今週は3日連続して下落しました。金融関連の大きなイベントがあり、調整したと見られます。

特に、これまで強かったGAFAM、ハイテク大型株が不調でした。

FOMCはサプライズ無く、無事に終了。スノーフレークとユニティが上場。

注目されたFOMC声明発表は、大きなサプライズも無く、また失言も無く、無事に終えました。相変わらず、見通しは不透明で、2023年までのゼロ金利政策継続が強調されました。

声明発表まで様子見ムードで凪だった株価の動きは、声明発表終了後に荒い値動きとなりました。米国債金利が若干上昇した影響もあったと思います。為替は逆に円高ドル安となりました。

サプライズがなかったということで、逆に相場の方向感も、投資家の思惑によって定まらず、売り買いが錯綜する結果となりました。相場のムードとしてはネガティブでした。

これまで絶好調だったGAFAMを中心としたハイテク大型株は、利確のためか大きく売り込まれ、他の成長株や、割安放置されていたバリュー株へと、物色を探し発散した動きだったように思います。

また、注目の新規株式公開が2つありました。

一つ目は、バークシャーハサウェイやセールスフォースが投資した、スノーフレーク(ティッカー:SNOW)です。IPO後、初値は倍となりました。その後、軟調な地合いに引きづられ下落しています。

スノーフレークは、ビッグデータ解析を得意とするクラウドサービスです。新型コロナ後、資金が集まっているSaaS銘柄の一つです。

二つ目は、3Dゲームの基幹エンジンを提供するユニティ(ティッカー:U)です。こちらも初値は伸びましたが、その後同じく下落しました。

大きなイベントを乗り越え、次のテーマは追加経済対策、大統領選、2Q決算

今週は、大きなイベントとしてFOMCがあったわけですが、何事もなく乗り越えられました。株価は下落基調ですが、暴落までは至ってません。調整だと考えられます。

相変わらずGAFAMからは資金が引き上げられ、その結果、指数としては下落する可能性がありますが、相場全体のムードは底固さも感じられます。

次に注目される材料、テーマとしては揉めている追加経済対策の具体案でしょう。先週は決裂しましたが、大統領選にも影響してくるので、手を緩めるはずはありません。

米国の新規失業保険申請数は高止まりしています。雇用問題に関しても国内消費に関わってくる重要問題なので、注視する必要があるでしょう。

感染者数、死亡者数ともに落ち着いてきているので実体経済回復に期待が持てます。欧州で再び増加し始めているのは懸念事項ですが。

来月に入ると2Q決算が待っています。新型コロナを機会に伸びたハイテクグロース株の実力が試されます。今は期待先行で株価が上昇しているので、決算の結果によっては失望売りは避けられなさそうです。

頭を悩ませる状況が続きますが、冷静に相場環境を見極めていきたいものですね。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。