2020-05-12 週明け米国株の状況
NYダウは-109.33、-0.45%の下落
週明け月曜日のNYダウは-109.33、-0.45%の下落、S&P500は-0.39、-0.01%の上昇で取引を終了しました。NYダウの終値は24,221.99、S&P500の終値は2,930.19でした。
新型コロナ第二波警戒とロックダウン緩和による経済回復期待が綱引き状態
今週も寄り付きはかなり下げて始まりました。新型コロナの第二波を警戒してのことです。しかし、ハイテク株が牽引し、NYダウ終値は小幅の値下がり、S&P500は横ばいとなりました。様子見といったところでしょうか。
米国では新型コロナによる死者が8万人を突破しました。感染者数は累計で130万人以上。いち早くロックダウンを緩和したドイツやフランスの感染者数増加が報告されてます。日本も含め、世界的に第二波に対する不安が高まっている状況です。
今週の米国株は上昇するか
ロックダウン緩和による経済回復への期待先行で今週の米国株はNYダウだと25,000、S&P500は3,000の節目を目指すのが大きな見方でしょう。
今週の注目は、毎週木曜日に発表される新規失業保険申請件数。予想は250万人となっています。これまでは毎週予想を上回る申請件数でした。先週の失業率が予想を下回ったため、注目されます。
また、金曜日には月次の4月小売売上高が発表されます。これは前月比のパーセンテージで示され、予想では-12.0%となっています。米国では3/17のサンフランシスコを皮切りに3月末までに各都市でロックダウンがされました。生活必需品の買い占め行為など、小売業にプラスの側面もありますが、ロックダウンが4月の小売業にどれほどネガティブな影響を与えたかを示す重要な指標になります。
今日は以上になります。 夜はちゃんと寝ましょうね。