うさカブ

つみたてNISA、ジュニアNISA3人分、現物に米国株を全力で突っ込むUSA株(うさカブ)ブログ

2020-09-12 今週の米国株状況

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2020-09-12 今週のNASDAQ市場

今週のNASDAQは+5.85、+0.05%の横ばい

金曜日のNASDAQは-66.05、前日比-0.60%の小幅下落、

S&P500は+1.78、前日比+0.05%の小幅上昇、

NYダウは+131.06、前日比+0.48%の小幅上昇で取引を終えました。

終値NASDAQが10,853.55、

S&P500が3,340.97、

NYダウが27,665.64でした。

全体的に相場は軟調で、NASDAQは続落し、S&P500とダウはなんとかプラスで食い止めた形です。

月曜から金曜までの今週の変化はそれぞれ、

NASDAQが+5.85、+0.05%の横ばい、

S&P500が+9.13、+0.27%の小幅上昇、

NYダウが+164.29、+0.59%の小幅上昇となりました。

今週は、先週の暴落の流れを引継ぎ、三連休明けにドンと下落して始まりました。それから日中の取引も、上がったり下がったり非常に荒い値動きが続きましたが、終わってみるとどの指数もほぼ横ばい。売り買いが交錯する一週間でした。

譲歩した追加経済対策案は否決。財政政策の行方は不透明。

10日に追加経済対策案で大きな動きがありました。

これまで、共和党1兆ドル、民主党3兆ドルの案が平行線をたどっていました。そこで唐突感のある、3000億ドル案が共和党から出され、結果は否決となりました。

これを受け、10日の株式市場は大きく値を下げました。

大統領選を控え、共和党民主党は一歩もひかない様相で、追加経済対策案は暗礁に乗り上げた状況です。

政府の財政政策は完全に不透明のまま、大統領選に突入するのではないでしょうか?そうなってくると、実体経済回復が不安となってきます。

また来月10月は、2Q(7ー9月)の決算発表が控えてます。2Qは新型コロナの影響を乗り越え、その企業の実力が試される重要な決算だと考えてます。

おそらく2Q決算で、好不調の企業の明暗がはっきりあらわれるのではないでしょうか。そのためにも国内消費を刺激する、追加経済対策が重要になってくると思います。

感染者と死者は減ってきているようなので、追加経済対策とは関係なしに実体経済が回復してくれれば良いのですが。

来週の注目はFOMC声明発表、相場に変化が表れるか?

そんな中、来週17日にはFOMCの経済見通し、政策金利の発表があります。

政策金利は今のゼロ金利(0.25%)維持で変わらずだとは思いますが、注目は声明文の中身、これからの経済状況をどう見通しているかですね。

また、現在の金融緩和以上の施策がなされるのか?あるいは引き締められるのか?これも重要なポイントです。

現在の株式相場は、実体経済と完全に乖離した、金融相場となっています。

つまり投資家たちの思惑、FRBの金融政策、政府の財政政策が微妙にバランスして保たれている。互いの信用だけで支え合っている状態と言えます。

したがって、金融的な施策や展望によって左右されます。わかりやすく言うと信用情報だけで相場が変化してしまう状況です。

リーマンショックが起こった時も同じような状況だったと思いますが、あの時と違うのは、FRBや政府との結託度合いだと思います。

米国が一丸となって、この新型コロナの打撃を打開しようとしている。そこはリーマンやドットコムバブルと違う、大きなポイントだと思います。

米国を崩壊に導くような判断はされないと思いますし、その伝え方には特に慎重に気をつけていると思います。つまり、相場の変化は必要最小限の結果になるでしょう。

この波は信用できる。うさはそう考えています。

※8月の資産運用実績が、まだ書けてません。この週末になんとかします。

今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。